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Java™ Platform, Standard Edition 6
(Java™ SE 6) バージョン6.0.00

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Java™ テクノロジ
HP-UX 11i

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Java™ Platform用JDKJRE、Plug-Inバージョン6.0.00リリース ノート
HP-UX PA-RISC & HP Integrityシステム

目次

» 概要

» 特徴
  » HotSpot 6.0.00 Server JVM

» インストール
  » パッチ
  » HP-UXシステム要件
  » Webブラウザ要件
  » インストール手順
  » ファイル構造(JDK/JRE)
  » ファイル構造(Runtime Plug-in)

» ドキュメント
  » 不要なアーキテクチャ サポートをJREから削除
  » WDBを使ってJavaスレッド スタックのバックトレースを調べる
  » -AAおよび-APオプションで構築されたC++アプリケーションのサポート(PA-RISCのみ)
  » ガベージコレクション
  » アジア系TrueTypeフォントとアジア系ロケール
  » Date/Timeメソッド-デフォルト
  » プロファイリング
  » 以前のリリースとの互換性
  » Java Cryptography Extension (JCE)ポリシー ファイル
  » Runtime Plug-Inの構成
  » CLASSPATH環境変数
  » Java Web Startテクノロジの使用方法
  » 前バージョンのJava Web Start からのアップグレード
  » Java Web Startのその他ドキュメント
  » その他のドキュメント(HP社とSun Microsystems社)

» 問題の修正と既知の問題
  » 補足文字が空白ボックスで表示される(11i HP IntegrityとHP 9000 PA-RISC)
  » HP Integrityで JVMの初期化に JNI_CreateJavaVM()を使用するか、またはJVMにAttachCurrentThread()で結合
  » コンパイラ セーフポイントの使用(HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISC)
  » TLSによるshl_load HotSpot libjvmの問題(HP-UX PA-RISC 32-bitのみ)
  » HP IntegrityおよびPA-64システムでの+noenvvarおよび+compatリンカーオプションの使用
  » setuidまたはsetgidを使用したJavaの実行(HP IntegrityおよびPA-RISC)
  » HP Integrity(Itanium)上でのPA2.0 エミュレーション (Aries) の実行
  » HP-UX PA-RISCでの-XX:+TaggedStackInterpreterオプションの使用
  » JDK 6.0.00でのCMSの問題

概要

Java Platform, Standard Editionバージョン6 (Java SE 6) for HP-UXには、HP-UX 11i HP IntegrityおよびHP 9000 PA-RISCシステムで、32ビットおよび64ビット用Javaアプリケーションを開発・配備するためのツールが用意されています。 サポートされているHP-UXリリースについては、 HP-UXシステム要件を参照してください。

リリースノートはソフトウェアキット パッケージに含まれていません。本リリースに関する情報については、このWebサイト版を参照してください。 このWebサイト版では、特に問題点など、最新の情報を提供しているので、時々チェックしてください。 現在、Runtime Plug-inとJava Web Startについての情報は、それらのリリース ノートに含まれています。

Java Platform, Standard Edition 6には、2つの主要製品があります。

  • Java SE 6 Runtime Environment 6 (JRE)
    JREでは、ライブラリ、HotSpot Java仮想マシン、Javaアプリケーションの実行に必要なその他コンポーネントが提供されます。 LICENSEファイルのHPソフトウェア ライセンス契約と補足事項の範囲内に限り、JavaアプリケーションとともにJREを提供することが可能です。 この場合、HP社が提供しているJREファイルをすべて含める必要があります。

    JREはJDKダウンロードパッケージに含まれています。また、単体の製品としても提供されています。 Runtime Plug-inとJava Web Startテクノロジは、JREパッケージに含まれています。

  • Java SE Development Kit 6 (JDK)
    JDKは、JREのスーパーセットであり、アプレットやアプリケーションの開発に必要なコンパイラやデバッガなどのツールを提供します。 JDKダウンロード パッケージには、JREが含まれています。

特徴

Java Platform, Standard Editionバージョン6は、大幅な変更が加えられたリリースです。 このリリースには、新しい機能、拡張、更新が数多く含まれ、前のリリースとの下位互換性も維持されています。

Java SE 6で提供される機能の一部を以下に示します。

  • Javaプログラミング言語とツールAPI
    • アプリケーション内からソース ファイルをコンパイルするためのフレームワーク
    • 標準化された既存のアノテーション処理ツール

  • セキュリティとネットワーキング
    • XML電子署名
    • スマートカード I/O API
    • クッキー マネージャをデフォルトで実装
    • 国際化ドメイン名とリソース識別
    • ネットワーク パラメータへのプログラム アクセス

  • Java Management Extensions (JMX)
    • スレッド プールを使用する改善されたJMX監視API
    • Model MBeanを超えたMBean記述子をサポート
    • ユーザー定義可能なアプリケーション用MBean

  • システム構成の保管
    • 診断、監視、管理への継続的な投資
    • ロックに関する監視と診断の改善
    • jconsoleの改善
    • java.lang.OutOfMemoryErrorの診断の改善
    • 実行中のアプリケーションのスレッド ダンプの改善
    • JVMTIおよびJPDAの改善

Java SEバージョン6の機能の完全なリストについては、「機能と拡張」(英語)をクリックしてください。 Danny Cowardによる「Java SE 6の新機能」(英語)にも、その他の情報が記載されています。

HotSpot 6.0.00 Server JVM

旧HotSpot JVMでサポートされていた-Xオプションは、すべてHotSpot 6.0.00でサポートされています。 パフォーマンス、ツール サポート、ツール機能強化、および特長については、http://java.sun.com/javase/6/docs(英語)を参照してください。

HP IntegrityおよびHP 9000 PA-RISCシステム用のHotSpot 6.0.00 Server JVM for HP-UX 11iは、クライアントとサーバのいずれのワークロードにも適しています。 Server VMをクライアント側アプリケーションに適した構成オプションで起動できます。

JDK 6.0.00 HotSpot 6.0.00 Editionは、Java 2プラットフォームのコアAPIをサポートし、これには、RMI(Remote Method Invocation)、ノンブロッキングI/O API、Collections Framework、IPv6などが含まれます。 Java 2 Platformバージョン6.0APIの仕様は、http://java.sun.com/javase/6/docs/api/index.html(英語)に記載されています。

JDK 5からJDK 6へのアップグレードには、JDK 6 Adoption Guideが役立ちます。 このガイドは、http://java.sun.com/javase/6/webnotes/adoption/adoptionguide.html(英語)に掲載されています。

HotSpot 6.0.00 Server JVMで提供される機能の一部を以下に示します。

  • パフォーマンスの向上

  • Java Platform Debugger Architecture (JPDA)
    JPDA for HP-UX は、複数プラットフォーム、仮想マシン(VM)実装、SDKバージョン間で高い移植性を持つデバッガ アプリケーションを、ツール開発者が容易に作成できるようにする多層デバッグ アーキテクチャです。 JPDAは、次の3つの階層で構成されます。

    • JVMTI - Java VM Tool Interface:
      JVMDI (6.0リリースから削除)に置き換わるものとして、JDK 5で導入された新しいインタフェースです。 VMが提供するデバッグ サービスを定義します。

    • JDWP - Java Debug Wire Protocol
      デバッグ対象とデバッガ プロセス間で行われる通信を定義します。

    • JDI - Java Debug Interface
      高レベルのJava言語インタフェースを定義します。これを使用することにより、ツール開発者は、リモート デバッガ アプリケーションを容易に記述できます。

    使用方法については、Sunの接続と呼び出しに関する詳細http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/jpda/conninv.htmlを参照してください。

  • ノンブロッキングI/O API
    1.4.1で実装され、現在は、パッケージ java.nioのJavaシステム ライブラリの一部になっています。 下位互換性のために、これまでのクラスcom.hp.io.Pollを使用したI/Oの多重化の実装も引き続き組み込まれています。 アップグレードを実行し、新しいjava.nioパッケージの機能を使用することをお勧めします。

  • PA-RISCおよびIntegrityでのIPv6のサポート
    使用法については、『HP-UX Java2 プログラマーズ ガイド』のIPv6 (Internet Protocol version 6)のサポート(英語)を参照してください。

  • HP社のデバッガWDBのサポート
    HP社のデバッガWDB 3.0.01以降を使って、Javaスレッドスタック内の、混在した言語フレーム(JavaとC/C++)を含むバックトレースを調べることができます。 これによって、VMアプリケーションやJavaの言語を混ぜたアプリケーションのデバッグが簡略化されます。 詳細は、『HP-UX Java 2プログラマーズ ガイド』の「WDBを使ってJavaスレッド スタックのバックトレースを調べる」 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/diag_memory_leaks.html#wdb_debug (英語)を参照してください。

  • -Xeprofオプション:
    HPjmeterのプロファイルデータを生成します。 ゼロ準備プロファイリングを使用できます。 構文と使用方法については、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/UNIX/Java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-Xeprof(英語)を参照してください。

  • 32ビットJVM/JRE用のサイズの大きいヒープ
    HP-UX 11i v2 (11.23)では、パッチをインストールすることなく最大3.5GBのヒープがサポートされ、HP-UX 11i v1(11.11 PA )では、パッチをインストールすれば最大3GBのヒープがサポートされます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズ ガイド』の「メモリの拡張」 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/expanding_memory.html(英語)を参照してください。

  • 64ビット モード
    -d64オプションでサポートされています。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズ ガイド』 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-d64(英語)を参照してください。

  • -XX:+HeapDumpオプションでは、時間の経過にともなってスナップショットをとることによって、実行中のJavaアプリケーションのメモリ割り当てを観察可能
    _JAVA_HEAPDUMP=1環境変数を使用することによって、Javaコマンド行を変更せずにメモリ スナップショtットをとることができます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』: http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-XX:+HeapDump (英語)を参照してください。

  • -XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError
    HeapDumpOnOutOfMemoryError コマンド行オプションを指定すると、メモリ不足エラー状態に達したときに、JVMがJavaヒープのスナップショットをダンプします。 このオプションは、ヒープをダンプする前に完全なガベージ コレクションを実行します。そのため、ヒープが一杯になった原因がわからない場合があります。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError (英語)を参照してください。

インストール

パッチ

*** Java 6.0にはリンカー パッチが必要です! ***

JDK 6.0には、リンカー パッチが必要です。 このパッチIDは、11.11システムではPHSS_35385、 11.23システムではPHSS_37201、11.31システムではPHSS_37202です。 このパッチは、libjli.slのロードの問題を解決します。

*** Java 6.0setuid/setgidユーザーのための重要なお知らせ!***

setuid/setgidを使用する場合、アプリケーションを実行するには、パッチをインストールし/etc/dld.sl.comをセットアップする必要があります。 詳細は、setuidまたはsetgid を使用したJavaの実行(HP IntegrityおよびPA-RISC)の項を参照してください。

***HP-UX 11i v1 (11.11)でPA-RISCをお使いの方へ重要なお知らせ! ***

システムHP-UX 11i v1 (11.11) PA-RISCの場合、パッチPHNE_35183 (または代替パッチ)をインストールします。このパッチは、ハングの原因となるソケットの問題を解決します。 さらに、pthreadsパッチPHCO_36229 (または代替パッチ)もインストールする必要があります。 HP-UX 11.23または11.31を稼動するIntegrityシステムまたはPA-RISCシステムには、これらのパッチは必要ありません。 お使いのコンピュータにすでにインストールされているパッチを調べるには、rootとしてログインし、次のコマンドを実行します。

/usr/sbin/swlist -l product

必要なパッチは頻繁に変更されているので、リリースノートに一覧が掲載されている以外のパッチが必要になる場合もあります。 必要なパッチや推奨パッチがすべてインストールされていることを確認するためには、Java必須パッチのWebページhttp://www.hp.com/products1/unix/java/patches/index.html (英語)を参照してください。

HP-UXシステム要件

HP Integrityサーバ: HP-UX 11i v2 (11.23)またはv3 (11.23または11.31)を稼動するIntegrityサーバがサポートされます。 現在のHP Integrityサーバについては、次のWebサイトを参照してください。 http://www.hp.com/products1/servers/integrity/index.html (英語)。

HP PA-RISC 9000システム: Java 6.0は、HP-UX 11i v1 (11.11)、11i v2 (11.23)または11i v3 (11.31)が稼動するすべてのPA-RISC 2.0マシンでサポートされます。

Webブラウザ要件

Java 6.0 Plug-inでサポートされるWebブラウザは、Mozilla/HP-UX version 1.5.0.00以降のみです。 Netscapeはサポートされません。

インストール手順

JRE 6を含むJDK 6をダウンロードしてインストールするには、約670MBのディスク スペースが必要です。 Runtime Plug-inとJava WebStartテクノロジを含むJRE 6のみをインストールする場合は、約640MBが必要になります。

HP社は、JDK 5.0から、JRE depotの一部としてRuntime Plug-inを提供しています。 したがって、JREをインストールすると、Plug-inも自動的にインストールされます。

HP-UX JDK、JRE、Plug-in for the Java 6は、/opt/java6にインストールされます。 以下に示すようにSD-UX swinstallコマンドを実行し(rootユーザーとしてログイン)、ソフトウェアをインストールします。

/usr/sbin/swinstall

このコマンドの指示に従って、インストールします。 Source Depot TypeをLocal Directoryに、Source Depot Pathを /tmp/<filename>に変更してください。 オプションメニューでは、Reinstall filesetsオプションを選択し、Mount filesystemsオプションは選択しないことをお勧めします。

警告: rt.jar、charsets.jar、jpda.jar、tools.jar、jce.jar、およびjsse.jarをアーカイブ展開しないでください。 これらのファイルはJDKツールおよび実行環境で必要です。

ディレクトリ/opt/java6/binPATHに追加してください。

Javaプログラムを実行するために必要な、重要なシステム パラメータの設定については、『Programmer's Guide for Java 2』 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)を参照してください。

別の場所へのインストール

ソフトウェアを別の場所にインストールするには、swinstall行の末尾に@/<alternatedirectory>を追加し、PATHにインストール先のディレクトリを追加します。 次に例を示します。

/usr/sbin/swinstall -s <download> \* @/<alternatedirectory>

SD-UXは、デフォルトの製品パスの先頭に<alternatedirectory>を追加します。 したがってJavaは/alternatedirectory/opt/java6にインストールされます。

Javaホーム ディレクトリを、/opt/java6ディレクトリを付けないで<alternatedirectory>内にするには、一時ディレクトリにインストールした後で、任意のディレクトリに移動する必要があります。

次に例を示します。

swinstall -s <download> \* @/<temporarydirectory>
mv <temporarydirectory>/opt/java*/* <finalalternatedirectory >

または、インストールしてから、ディレクトリにリンクします。

次に例を示します。

swinstall -s <download> \* @/<actualdirectory>
ln -s <finalalternatedirectory> /<actualdirectory>/opt/java*

2つのファイル<alternatedirectory>/etc<alternatedirectory>/varが作成されることに注意してください。 これらのファイルは、別の場所にインストールされた製品に適用されないため、削除してかまいません。

ファイル構造(JDK/JRE)

次の図は、ファイル構造の概略を示します。

 java6

     |	 
  ___|________________________________________________ 
   |        |          |            |           |         

  bin      lib        jre          demo      include  
   |        |          |

  java    tools.jar    | 

  javac   dt.jar       |

  javadoc ir.idl       |

  javah   jconsole.jar |

  javap   orb.idl      | 

  javaws               |
  jdb                  |
  jhat                 |
  jrunscript           |
  rmid                 |
  tnameserv            |
  wsgen                |
  :                    |

                     __|_____________________________  
                     |                             |

                    bin                           lib

                     |                             |
                    java                           |
                    rmid                           |
                    tnameserv                      |
                    :                              |
                                                   |

                              _____________________|__________________________________________  

                             |       |    |         |        |         |            |        |
                          rt.jar     zi   security  ext      PA_RISC2 PA_RISC2.0W IA64N   IA64W 
                          charsets.jar    |         |     |__|___________|__________|________|___
                          deploy.jar      jar and   jar      |           |          |        |
                          jce.jar         policy    files  server      server     server   server
                          jss2.jar        files
                          :   

ツールはopt/java6/bin、ライブラリはopt/java6/libにインストールされます。 tools.jarファイルには、ツールとユーティリティをサポートするためのクラスが格納されています。 dt.jar ファイルには、BeanInfoファイルのDesignTimeアーカイブが格納されています。

jreディレクトリには、Java実行環境が格納されています。 rt.jarファイルには、コアAPIAPI用のランタイムクラスが格納されています。 charsets.jarファイルには、インターナショナライゼーションおよびローカリゼーションのクラスおよびファイルが格納されています。 securityディレクトリには、セキュリティ管理ファイルが格納されています。

HP-UXプラットフォームによって使用される共有ライブラリは、以下のディレクトリに格納されます。

PA_RISC2.0 PA-RISC 2.0 32ビット
PA_RISC2.0W PA-RISC 2.0 64ビット
IA64N Integrity 32ビット
IA64W Integrity 64ビット

includeディレクトリには、JNIおよびJVMDIをサポートするためのヘッダファイルがあります。

ファイル構造(Runtime Plug-in)

Runtime Plug-inでは、Mozilla/Firefoxブラウザによってロードされる共有ライブラリ、残りのRuntime Plug-inファイル、JREが以下の固定相対位置になければなりません。

/opt/java6/jre Runtime Plug-inおよびRTEファイル
/opt/java6/jre/plugin/PA_RISC2.0/mozilla Mozilla/FirefoxブラウザによってロードされるRuntime Plug-in共有ライブラリ
/opt/java6/jre/plugin/IA64N/mozilla Mozilla/FirefoxブラウザによってロードされるIPF Runtime Plug-in共有ライブラリ
/opt/java6/jre/plugin/desktop デスクトップ インタフェース用のJava 6サポート

JPIがデフォルト ディレクトリである/opt/java6/jreにインストールされる場合、ブラウザがRuntime Plug-in共有ライブラリの格納場所を探せるよう、次のリンクがインストール時に作成されます。

Runtime Plug-in PA-RISCのインストール:

/opt/mozilla/plugins/libjavaplugin_oji.sl -> \ 
    /opt/java6/jre/plugin/PA_RISC2.0/mozilla/libjavaplugin_oji.sl 

Runtime Plug-in HP Integrityのインストール:

/opt/mozilla/plugins/libjavaplugin_oji.sl -> \ 
    /opt/java6/jre/plugin/IA64N/mozilla/libjavaplugin_oji.sl

Runtime Plug-inがデフォルト ディレクトリ以外にインストールされている場合、Mozilla/Firefox がRuntime Plug-inの格納場所を探せるようにするため、システム管理者は類似のリンクを作成する必要があります。 または、Mozilla/Firefox用環境変数MOZ_PLUGIN_PATHを使用することもできます。

Mozilla/Firefox for HP-UXについての詳細は、www.hp.com/go/mozilla (英語)を参照してください。 Plug-inに関するドキュメントとFAQについては、http://java.sun.com/products/plugin (英語)を参照してください。
 

ドキュメント

『HP-UX Java 2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)は、開発者向けのドキュメントです。 このガイドには、HotSpotオプション、HP社固有のオプションと機能、メモリの割り当てに関する提案と例、WDBを使ってJavaスレッドのバックトレースを調べる方法、Javaネイティブ インタフェースのコード例などが記載されています。

詳細は、Sun Microsystems社のJava HotSpot VMオプションhttp://java.sun.com/docs/hotspot/VMOptions.html (英語)を参照してください。

不要なアーキテクチャ サポートをJREから削除

JREライセンス契約では、JREを再配布するパートナーは、不要なアーキテクチャのサポートを削除する場合があります。 機能コンポーネントは、どのような状況でも削除されない場合があります。 不要アーキテクチャのサポートを削除する場合は、次のように行います。

次のコマンドでは、JREが標準的なディレクトリ/opt/java6/にインストールされていることが前提となります。

  • PA-RISCシステムで、64ビットサポートを削除:

/usr/sbin/swremove Jre60.JRE60-PA20W Jre60.JRE60-PA20W-HS

  • HP Integrityシステムで、64ビットサポートを削除:

/usr/sbin/swremove Jre60.JRE60-IPF64 Jre60.JRE60-IPF64-HS

  • PAファイルセットは、HP Integrityシステムにはデフォルトでインストールされていません。 何らかの理由でそれらをインストールした場合は、以下に示すようにして削除できます。
    /usr/sbin/swremove Jre60.JRE60-PA20 Jre60.JRE60-PA20-HS \
         Jre60.JRE60-PA20W Jre60.JRE60-PA20W-HS
    

WDBを使ってJavaスレッド スタックのバックトレースを調べる

現時点では、HP社のデバッガWDB 3.0.01以降(GNUデバッガGDB)を使って、Javaスレッド スタック内の、Javaの言語を混ぜたフレーム(JavaとC/C++)を含むバックトレースを調べることができます。 これによって、JVMアプリケーションやJavaの言語を混ぜたアプリケーションのデバッグが簡略化されます。

環境変数GDB_JAVA_UNWINDLIB に、JDKにあるJavaアンワインド共有ライブラリlibjunwindのパス名を設定してください。 JDK Javaアンワインド共有ライブラリのデフォルト パス名は次のとおりです。

/opt/java6/jre/lib/PA_RISC/server/libjunwind.sl
/opt/java6/jre/lib/PA_RISC2.0/server/libjunwind.sl
/opt/java6/jre/lib/PA_RISC2.0W/server/libjunwind.sl
/opt/java6/jre/lib/IA64N/server/libjunwind.so
/opt/java6/jre/lib/IA64W/server/libjunwind.so

たとえば、環境変数は次のように設定します(kshの場合):

64ビットPA2.0マシン:

export GDB_JAVA_UNWINDLIB=/opt/java6/jre/lib/\
PA_RISC2.0W/server/libjunwind.sl

64ビット HP Integrityマシン:

export GDB_JAVA_UNWINDLIB=/opt/java6/jre/lib/\
IA64W/server/libjunwind.so

デフォルト以外の場所にJDKをインストールしている場合は、上のコマンドの/opt/java6を、ご自分のインストール パスに変更してください。 そして、通常どおりWDBを使って、ご自分のJavaアプリケーションあるいはコアファイルをデバッグしてください。 新しいJavaスタック アンワインド機能の使い方については、http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/tutorials/index.html (英文)にある「Debugging native and Java code with WDB」のチュートリアルスライドを参照してください。

-AAおよび-APオプションで構築されたC++アプリケーションのサポート(PA-RISC)

Javaでは、C++アプリケーションを構築するために-AAおよび-APオプションをサポートします。 PA-RISCシステムで稼動するHP-UX 11.11以降のリリースの場合、C++は -APランタイム オプションをデフォルトで使用します。 Javaをロードするアプリケーションで、ANSI標準C++ランタイム(-AA)オプションを使用している場合、-AAバージョンのlibjvmおよびlibfontmanagerを使用する必要があります。

これらは、以下のライブラリの標準C++ランタイム バージョンです。

./jre/lib/PA_RISC2.0/libjvm_v2.sl
./jre/lib/PA_RISC2.0W/libjvm_v2.sl
./jre/lib/PA_RISC2.0/libfontmanager_v2.sl
./jre/lib/PA_RISC2.0W/libfontmanager_v2.sl

C++アプリケーションが-AAを使ってコンパイルされている場合は、Javaライブラリのこれらのバージョンとネイティブ アプリケーションがリンクされるか、または、動的にロードされる必要があります。

JVMライブラリの標準C++バージョンは、PA_RISC2.0およびPA_RISC2.0Wアーキテクチャ用にのみサポートされます。

JVMが標準Javaドライバを通じて起動される場合には、-V2オプションを使って標準C++ランタイムを使用します。 次に例を示します。

java -V2 <javaprog>

ガベージコレクション

JDK 6でのガベージ コレクションについては、http://java.sun.com/javase/technologies/hotspot/gc/gc_tuning_6.html (英語)を参照してください。

アジア系TrueTypeフォントとアジア系ロケール

JDK 6では、TrueTypeフォントとともにアジア系ロケールがサポートされています。 詳細は、http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/font_info.html (英語)を参照してください。

Date/Timeメソッド-デフォルト

HotSpot JVMは、gettimeofday()システム コールを使って日時情報を取得します。 パフォーマンス上、アプリケーションの起動時からのCPUの単位時間を使用して現在時刻を計算する、新しいメカニズムが使用されています。 このため、dateコマンド、 adjtime()関数または ntpなどの時刻同期ユーティリティを使用してシステム日付または時刻に行った変更は、Java プロセスが再起動されるまでプログラムが返す日時に反映されません。

システム時刻に対する変更を即座に反映する必要がある場合、
-XX:+UseGetTimeOfDayオプションを使用すると、新しい軽量のメカニズムの代わりにgettimeofday呼び出しを使用するようJVMに指示できます。 ただし、この場合、パフォーマンスが低下することに注意してください。

プロファイリング

現在、-XeprofプロファイリングをサポートするためのSIGUSR2ハンドラと、将来的なプロファイリング機能をサポートするためのSIGPROFハンドラが自動的にインストールされます。 これによって、SIGUSR2SIGPROFを使用する他のネイティブ コードやプロファイリング ツールとの非互換性が生じることがあります。 -XX:+ReduceSignalUsageオプションを指定することによって、両方のハンドラを無効にすることができます。 このオプションを使用すると、SIGQUITハンドラが無効になるため、Javaスタックトレースを生成することができなくなりますので注意してください。

SIGUSR2ハンドラだけを無効にするには、-Xeprof:offオプションを使用します。この場合は、SIGQUITを使用してJavaスタックトレースを生成することができます。 -Xeprofプロファイリングの詳細は、『HP-UX Programmer's Guide for Java 2』の「HotSpot Technology Tools and Commands」の章http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html (英語)を参照してください。

以前のリリースとの互換性

Sun Microsystems社は、上位互換性を維持しています。 そのため、旧バージョンのJVM用に書かれたアプリケーションはJDK 6.0でも実行できます。 通常、下位互換性はサポートされていませんが、これは、以前のJVMでは実行できない状態で新しいAPIが実装されているためです。

JDK 6とJDK 5との互換性についての詳細は、http://java.sun.com/javase/6/webnotes/compatibility.html (英語)を参照してください。

Java Cryptography Extension (JCE)ポリシー ファイル

JDK 6.0とともに出荷されるJava Cryptography Extension (JCE)ポリシー ファイルは、一部の国の輸入管理規制に対応するために、利用可能な暗号化の強度が制限されています。 これらのファイルは、以下のディレクトリに格納されています。

<Java-home>/lib/security/local_policy.jar
<Java-home>/lib/security/US_export_policy.jar

ただし、<Java-home>は、JDKのJREディレクトリすなわちJava SE Runtime Environmentの最上位ディレクトリです。 暗号強度の制約がないこれらのファイルの無制限強度バージョンは、利用が法的に適格である国に居住するユーザーであればJDK Webサイトから入手可能です。 利用が法的に適格な国に居住するユーザーは、無制限強度バージョンをダウンロードし、強力な暗号化jarファイルを無制限強度ファイルで置き換えてください。

無制限強度管轄用ポリシー ファイルは、http://java.sun.com/javase/downloads/index.jspからダウンロードできます。

Runtime Plug-Inの構成

Runtime Plug-Inの詳細については、Plug-In FAQ http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/jpi/faqs/index.htmlおよびSun Java Deployment Guide for 6.0 (英語)を参照してください。

JPI構成は、バージョン5.0で再設計されています。 詳細は、Sun Microsystems社のドキュメントhttp://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/deployment/deployment-guide/jcp.html (英語)を参照してください。

CLASSPATH環境変数

ユーザーのCLASSPATH環境変数は、コントロール パネルを実行してJava Run Time Parameterボックスで-cpまたは-classpathを指定すれば、JVMで渡すことができます。 変更内容を有効にするには、ブラウザを終了して再起動する必要があります。

Java Web Startテクノロジの使用方法

注記: Java Web Startは、最初のJDK 6.0.00リリースでは利用できませんが、現在は後続のリリース(6.0.01)で利用可能となる予定です。

JavaTM Web Startは、アプリケーション導入テクノロジであり、1回クリックするだけで、Webブラウザからフル機能のアプリケーションを起動できます。 Java WebStartは、jreディレクトリに格納されています。 次に、機能の一部を紹介します。

  • ブラウザに依存しないで動作するので、ブラウザをシャットダウンしたり別のWebページへ移動しても、アプリケーションの処理を続行できます。
  • Java WebStartで導入したアプリケーションは、ブラウザ インタフェースがなくても動作できます。
  • Java 2 Platformのセキュリティ機能が実装されています。

Java WebStartのハードウェアおよびオペレーティング システム要件は、動作環境であるJava SEプラットフォームと同じです。

前バージョンのJava Web Start からのアップグレード

注記: Java Web Startは、最初のJDK 6.0.00リリースでは利用できませんが、現在は後続のリリース(6.0.01)で利用可能となる予定です。

Java Web Startの新しいバージョンをインストールする場合は、旧バージョン(インストールされている場合)をアンインストールしないでください。 旧バージョンをアンインストールすると、ダウンロード キャッシュが削除されてしまうので、既にインストールされているJava WebStartアプリケーションをすべて再度ダウンロードする必要があります。

このバージョンは、既にインストールされているバージョンを上書きし、新バージョン用にブラウザを自動更新します。 新しいバージョンをインストールした後で、旧バージョンを再度使用するためには、旧バージョンを再インストールする必要があります。 Java WebStartが使用する構成ファイルとプログラム ファイル フォルダは変更されないので、アップグレードしても設定はすべてそのまま残ります。

Java Web Startのその他ドキュメント

注記: Java Web Startは、最初のJDK 6.0.00リリースでは利用できませんが、現在は後続のリリース(6.0.01)で利用可能となる予定です。

開発者向けドキュメントなどの情報は、Sun Microsystems社のドキュメントhttp://java.sun.com/products/javawebstart/reference/index.html (英語)を参照してください。 さらに、Sun Microsystems社の『Java Deployment Guide for 6.0』http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/deployment/deployment-guide/contents.html (英語)にも役立つ情報が記載されています。

その他のドキュメント(HP社とSun Microsystems社)

以下のWebサイトでは、追加情報を入手できます。

» HP-UX Programmer's Guide for Java 2
» 6.0の新しい機能と拡張の概要(英語)
» Java 6.0の新しい言語機能 (英語)
» Java 2 JDKツールとツール アーキテクチャ(英語)
» Java 2プラットフォーム バージョン 6.0 APIの仕様(英語)
» Java 2プラットフォームとAPI - 認定書籍(英語)
» Javaチュートリアルとコード キャンプ(英語)
» JavaのセキュリティとJavaプラットフォーム
» Javaテクノロジ(英語)
» Plug-InドキュメントとFAQ (英語)
» HP-UX用Mozillaブラウザ(英語)
   Javaマニュアルページ(/opt/java6/man)

問題の修正と既知の問題

問題の修正

JavaSoftの既知の不具合については、http://developer.java.sun.com/servlet/SessionServlet?url=/developer/bugParade/index.jshtml (英語)でSun Microsystems社の「Bug Database」を参照してください。
(ログインが必要です).

HP社では、まだマージしていないSunリリースにおける不具合修正を、あらかじめ取り込む場合があります。 そのため、SUNリリースで修正されたものをHPリリースに取り込んでいなくても、Sunの不具合がHPリリースでは修正されている可能性があります。

HPの不具合 HP SR 他の不具合との重複 JavaSoft ID 説明
QXCR1000592005 該当なし 該当なし 6569621 「Sun Security Alert 103078: Security Vulnerabilities in Java Runtime Environment May Allow Network Access Restrictions to be Circumvented」を修正
QXCR1000592005 該当なし 該当なし 6571539 「Sun Security Alert 103112: Vulnerability in Java Runtime Environment Virtual Machine May Allow Untrusted Application or Applet to Elevate Privileges」を修正
QXCR1000592005 該当なし 該当なし 6589527 「Sun Security Alert 103071: Java Runtime Environment (JRE) May Allow Untrusted Applets or Applications to Display An Oversized Window so that the Warning Banner is Not Visible to User」を修正
QXCR1000592005 該当なし 該当なし 6590850 「Sun Security Alert 103073: Multiple Security Vulnerabilities in Java Web Start Relating to Local File Access」を修正
QXCR1000592005 該当なし 該当なし 6590857 「Sun Security Alert 103072: An Untrusted Java Web Start Application or Java Applet May Move or Copy Arbitrary Files by Requesting the User to Drag and Drop a File from Application or Applet Window to a Desktop Application」を修正
QXCR1000592005 該当なし 該当なし 6594007 「Sun Security Alert 103079: Security Vulnerability in Java Runtime Environment With Applet Caching May Allow Network Access Restrictions to be Circumvented」を修正
既知の問題

次に、HP-UX 11i IntegrityおよびHP 9000 PA-RISCシステムに関するいくつかの既知の問題について簡単に説明します。 問題の解決にあたって、パッチのインストールが必要なものもあります。 パッチの場所とインストールについて、詳細は次のWebサイトを参照してください。 http://www.hp.com/products1/unix/java/patches/index.html (英語)

補足文字が空白ボックスで表示される(11i HP IntegrityとHP9000 PA-RISC)

補足文字は、HP-UXのデフォルトTrueTypeフォントに