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Java™ 2 platform, standard edition (J2SE)™
バージョン5.0.11

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Java™ テクノロジ
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Java™ Platform用JDKJRE、Plug-Inバージョン5.0.11リリース ノート
HP-UX PA-RISC & HP Integrityシステム

注記:
既知の問題: Security Bulletin 103112

本リリースノートは、HP-UX JVMとSecurity Bulletin 103112で記載された問題を修正するものです。 HPは、HP-UX Integrityリリース用およびPA-RISCリリース用に、SUN Alert 103112の修正を含むJavaバージョン5.0.11を提供しています。 以前のJavaバージョン(5.0.10)に含まれているのは、HP 9000 PA-RISC用のSUN Alert 103112の修正だけです。

目次

» 概要
» 特徴
  » HotSpot 5.0.11 Server JVM

» インストール
  » パッチ
  » HP-UXシステム要件
  » Webブラウザ要件
  » インストール手順
  » ファイル構造(JDK/JRE)
  » ファイル構造(Runtime Plug-in)

» ドキュメント

  » JDK/JREの使用方法
  » 不要なアーキテクチャ サポートをJREから削除
  » WDBを使ってJavaスレッド スタックのバックトレースを調べる
  » -AAおよび-APオプションで構築されたC++アプリケーションのサポート(PA-RISC)
  » ガベージコレクタ: パラレル、並列マーク アンド スイープ
  » Javaヒープ内の物理メモリとスワップの割り当て
  » アジア系TrueTypeフォントとアジア系ロケール
  » Date/Timeメソッド-デフォルト
  » プロファイリング
  » ソケットを閉じる方法(PA-RISCのみ)
  » 以前のリリースとの互換性
  » Java Cryptography Extension (JCE)ポリシー ファイル

  » Runtime Plug-Inの構成

  » Java WebStartテクノロジの使用方法
  » 前バージョンからのアップグレード
  » Java Web Startのその他ドキュメント

  » その他のドキュメント(HP社とSun Microsystems社)

» 問題の修正と既知の問題
  » jconsole使用時の制限(11i HP IntegrityおよびHP9000 PA-RISC)
  » 補足文字が空白ボックスで表示される(11i HP IntegrityおよびHP9000 PA-RISC)
  » JNI_CreateJavaVMを使用したHP IntegrityでのJVMインスタンスの初期化
  » コンパイラ セーフポイントの使用(HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISC)
  » TLSによるshl_load HotSpot libjvmの問題(HP-UX PA-RISCのみ)
  » HP IntegrityおよびPA-64システムでの+noenvvarおよび+compatリンカー オプションの使用
  » Running setuidまたはsetgidを使用したJavaの実行(HP IntegrityおよびPA-RISC)
  » HP Integrity(Itanium)上でのPA2.0 エミュレーション (Aries) の実行
  » Java WebStart
  » -XX:+UseTimedWaitを使用して、Itaniumでのカーネルアプリケーションハングを修正
  » シリアルバージョンUIDのミスマッチ(ISVの問題)

概要

Java 2 Platform Standard Edition用JDK、JRE、Plug-Inバージョン5.0.11 for HP-UXには、HP-UX 11i HP IntegrityおよびHP 9000 PA-RISCシステムで、Javaアプリケーションを開発・配備するためのツールが用意されています。 サポートされていないHP-UXリリースについては、HP-UXシステム要件を参照してください。

リリースノートはソフトウェアキット パッケージに含まれていません。本リリースに関する情報については、このWebサイト版を参照してください。 英語のWebサイト版では、問題点など、最新の情報を提供しているので、時々チェックしてください。 リリース 1.4.2.08 より Runtime Plug-inとJava Web Startのリリース ノートは、JDK/JREリリース ノートに含まれています。

Java 2 Platform Standard Editionファミリには、主要製品が2つあります。 Sun Microsystems社は、バージョン5.0で名称をJDKとJREに戻しています。

  • J2SE Runtime Environment (JRE)
    JREでは、ライブラリ、HotSpot Java仮想マシン、Javaアプリケーションの実行に必要なその他コンポーネントが提供されます。 LICENSEファイルのHPソフトウェア ライセンス契約と補足事項の範囲内で、JavaアプリケーションとともにJREを提供することが可能です。 この場合、HP社が提供しているJREファイルをすべて含める必要があります。 JREは、単体の製品として提供されています。 また、JDKダウンロード パッケージでも提供されています。 Runtime Plug-InとJava WebStartテクノロジは、JREと同じパッケージで提供されています。
  • J2SE Development Kit (JDK)
    JDKは、JREのスーパーセットであり、アプレットやアプリケーションの開発に必要なコンパイラやデバッガなどのツールを提供します。 JDKダウンロード パッケージには、JREが含まれています。

特徴

Java 2 Standard Editionバージョン5.0は、大幅な変更が加えられたリリースです。 このリリースには、新しい機能、拡張、更新が数多く含まれ、下位互換性も維持されています。

バージョン5.0で提供される機能の一部を以下に示します。

  • 新しい言語の更新: メタデータ、ジェネリック型、列挙型、プリミティブ型のAutoboxing

  • 新しいJVM監視および管理API

  • 改善されたアウトオブボックス パフォーマンス

  • 新しい(互換性のある)デフォルトJavaルック&フィール

前のリリース(1.4)以降、バージョン5.0に含まれるすべての内容については、新しい機能と拡張のまとめ(英語)をクリックしてください。 新機能の他に、HPのJDK/JRE 5.0.11には以下が含まれています。

  • Sun Microsystems社の5.0_09、5.0_10および5.0_11リリース。
    HP社では、まだマージしていないSunリリースの不具合修正を、あらかじめ取り込む場合があります。 そのため、SUNリリースで修正されたものをHPリリースに取り込んでいなくても、Sunの不具合がHPリリースでは修正されている可能性があります。

  • HotSpot 5.0.11 Server JVM

  • Mozillaブラウザ用Runtime Plug-in

  • パフォーマンスの改善と修正された不具合(5.0.11)

  • PA-RISC 9000およびHP Integrityシステムでの32ビットおよび64ビット モード

HotSpot 5.0.11 Server JVM

旧HotSpot JVMでサポートされていた-Xオプションは、すべてHotSpot 5.0.11でサポートされています。 パフォーマンス、ツール サポート、ツール機能強化、および特長については、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/index.html(英語)を参照してください。

HP IntegrityおよびHP 9000 PA-RISCシステム用のHotSpot 5.0.11 Server JVM for HP-UX 11iは、クライアントとサーバのいずれのワークロードにも適しています。 サーバVM は、クライアント サイド アプリケーションに適した構成オプションで起動できます。

JDK 5.0.11 HotSpot 5.0.11 Editionは、Java 2プラットフォームのコアAPIをサポートし、これには、RMI(Remote Method Invocation)、ノンブロッキングI/O API、Collections Framework、IPv6などが含まれます。
Java 2 Platformバージョン5.0APIの仕様は、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api/(英語)を参照してください。

また、次のWebサイトに掲載されているCalvin Austinの「J2SE 1.5 in a Nutshell」http://java.sun.com/developer/technicalArticles/releases/j2se15/(英語)も参照してください。

HotSpot 5.0.11 Server JVMで提供される機能の一部を以下に示します。

  • パフォーマンスの向上

  • Java Platform Debugger Architecture (JPDA) Architecture
    PDA for HP-UXは、Solaris実装と同様に動作します
    (Sun Microsystems社のドキュメントからの抜粋)
    JPDAは、複数プラットフォーム、仮想マシン(VM)実装、SDKバージョン間で高い移植性を持つデバッガ アプリケーションを、ツール開発者が容易に作成できるようにする多層デバッグ アーキテクチャです。 JPDAは、次の3つの階層で構成されます。

    • JVMTI - Java VM Tool Interface:
      JVMDIに置き換わるものとして、J2SE 1.5で導入された新しいインタフェースです。 VMが提供するデバッグ サービスを定義します。

    • JDWP - Java Debug Wire Protocol
      デバッグ対象とデバッガ プロセス間で行われる通信を定義します。

    • JDI - Java Debug Interface
      高レベルのJava言語インタフェースを定義します。これを使用することにより、ツール開発者は、リモート デバッガ アプリケーションを容易に記述できます。

    使用法については、「Sun VM Invocation Options」 http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/jpda/architecture.html(英語)を参照してください。

  • ノンブロッキングI/O API
    1.4.1で実装され、現在は、パッケージ java.nioのJavaシステム ライブラリの一部になっています。 下位互換性のために、これまでのクラスcom.hp.io.Pollを使用したI/Oの多重化の実装も引き続き組み込まれています。 アップグレードを実行し、新しいjava.nioパッケージの機能を使用することをお勧めします。

  • PA-RISCおよびItaniumでのIPv6のサポート
    使用方法については、本書のIPv6 (Internet Protocol version 6)のサポートを参照してください。

  • HP社のデバッガWDBのサポート
    HP社のデバッガWDB 3.0.01以降を使って、Javaスレッドスタック内の、混在した言語フレーム(JavaとC/C++)を含むバックトレースを調べることができます。 これによって、VMアプリケーションやJavaの言語を混ぜたアプリケーションのデバッグが簡略化されます。 詳細は、このリリースノートの「WDBを使ってJavaスレッドスタックのバックトレースを調べる」を参照してください。 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/diag_memory_leaks.html#wdb_debug(英語)

  • -Xeprofオプション: HPjmeterのプロファイル データを生成する JDK/JRE 5.0 には、バージョン5.0.04から新機能として準備不要プロファイリング (Zero preparation profiling)が提供されています。
    構文と使用方法については、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-Xeprof(英語)を参照してください。

  • サイズの大きいヒープ
    HP-UX 11.23および11.31 (11i v2およびv3)では、パッチをインストールすることなく最大3.5GBのヒープがサポートされ、HP-UX 11.11 PA (11i v1)では、パッチをインストールすれば最大3GBのヒープがサポートされます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズ ガイド』の「メモリの拡張」 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/expanding_memory.html(英語)を参照してください。

  • 64ビット モード
    -d64オプションを使用することでサポートされます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズ ガイド』 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-d64(英語)を参照してください。

  • -XX:+HeapDump オプションを使用すると、時間の経過にともなってスナップショットをとることによって、実行中のJavaアプリケーションのメモリ割り当てを観察できます。
    _JAVA_HEAPDUMP=1環境変数を使用することによって、Javaコマンド行を変更せずにメモリスナップショットをとることができます。 HeapDump機能は、SDK 1.4.2.10およびJDK 1.5.0.03から利用できます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』: http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-XX:+HeapDump (英語)を参照してください。

  • -XX:+HeapDumpOnOutOfMemory
    HeapDumpOnOutOfMemoryコマンド行オプションを指定すると、メモリ不足エラー状態に達したときに、JVMがJavaヒープのスナップショットをダンプします。 HeapDumpOnOutOfMemory機能は、SDK 1.4.2.11およびJDK 1.5.0.04以降から利用できます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』:http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-XX:+HeapDumpOnOutOfMemory (英語)を参照してください。

インストール

パッチ

***PA-RISCをお使いの方へ重要なお知らせ! ***

HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISCには、次のネットワーク用パッチをインストールしてください。 Itaniumまたはその他のPA-RISCシステムには、このパッチは必要ありません。

  • HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISC Required patch PHNE_29887 (またはその更新版)は、ハングの原因となるソケットの問題を解決します。

    次のpthreadsパッチをHP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISCにインストールしてください。 HP Integrityシステムには、このパッチは必要ありません。

  • HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISC Required patch PHCO_29960 (またはその更新版)

    お使いのコンピュータにすでにインストールされているパッチを調べるには、rootとしてログインし、次のコマンドを実行します。

    /usr/sbin/swlist -l product

    必要なパッチの一覧は頻繁に変更されているので、上記以外のパッチが必要になる場合もあります。 Javaで必要なパッチや推奨パッチの最新の一覧と入手場所については、「Java必須パッチ」のページ http://www.hp.com/products1/unix/java/patches/index.html (英語)を参照してください。

    HP-UXシステム要件

    HP Integrityサーバ: HP-UX 11i v2またはv3 (11.23または11.31)を稼動するすべてのHP Integrityサーバがサポートされます。 Java 5.0では、HP-UX 11i v.1.5 11.20および11iv.1.6 11.22はサポートされません。 5.0.02から、以下のエラーが発生します。

    /usr/lib/hpux32/dld.so: Unsatisfied data
    symbol '__memmove_ver' in load module '/proj/images/
    java/1.5.0/j150h.tot.build-Wed/opt/java1.5/bin/IA64N/java'

    現在のHP Integrityサーバについては、次のWebサイトを参照してください。 http://www.hp.com/products1/servers/integrity/index.html(英語)。

    HP PA-RISC 9000システム: HP-UX 11i v1、v2、v3 (11.11、11.23、11.31)を稼動するHP Superdome, rp8420、rp7400、rp4440、PAベースのワークステーションがサポートされます。 Java 5.0アプリケーションを実行するための最小システム要件は、HP-UX 11.11を稼動するPA-RISC 2.0です。 HP-UX 11.0やPA-RISC 1.1システムでは、Java 5.0アプリケーションはサポートされません。

    Webブラウザ要件

    Java 5.0 Plug-inでサポートされるWebブラウザは、Mozilla for HP-UX version 1.6.0.00以降のみです。 Netscapeはサポートされません。

    インストール手順

    JREを含むJDKをダウンロードしてインストールするには、約670MBのディスク スペースが必要です。 Runtime Plug-inとJava WebStartテクノロジを含むJREのみをインストールする場合は、約640MBが必要になります。

    HP社は、リリース5.0から、JRE depotの一部としてRuntime Plug-inを提供しています。 JREをインストールすると、Plug-inも自動的にインストールされます。

    HP-UX JDK、JRE、Plug-in for the Java 2 Platformは、/opt/java1.5にインストールされます。 以下に示すように、rootユーザーとしてSD-UX swinstallコマンドを実行し、ソフトウェアをインストールします。

    /usr/sbin/swinstall

    このコマンドの指示に従って、インストールします。 Source Depot Typeを"Local Directory"に、Source Depot Pathを/tmp/<filename>に変更してください。 (前の手順で/tmp以外のディレクトリを使った場合は、/tmpの代わりにそのディレクトリ名を使用してください)。 オプションメニューでは、[Reinstall filesets]オプションを選択し、[Mount filesystems]オプションは選択しないことをお勧めします。

    警告: rt.jar、charsets.jar、jpda.jar、tools.jar、jce.jar、およびjsse.jarをアーカイブ展開しないでください。 これらのファイルはSDKツールおよび実行環境で必要です。

    ディレクトリ/opt/java1.5/binPATHに追加してください。

    Javaプログラムを実行するために必要な、重要なシステム パラメータの設定については、『HP-UX Java2プログラマーズガイドhttp://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)を参照してください。

    別の場所へのインストール

    ソフトウェアを別の場所にインストールするには、swinstall行の末尾に@/<alternatedirectory>を追加し、PATHにインストール先のディレクトリを追加します。

    次に例を示します。

    /usr/sbin/swinstall -s <download> \* @/<alternatedirectory>

    SD-UXは、デフォルトの製品パスの先頭に<alternatedirectory>を追加します。 したがって、Javaは/alternatedirectory/opt/java1.5にインストールされます。

    Javaホーム ディレクトリを、/opt/java1.5ディレクトリを付けないで<alternatedirectory>内にするには、一時ディレクトリにインストールした後で、任意のディレクトリに移動する必要があります。

    次に例を示します。

    swinstall -s <download> \* @/<temporarydirectory>
    mv <temporarydirectory>/opt/java*/* <finalalternatedirectory >

    または、インストールしてから、ディレクトリにリンクします。

    次に例を示します。

    swinstall -s <download> \* @/<actualdirectory>
    ln -s <finalalternatedirectory> /<actualdirectory>/opt/java*

    2つのファイル<alternatedirectory>/etc<alternatedirectory>/varが作成されることに注意してください。 これらのファイルは、別の場所にインストールされた製品に適用されないため、削除してかまいません。

    ファイル構造(JDK)

    次の図は、ファイル構造の概略を示します。

    java1.5
    
         |	 
      ___|________________________________________________ 
       |        |        |            |           |         
    
      bin      lib      jre          demo      include  
       |        |       javaws files*
    
      java    tools.jar  | 
    
      javac   dt.jar     |
    
      javadoc ir.idl     |
    
      javah   orb.idl    |
    
      javap              | 
    
      jdb                |
    
                      ___|_____________________________  
                         |                             |
    
                        bin                           lib
    
                         |                             |
    
    _____________________|__________________________   | 
    
       |      |                  |         |      |    |
    java PA_RISC2           PA_RISC2.0W  IA64N  IA64W  |  
    
                                                       |
                                                       |
                 ______________________________________________________________
                 |      |    |       |                    |        |       | 
               rt.jar  zi security PA_RISC2          PA_RISC2.0W IA64N    IA64W 
            charsets.jar             |____________________|________|_______|___ 	
              jce.jar                |                    |        |       |      
              jsse.jar            server                server   server  server 
    
    

    ツールはopt/java5/bin、ライブラリはopt/java5/libにインストールされます。 tools.jarファイルには、ツールとユーティリティをサポートするためのクラスが格納されています。 dt.jar ファイルには、BeanInfoファイルのDesignTimeアーカイブが格納されています。

    jreディレクトリには、Java実行環境が格納されています。 rt.jarファイルには、コアAPIAPI用のランタイムクラスが格納されています。 charsets.jarファイルには、インターナショナライゼーションおよびローカリゼーションのクラスおよびファイルが格納されています。 securityディレクトリには、セキュリティ管理ファイルが格納されています。

    HP-UXプラットフォームによって使用される共有ライブラリは、以下のディレクトリに格納されます。

    PA_RISC2.0 PA-RISC 2.0 32ビット
    PA_RISC2.0W PA-RISC 2.0 64ビット
    IA64N Itanium 2 32ビット
    IA64W Itanium 2 64ビット

    includeディレクトリには、JNIおよびJVMDIをサポートするためのヘッダファイルがあります。

    ファイル構造(Runtime Plug-in)

    Runtime Plug-inでは、Mozillaブラウザによってロードされる共有ライブラリ、残りのRuntime Plug-inファイル、JREが以下の固定相対位置になければなりません。

    /opt/java1.5/jre Runtime Plug-inおよびRTEファイル
    /opt/java1.5/jre/plugin/PA_RISC2.0/mozilla MozillaブラウザによってロードされるRuntime Plug-in共有ライブラリ
    /opt/java1.5/jre/plugin/IA64N/Mozilla MozillaブラウザによってロードされるIPF Runtime Plug-in共有ライブラリ

    JPIがデフォルト ディレクトリである/opt/java1.5/jreにインストールされる場合、ブラウザがRuntime Plug-in共有ライブラリの格納場所を探せるよう、次のリンクがインストール時に作成されます。

    PA-RISCのインストール:

    /opt/mozilla/plugins/libjavaplugin_oji.sl -> \ 
    
        /opt/java1.5/jre/plugin/PA_RISC2.0/mozilla/libjavaplugin_oji.sl 
    

    HP Integrityインストール:

    /opt/mozilla/plugins/libjavaplugin_oji.sl -> \ 
        /opt/java1.5/jre/plugin/IA64N/mozilla/libjavaplugin_oji.sl
    
    

    Runtime Plug-inがデフォルト ディレクトリ以外にインストールされている場合、MozillaがRuntime Plug-inの格納場所を探せるようにするため、システム管理者は類似のリンクを作成する必要があります。または、次に説明するMozilla用の環境変数MOZ_PLUGIN_PATHを使用して構成します。

    Mozilla for HP-UXについての詳細は、www.hp.com/go/mozilla (英語)を参照してください。 Plug-inに関するドキュメントとFAQについては、http://java.sun.com/products/plugin (英語)を参照してください。
     

  • ドキュメント

    注: これまでのリリースノートに記載されたドキュメントの一部は、『HP-UX Java 2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)に移動しています。

    『HP-UX Java 2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)は、開発者向けのドキュメントです。 このガイドには、HotSpotオプション、HP社固有のオプションと機能、メモリの割り当てに関する提案と例、WDBを使ってJavaスレッドのバックトレースを調べる方法、Javaネイティブ インタフェースのコード例などが記載されています。

    バージョン5.0からは、JDK、JRE、Runtime Plug-in、Java WebStartテクノロジのリリース ノートが1つにまとめられています。

    JDK/JREの使用方法

    不要なアーキテクチャ サポートをJREから削除

    JREライセンス契約では、JREを再配布するパートナーは、不要なアーキテクチャのサポートを削除する場合があります。 機能コンポーネントは、どのような状況でも削除されない場合があります。 不要アーキテクチャのサポートを削除する場合は、次のように行います。

    次のコマンドでは、JREが標準的なディレクトリ/opt/java1.5/にインストールされていることが前提となります。

    • PA-RISCシステムで、64ビットサポートを削除:

    /usr/sbin/swremove Jre15.JRE15-PA20W Jre15.JRE15-PA20W-HS

    • HP Integrity (Itanium)システムで、64ビットサポートを削除:

    /usr/sbin/swremove Jre15.JRE15-PA20W Jre15.JRE15-PA20W-HS

    • HP Integrity (Itanium)には、デフォルトではPAファイルセットがインストールされていません。それらをインストールした場合は、次のコマンドで削除することができます。
      /usr/sbin/swremove Jre15.JRE15-PA20 Jre15.JRE15-PA20-HS \
      
           Jre15.JRE15-PA20W Jre15.JRE15-PA20W-HS
      
      

    WDBを使ってJavaスレッド スタックのバックトレースを調べる

    現時点では、HP社のデバッガWDB 3.0.01以降(GNUデバッガ GDB)を使って、Javaスレッド スタック内の、Javaの言語を混ぜたフレーム(JavaとC/C++)を含むバックトレースを調べることができます。 これによって、VMアプリケーションやJavaの言語を混ぜたアプリケーションのデバッグが簡略化されます。 環境変数GDB_JAVA_UNWINDLIBに、SDKにあるJavaアンワインド共有ライブラリlibjunwind.sl (PA)のパス名を設定してください。

    SDK Javaアンワインド共有ライブラリのデフォルト パス名は次のとおりです。

    /opt/java1.5/jre/lib/PA_RISC/server/libjunwind.sl
    /opt/java1.5/jre/lib/PA_RISC2.0/server/libjunwind.sl
    /opt/java1.5/jre/lib/PA_RISC2.0W/server/libjunwind.sl
    /opt/java1.5/jre/lib/IA64N/server/libjunwind.so
    /opt/java1.5/jre/lib/IA64W/server/libjunwind.so

    次に例を示します。 kshの場合、環境変数を以下のように設定できます。

    64ビットPA2.0マシン:

    export export GDB_JAVA_UNWINDLIB=/opt/java1.5/jre/lib/\
    PA_RISC2.0W/server/libjunwind.sl

    64ビット HP Integrity 2マシン:

    export GDB_JAVA_UNWINDLIB=/opt/java1.5/jre/lib/\
    IA64W/server/libjunwind.so

    デフォルト以外の場所にSDKをインストールしている場合は、上のコマンドの"/opt/java1.5"を、ご自分のインストール パスに変更してください。 そして、通常どおりWDBを使って、ご自分のJavaアプリケーションあるいはコアファイルをデバッグしてください。 新しいJavaスタック アンワインド機能の使い方については、http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/tutorials/index.html (英文)にある「Debugging」のチュートリアル スライドを参照してください。

    『HP-UX Java 2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)は、開発者向けのドキュメントです。 このガイドには、HotSpotオプション、HP社固有のオプションと機能、メモリの割り当てに関する提案と例、WDBを使ってJavaスレッドのバックトレースを調べる方法、Javaネイティブ インタフェースのコード例などが記載されています。

    詳細は、Sun Microsystems社のJava HotSpot VMオプションhttp://java.sun.com/docs/hotspot/VMOptions.html (英語)を参照してください。

    -AAおよび-APオプションで構築されたC++アプリケーションのサポート(PA-RISC)

    Javaでは、各自のC++製品を構築するために-AAおよび-APオプションをサポートします。 Itaniumシステムでは、C++ランタイム ライブラリがデフォルトで-AAおよび-APをサポートします。 HP-UX 11.0または11.11 PA-RISCでは、Javaをロードするアプリケーションで、ANSI標準C++ランタイム(-AA)オプションを使用している場合、libjvmおよびlibfontmanager-AAバージョンを使用する必要があります。 これらのライブラリは、SDKおよびRTEの以下のダウンロード ページで、別個のダウンロード ファイルとして提供されていることに注意してください。
    http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/sdkrte14/downloads/index.html

    これらは、以下のライブラリの標準C++ランタイム バージョンです。

    ./jre/lib/PA_RISC2.0/libjvm_v2.sl
    ./jre/lib/PA_RISC2.0W/libjvm_v2.sl
    ./jre/lib/PA_RISC2.0/libfontmanager_v2.sl
    ./jre/lib/PA_RISC2.0W/libfontmanager_v2.sl

    C++アプリケーションが-AAを使ってコンパイルされている場合は、Javaライブラリのこれらのバージョンとネイティブ アプリケーションがリンクされるか、または、動的にロードされる必要があります。

    JVMライブラリの標準C++バージョンは、PA_RISC2.0およびPA_RISC2.0Wアーキテクチャ用にのみサポートされます。

    JVMが標準Javaドライバを通じて起動される場合には、-V2オプションを使って標準C++ランタイムを使用します。
    次に例を示します。

    java -V2 <javaprog>

    ガベージコレクタ: パラレル、並列マークアンドスイープ

    バージョン5.0でのガベージ コレクタの変更点の概要は、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/vm/gc-ergonomics.html (英語)を参照してください。 パラレル コレクタ
    (-XX:+UseParallelGC)は、5.0で拡張され、アプリケーションが必要とするメモリを監視して対応するので、コマンド行オプションで調整しなくても、最大限のパフォーマンスを引き出すことができます。

    Javaヒープ内の物理メモリとスワップの割り当て

    1.4.1.05からは、Javaヒープ内の物理メモリとスワップを割り当てる方法が変更されています。 そのため、Glanceを使ってJavaプロセスを監視するときにRSS(Resident Set Size)メモリ使用量が高くなるか、またはアプリケーションの起動が多少遅くなる可能性があります。

    この状況になる原因の詳細と、主なコマンド行オプションの例については、『HP-UX Java 2プログラマーズ ガイド』(http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/expanding_memory.html)の「 Java Heapにおける物理メモリとスワップスペースの分配」(英語)を参照してください。

    アジア系TrueTypeフォントとアジア系ロケール

    HP社のJDK 5.0.11では、TrueTypeフォントとともにアジア系ロケールがサポートされています。 詳細は、http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/font_info.html (英語)を参照してください。

    Date/Timeメソッド-デフォルト

    HotSpot JVMは、gettimeofday()システム コールを使って日時情報を取得します。 パフォーマンス上、アプリケーションの起動時からのCPUの単位時間を使用して現在時刻を計算する、新しいメカニズムが使用されています。 このため、date(1), adjtime(2)、またはntpなどの時間同期ユーティリティを使用してシステム日付または時刻に行った変更は、Javaが返す日時にはプロセスが再起動されるまで反映されません。

    システム時刻に対する変更を即座に反映する必要がある場合、
    -XX:+UseGetTimeOfDayオプションを使用すると、新しい軽量のメカニズムの代わりにgettimeofday呼び出しを使用するようJVMに指示できます。 ただし、この場合、パフォーマンスが低下することに注意してください。

    プロファイリング

    現在、-XeprofプロファイリングをサポートするためのSIGUSR2ハンドラと、将来的なプロファイリング機能をサポートするためのSIGPROF ハンドラが自動的にインストールされています。 これによって、SIGUSR2SIGPROFを使用するほかのネイティブ コードやプロファイリング ツールとの非互換性が生じることがあります。 オプション-XX:+ReduceSignalUsageを指定することによって、両方のハンドラを無効にすることができます。

    ただし、このオプションを使用すると、SIGQUITハンドラが無効になるため、Javaスタックトレースを生成することはできなくなります。

    次のオプション-Xeprof:offを指定することによって、SIGUSR2ハンドラを無効にすることができます。 この場合、SIGQUITを使ってJavaスタックトレースを取得する能力は維持されます。 -Xeprofプロファイリングの詳細については、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.htmlを参照してください。

    ソケットを閉じる方法(PA-RISCのみ)

    以下の最新情報をご確認ください。VMでソケットを閉じるメカニズムが変更されたため、以前のリリースで推奨されていた-XdoCloseWithReadPendingオプションを使用する必要がなくなりました。 さらに詳しい内容については、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#socket (英語)を参照してください。

    以前のリリースとの互換性

    Sun Microsystems社は上位互換性を保持しています。そのため、バージョン1.4 JVM用に書かれたアプリケーションはバージョン5.0 JVMでも実行できます。 通常、下位互換性はサポートされていませんが、これは、以前のJVMでは実行できない状態で新しいAPIが実装されているためです。

    バージョン1.4と5.0の間の非互換性についての詳細は、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/compatibility.html (英語)を参照してください。

    Java Cryptography Extension (JCE)ポリシー ファイル

    J2SE Development Kitおよび J2SE Runtime Environment とともに出荷されるJava Cryptography Extension (JCE)ポリシー ファイルは、一部の国の輸入管理規制に対応するために、利用可能な暗号化の強度が制限されています。 これらのファイルは、以下のディレクトリに格納されています。

    <java-home>/lib/security/local_policy.jar
    <java-home>/lib/security/US_export_policy.jar

    ただし、<java-home>は、JDKのjreディレクトリすなわちJ2SE Runtime Environmentの最上位ディレクトリです。 暗号の強度の制約がないこれらのファイルの無制限強度バージョンは、それらの利用が法的に適格である国に居住するユーザーであればJDK Webサイトから入手可能です。 利用が法的に適格な国に居住するユーザは、無制限強度バージョンをダウンロードし、強力な暗号化jarファイルを無制限強度ファイルで置き換えてください。

    無制限強度管轄ポリシーファイルは、JavaSoftのWebサイトからダウンロードできます。 http://java.sun.com/j2se/1.5.0/compatibility.html (英語)。

    Runtime Plug-Inの構成

    Runtime Plug-Inの詳細については、Plug-In FAQhttp://www.hp.com/products1/unix/java/java2/jpi/faqs/index.html (英語)を参照してください。

    JPI構成は、バージョン5.0で再設計されています。 Sun Microsystems社のドキュメント http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/deployment/deployment-guide/jcp.html (英語)

    CLASSPATH

    ユーザーのCLASSPATH環境変数は、コントロール パネルを実行して[Javaランタイム パラメータ]ボックスで-cpまたは-classpathを指定すれば、JVMで渡すことができます。 変更内容を有効にするには、ブラウザを終了して再起動する必要があります。

    Java WebStartテクノロジの使用方法

    JavaTM Web Startは、アプリケーション導入テクノロジであり、1回クリックするだけで、Webブラウザからフル機能のアプリケーションを起動できます。 Java WebStartは、jreディレクトリに格納されています。 次に、機能の一部を紹介します。

    • ブラウザに依存しないで動作するので、ブラウザをシャットダウンしたり別のWebページへ移動しても、アプリケーションの処理を続行できます。
    • Java WebStartで導入したアプリケーションは、ブラウザ インタフェースがなくても動作できます。
    • Java 2 Platformのセキュリティ機能が実装されています。

    Java WebStartのハードウェアおよびオペレーティング システム要件は、動作環境であるJ2SEプラットフォームと同じです。

    前バージョンのJava Web Start からのアップグレード

    Java Web Startの新しいバージョンをインストールする場合は、旧バージョン(インストールされている場合)をアンインストールしないでください。 旧バージョンをアンインストールすると、ダウンロード キャッシュが削除されてしまうので、既にインストールされているJava WebStartアプリケーションをすべて再度ダウンロードしなくてはなりません。

    このバージョンは、既にインストールされているバージョンを上書きし、新バージョン用にブラウザを自動更新します。 新しいバージョンをインストールした後で、旧バージョンを再度使用したい場合は、旧バージョンを再インストールする必要があります。 Java WebStartが使用する構成ファイルとプログラム ファイル フォルダは変更されないので、アップグレードしても設定はすべてそのまま残ります。

    Java Web Startのその他ドキュメント

    開発者向けドキュメントなどの情報は、Sun Microsystems社のドキュメント http://java.sun.com/products/javawebstart/reference/index.html (英語).

    その他のドキュメント(HP社とSun Microsystems社)

    以下のWebサイトでは、追加情報を入手できます。

    » HP-UX Programmer's Guide for Java 2
    » 5.0の新しい機能と拡張の概要 (英語)
    » Java 5.0の新しい言語機能(英語)
    » Java 2 SDKツールとツール アーキテクチャ(英語)
    » Java 2プラットフォーム バージョン 5.0 APIの仕様(英語)
    » Java 2プラットフォームとAPI - 認定書籍(英語)
    » Javaチュートリアルとコード キャンプ(英語)
    » JavaのセキュリティとJavaプラットフォーム
    » Javaテクノロジ(英語)
    » Plug-InドキュメントとFAQ(英語)
    » HP-UX用Mozillaブラウザ(英語)
       Javaマニュアルページ(/opt/java1.5/manに格納されています)

    問題の修正と既知の問題

    Security Bulletin 103112とJava for HP-UX IntegrityおよびPA-RISC

    このリリースノートは、HPUX JVMと「Security Bulletinun103112: Vulnerability in Java Runtime Environment Virtual Machine May Allow Untrusted Application or Applet to Elevate Privileges」に記載された問題を修正します。 HP-UX Integrity用およびPA-RISC用のJava1.4.2.17リリースには、SUN Alert103112の修正が含まれています。

    問題の修正

    JavaSoftの既知の不具合についてはhttp://developer.java.sun.com/servlet/SessionServlet?url=/developer/bugParade/index.jshtml (英語)でSun Microsystems社のBug Databaseを参照してください。
    (ログインが必要です)

    このHP JDK 5.0.11リリースには、5.0リリースでの機能拡張と修正が含まれています。 Sun Microsystems社の5.0_09、5.0_10および5.0_11リリースも含まれています。

    HP社では、まだマージしていないSunリリースにおける不具合修正を、あらかじめ取り込む場合があります。 そのため、SUNリリースで修正されたものをHPリリースに取り込んでいなくても、Sunの不具合がHPリリースでは修正されている可能性があります。

    HPの不具合 HP SR 他の不具合との重複 JavaSoft ID 説明
    JAGag49109 該当なし 該当なし 6571539 「Sun Security Alert 103112: Vulnerability in Java Runtime Environment Virtual Machine May Allow Untrusted Application or Applet to Elevate Privileges」を修正。 この修正は、HPUX JVM IntegrityおよびPA-RISCで提供されています。