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SDK 1.4.2.17リリースノート
HP Integrity & PA-RISC 2


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Java™ テクノロジ
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Java™ Platform用SDK、RTE、Plug-In 1.4.2.17リリース ノート、HP-UX PA-RISC&HP Integrityシステム

注記:
既知の問題: Security Bulletin 103112

本リリースノートは、HP-UX JVMとSecurity Bulletin 103112で記載された問題を修正するものです。 HPは、HP-UX Integrityリリース用およびPA-RISCリリース用にSUN Alert 103112の修正を含むJavaバージョン1.4.2.17を提供しています。 以前のJavaバージョン(1.4.2.16)に含まれているのは、HP 9000 PA-RISC用のSUN Alert 103112の修正だけです。

目次

» 概要

» 特徴
  » HotSpot 1.4.2.17 JVM

» インストール
  » パッチ
  » HP-UX PA-RISCシステム要件
  » HP-UX HP Integrity (Itanium)システム要件
  » インストール手順
  » 別の場所へのインストール
  » ファイル構造(SDK)
  » ファイル構造(Runtime Plug-in for Mozilla)

» ドキュメント
  » SDKの使用方法
  » 不要なアーキテクチャ サポートをRTEから削除
  » 動的スレッドローカル記憶領域(TLS)サポート
  » シグナル連鎖機能(PAおよびHP Integrity)
  » -AAおよび-APオプションで構築されたC++アプリケーションのサポート(PA-RISC)
  » HotSpot JVMオプション
  » ガベージコレクタ: パラレルおよび並列マークアンドスイープ
  » Javaヒープ内の物理メモリとスワップの割り当て
  » アジア系TrueTypeフォントとアジア系ロケール
  » Date/Timeメソッド - 新しいデフォルト
  » プロファイリング
  » acceptまたはreadの保留時にソケットを閉じる方法(PA-RISCのみ) - 新しいパッチ情報!
  » 以前のリリースとの互換性
  » Runtime Plug-inの使用方法および構成
  » HTMLページでRuntime Plug-inを使用可能にする(HP-UX)
  » その他のドキュメント(HP社とSun Microsystems社)

» 問題の修正と既知の問題
  » 問題の修正

  » 既知の問題(PA-RISC)
  » TLSによるshl_load HotSpot libjvmの問題
  » 64ビットサポート - X/Motif
  » 64ビットサポート- システムコール
  » /dev/poll ランタイムサポート
  » HPjconfig構成ツール
  » HotSpotコンパイラセーフポイント
  » HP IntegrityおよびPA-64システムでの+noenvvarおよび+compatリンカー オプションの使用
  » setuidまたはsetgidを使用したJavaの実行

  » 既知の問題(HP Integrity Itanium)
  » JNI_CreateJavaVMを使用したJVMインスタンスの初期化
  » HP IntegrityおよびPA-64システムでの+noenvvarおよび+compatリンカー オプションの使用
  » setuidまたはsetgidを使用したJavaの実行
  » HP Integrity (Itanium)上でのPA2.0 エミュレーション (Aries) の実行

  » ソフトウェアサポート

概要

HP-UX Software Development Kit for the Java 2 Platformバージョン1.4.2.17 には、HP-UX 11i v1 (11.11)、11i v2 (11.23)、11i v3 (11.31) のHP 9000 PA-RISCベースシステム、およびHP-UX 11i v2 (11.23)および11i v3 (11.31) のHP Integrityシステムで、Javaアプリケーションを開発・配備するためのツールが用意されています。 サポートされていないHP-UXリリースについては、HP-UX PA-RISCシステム要件を参照してください。

Java 2 Platform Standard Editionファミリには、2つの主要製品があります。

  • J2SE Runtime Environment (JRE)
    JREでは、ライブラリ、HotSpot Java仮想マシン、Javaアプリケーションの実行に必要なその他コンポーネントが提供されます。 LICENSEファイルのHPソフトウェア ライセンス契約と補足事項の範囲内に限り、JavaアプリケーションとともにJREを提供することが可能です。 JREは単体の製品として提供されています。 また、SDKダウンロードパッケージにも含まれています。 Java WebStartテクノロジもJREに含まれます。 Java Runtime Plug-in for Mozillaは別の単体でのダウンロードとなります。
  • J2SE Development Kit (JDK)
    JDKは、JREのスーパーセットであり、アプレットやアプリケーションの開発に必要なコンパイラやデバッガなどのツールを提供します。 SDKダウンロードパッケージには、JREが含まれています。

特徴

HP社のSDK 1.4.2.17は、以下を含む1.4.2メンテナンスリリースです。

  • Sun Microsystems社の1.4.2_13リリース *

  • パフォーマンスを強化するとともに、「問題の修正」で記載されている不具合に加え、これまでのSDK 1.4リリースにおける不具合を修正しました。

  • C++ -AAおよび-APオプションのサポート(PA-RISC)

  • HotSpot 1.4.2.17サーバーJVM

  • Java Web Start

  • PA-RISCベースシステムとHP Integrityベースシステムで32ビットまたは64ビットモードで動作します。

* HP社では、まだマージしていないSunリリースにおける不具合修正を、あらかじめ取り込む場合があります。 そのため、SUNリリースで修正されたものをHPリリースに取り込んでいなくても、Sunの不具合がHPリリースでは修正されている可能性があります。

HotSpot 1.4.2.17サーバーJVM

以前のHotSpot JVMに存在したすべての-XオプションはHotSpot 1.4.2.17に含まれます。 パフォーマンス、ツール サポート、ツール機能強化、および特長については、http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/ (英語)を参照してください。.

HP-UX 11 PA-RISCおよびHP Integrity システム用のHotSpot 1.4.2.17 Server JVMは、クライアントとサーバーの両方のワークロードに適しています。 サーバーVM は、クライアント サイド アプリケーションに適した構成オプションで起動できます。

SDKバージョン1.4.2.17 HotSpot 1.4.2.17 Editionでは、Java Foundation Classes(JFC)、Security、Java IDL、JDBC™、JavaBeans™、Remote Method Invocation(RMI)、Java 2D、およびCollections Frameworkといった、Java2プラットフォームのコアAPIをサポートしています。また、ノンブロッキングI/O APIの新しいセットもサポートしています。

Java 2 Platformバージョン1.4.2 APIの仕様は、http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/api/(英語)に記載されています。

HotSpot 1.4.2.17 Server JVMで提供される機能の一部を以下に示します。

  • パフォーマンスの向上

  • ノンブロッキングI/O API
    1.4.1で実装され、現在は、パッケージ java.nioのJavaシステム ライブラリの一部になっています。 下位互換性のために、これまでのクラスcom.hp.io.Pollを使用したI/Oの多重化の実装も引き続き組み込まれています。 アップグレードを実行し、新しいjava.nioパッケージの機能を使用することをお勧めします。

  • IPv6サポート(HP IntegrityおよびPA-RISC)
    使用方法については、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』の「IPv6 support (Internet Protocol version 6) (SDK 1.4以降)」http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#IPv6(英語)を参照してください。

  • Java VM Debugging Interface (JVMDI)
    JVMDIとJPDAを使用して、多数の開発ツールをHotSpotとともに実行できます。 詳細は、http://java.sun.com/j2se/1.4/docs/guide/jpda/architecture.html (英語)を参照してください。

  • Java Platform Debugger Architecture (JPDA)
    アーキテクチャとコンポーネントについては、http://java.sun.com/products/jpda/およびhttp://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/guide/jpda/ (英語)を参照してください。. HP-UX対応のjdbは、Solaris実装と同様に動作します。 使用法については、「Sun VM Invocation Options」(http://java.sun.com/products/jpda/doc/conninv.html (英語)を参照してください。

  • Java VM Profiling Interface (JVMPI)
    JVMPIをサポートすることで、HotSpot 1.4 VMによるJavaコードのプロファイルが作成できるようになり、より正確なランタイムプロファイルを取り出すことができます。

  • HP社のデバッガWDBのサポート
    HP社のデバッガWDB 3.0.01以降を使って、Javaスレッドスタック内の、混在した言語フレーム(JavaとC/C++)を含むバックトレースを調べることができます。 これによって、VMアプリケーションやJavaの言語を混ぜたアプリケーションのデバッグが簡略化されます。 詳細は、『HP-UX Java2 プログラマーズ ガイド』の「WDBを使ってJavaスレッドスタックのバックトレースを調べる」を参照してください。 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/diag_memory_leaks.html#wdb_debug (英語)

  • -Xeprofオプション: HPjmeterのプロファイルデータを生成する
    構文と使用方法については、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-Xeprof (英語)を参照してください。

  • サイズの大きいヒープ
    HP-UX 11.23 (11i v2)では、パッチをインストールすることなく最大3.5GBのヒープがサポートされ、HP-UX 11.11 PA (11i v1)では、パッチをインストールすれば最大3GBのヒープがサポートされます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』の「メモリの拡張」を参照してください。 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/expanding_memory.html (英語)

  • 64ビット モード
    -d64オプションを使用することでサポートされます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズ ガイド』 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-d64(英語)を参照してください。

  • Java 3Dのサポート
    HP社のJava 3Dテクノロジについては、 http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/java3d/index.html (英語)を参照してください。

  • 新しいガベージ コレクタ
    パラレルおよび並列マーク アンド スイープ ガベージ コレクタをサポートします。 ガベージ コレクションと新しいコレクタの詳細については、JavaSoftのマニュアル『Tuning Garbage Collection with the 1.4.2 Java Virtual Machine』 http://java.sun.com/docs/hotspot/gc1.4.2/index.html(英語)を参照できます。.

  • Java Web Start (RTEにバンドル)
    Java Web Startテクノロジは、ディレクトリjavaws内のjreの一部です。 Web Startリリースノートは、javawsディレクトリにも格納されています。

  • HeapDumpオプション:
    • -XX:+HeapDump
      HeapDumpコマンド行オプションを使用すると、時間の経過にともなってスナップショットをとることによって、実行中のJavaアプリケーションでのメモリ割り当てを観察できます。 _JAVA_HEAPDUMP=1環境変数を使用することによって、Javaコマンド行を変更せずにメモリスナップショットを取ることができます。 HeapDump機能は、SDK 1.4.2.10およびJDK 5.0.03から利用可能です。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』: http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-XX:+HeapDump (英語)を参照してください。 「Interaction of HeapDump Options」の章も参照してください。

    • -XX:+HeapDumpOnly
      HeapDumpOnlyオプションは、HP Heap DumpsでSIGVTALARMシグナル(シグナル20)を使用可能にします。 _JAVA_HEAPDUMP_ONLY環境変数を使用することによって、Javaコマンド行を変更せずにHeapDump 機能を起動することができます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-XX:+HeapDumpOnly (英語)を参照してください。 「Interaction of HeapDump Options」の章も参照してください。

    • -XX:+HeapDumpOnOutOfMemory
      HeapDumpOnOutOfMemoryコマンド行オプションを指定すると、メモリ不足エラー状態に達したときに、JVMがJavaヒープのスナップショットをダンプします。 HeapDumpOnOutOfMemory機能は、JDK 1.5.0.04でも使用できます。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-XX:+HeapDumpOnOutOfMemory (英語)を参照してください。

    • -XX:+HeapDumpOnCtrlBreak
      -XX:+HeapDumpOnCtrlBreakオプションでは、SIGQUITがJavaプロセスに送信されたときに、jvmtiベースの-Xrunhprof:heap=dumpを使用せずにJavaヒープのスナップショットを取ることができます。 この機能は-XX:+HeapDumpオプションに類似していますが、出力フォーマットはバイナリ hprof フォーマットであり、ファイル名に指定できます。 HeapDumpOnCtrlBreak機能は、JDK 5.0.05でも利用可能です。 詳細は、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』 http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-XX:+HeapDumpOnCtrlBreakを参照してください。 「Interaction of HeapDump Options」の章も参照してください。

インストール

パッチ

***PA-RISCをお使いの方へ重要なお知らせ! ***

バージョン1.4.2.06以降のSDKでは、以下のネットワーキング パッチ(またはその代替パッチ)をHP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISCにインストールする必要があります。 HP Integrityまたは他のPA-RISCバージョンには、このパッチは必要ありません。

HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISC Required patch PHNE_29887は、ハングを起こすソケットの問題を解決します。

すべてのSDKバージョン1.4.2.xxには、以下に示すpthreadsパッチ(またはその代替パッチ)をHP-UX 11.0またはHP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISCにインストールする必要があります。 HP Integrityシステムには、このパッチは必要ありません。

HP-UX 11.0 PA-RISC Required patch PHCO_29959または、
HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISC Required patch PHCO_29960

お使いのコンピュータにすでにインストールされているパッチを調べるには、rootとしてログインし、次のコマンドを実行します。

/usr/sbin/swlist -l product

必要なパッチや推奨パッチの一覧と入手方法(上記のパッチを含む)については、以下のWebページを参照してください。 すべての依存パッチをインストールしてください。 これらについては、パッチをダウンロードするIT resource centerのWebサイトに一覧表示されています。 http://www.hp.com/products1/unix/java/patches/index.html

オペレーティングシステムのパッチは、SDKをインストールする前にインストールしてください。

HP-UX PA-RISCシステム要件

Javaテクノロジは、HP-UX HP PA-RISCシステム11.11 (11i v1)、11.23 (11i v2)、および11.31 (11i v3)を必要とします。 (HP-UX 11.20および11.22はサポートされていません。) Javaアプリケーションを実行するための最小システム要件は、PA-RISC 2.0システムです。

HP-UX HP Integrityシステム要件

Javaテクノロジは、HP-UX 11.23 (11i v2)、および11.31 (11i v3)を必要とします。 (HP-UX 11.20はサポートされていません。) 現在のHP Integrityサーバーについては、次のWebサイトを参照してください。 http://h20341.www2.hp.com/integrity/cache/332341-0-0-0-121.html

インストール手順

.depotファイルのダウンロードしてインストールするには、約160MBのディスクスペースが必要です。 .depotファイルからソフトウェアをインストールするには、さらに100MBのディスクスペースが必要です。 ダウンロードファイルは、ワークステーションとサーバーの両方で実行できます。 ソフトウェアのインストールが完了したら、.depotファイルは削除してかまいません。

SDK for the Java™ Platformは、/opt/java1.4にインストールされます。 RTEは/opt/java1.4/jreにインストールされます。 1.4がインストールされている場合は、swremoveを使ってアンインストールしてください。さらに、既存の/opt/java1.4ディレクトリからユーザーがインストールしたファイルを全部削除したうえで、新しいインストールを行ってください。 旧版をアンインストールしない場合は、"Error: You have specified more than one fileset selection"などのメッセージが表示されます。 以下に示すように、rootユーザーとしてSD-UX swinstallコマンドを実行し、ソフトウェアをインストールします。

/usr/sbin/swinstall

このコマンドの指示に従って、インストールします。 Source Depot Typeを"Local Directory"に、Source Depot Pathを/tmp/<filename>に変更してください。 (前の手順で/tmp以外のディレクトリを使った場合は、/tmpの代わりにそのディレクトリ名を使用してください。) オプションメニューでは、[Reinstall filesets]オプションを選択し、[Mount file systems]オプションは選択しないことをお勧めします。

警告: rt.jar、charsets.jar、jpda.jar、tools.jar、jce.jar、およびjsse.jarをアーカイブ展開しないでください。 これらのファイルはSDKツールおよび実行環境で必要です。

ディレクトリ/opt/java1.4/binPATHに追加してください。

注記: ソフトウェアを別の場所にインストールするには、「別の場所へのインストール」を参照してください。

Javaプログラムを実行するために必要な、重要なシステム パラメータの設定については、『HP-UX Java2プログラマーズガイドhttp://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)を参照してください。

Software Depot Install (SD Install)を使用してインストールオプションを設定する

  1. インストールオプションを設定するには、[SD Install]メインウィンドウから[Options]メニューをクリックし、次に[Change Options]をクリックします。 次のインストールオプションの設定をお勧めいたします。
    • /etc/fstabまたは /etc/checklistで[Mount file systems]を選択しません。
    • 同じ修正が存在する場合でも、[Reinstall filesets]を選択します。
  2. [Actions]メニューで[Change Source...]をクリックします。
  3. [Source Depot Type]に[Local Directory]を選択します。
  4. [Source Host Name]を入力します。
  5. [Source Depot Name]を入力します。 たとえば、.depotファイルを/tmpディレクトリにダウンロードした場合は、次のように入力します。 /tmp/sdk14_14208_1122.depot
  6. 手順2で/tmp以外のディレクトリを使った場合は、/tmpの代わりにそのディレクトリ名を使用してください。
  7. [OK]をクリックし、SD Installの指示に従ってインストールします。

ソフトウェアのインストールで問題が生じた場合は、それぞれのリリースノートの「ソフトウェアサポート」を参照してください。

ファイルダウンロードを確認する

ファイルが正しくダウンロードされたことを確認するには、UNIXプロンプトでcksum <filename>コマンドを実行します。 ファイルダウンロードが正しく行われた場合、ダウンロードしたファイルのチェックサム番号は、上記でそのファイルに指定したチェックサム番号と一致します。

別の場所へのインストール

ソフトウェアを別の場所にインストールするには、swinstall行の末尾に@/<alternatedirectory>を追加し、各自のPATHにインストール先のディレクトリを追加します。

次に例を示します。

/usr/sbin/swinstall -s <download> \* @/<alternatedirectory>

Javaは、デフォルトの製品パスの先頭に<alternatedirectory>を追加します。 したがって、Javaは/alternatedirectory/opt/java1.4にインストールされます。

Javaホーム ディレクトリを、/opt/java1.4ディレクトリを付けないで<alternatedirectory>内にするには、一時ディレクトリにインストールした後で、任意のディレクトリに移動する必要があります。

次に例を示します。

swinstall -s <download> \* @/<temporarydirectory>
mv <temporarydirectory>/opt/java*/* <finalalternatedirectory >

または、インストールしてから、ディレクトリにリンクします。

次に例を示します。

swinstall -s <download> \* @/<actualdirectory>
ln -s <finalalternatedirectory> /<actualdirectory>/opt/java*

2つのファイル<alternatedirectory>/etc<alternatedirectory>/varが作成されることに注意してください。 これらのファイルは、別の場所にインストールされた製品に適用されないため、削除してかまいません。

JavaはSD構成手順を使用しないことに注意してください。「installed」は「configured」と同じです。

ファイル構造(SDK)

次の図は、ファイル構造の概略を示します。

  java1.4

     |

  ___|______________________________________________

   |        |        |            |           |        

  bin      lib      jre          demo     include 

   |        |       javaws files*

  java    tools.jar  | 

  javac   dt.jar     |

  javadoc ir.idl     |

  javah   orb.idl    |

  javap              | 

  jdb                |

                  ___|_____________________________

                     |                             |

                    bin                           lib

                     |                             |

________________________________________________   | 

java PA_RISC PA_RISC2.0 PA_RISC2.0W  IA64N  IA64W    |  

                                                   |

                                                   |

             ______________________________________________________________

             |      |    |       |        |           |         |        | 

           rt.jar  zi security PA_RISC  PA_RISC2.0 PA_RISC2.0W IA64N IA64W 

        charsets.jar             |________|___________|_________|________|___  

          jce.jar                |        |           |         |        |        

          jsse.jar            server    server      server    server   server

		  

* Java Web Startテクノロジは、javawsディレクトリ内のjreの一部です。 Web Startリリースノートは、javawsディレクトリにも格納されています。

各ツールは、opt/java1.4/binにインストールされます。 ライブラリは、opt/java1.4/libにインストールされます。 tools.jarファイルには、ツールとユーティリティをサポートするためのクラスが格納されています。 dt.jarファイルには、BeanInfoファイルのDesignTimeアーカイブが格納されています。

jreディレクトリには、実行環境が格納されています。 rt.jarファイルには、コアAPIAPI用のランタイムクラスが格納されています。 charsets.jarファイルには、インターナショナライゼーションおよびローカリゼーションのクラスおよびファイルが格納されています。 securityディレクトリには、セキュリティ管理ファイルが格納されています。

HP-UXプラットフォームによって使用される共有ライブラリは、以下のディレクトリに格納されます。

PA_RISC PA-RISC 1.1 32ビット
PA_RISC2.0 PA-RISC 2.0 32ビット
PA_RISC2.0W PA-RISC 2.0 64ビット
IA64N Itanium 2 32ビット
IA64W Itanium 2 64ビット

includeディレクトリには、JNIおよびJVMDIをサポートするためのヘッダファイルがあります。

ファイル構造(Runtime Plug-in for Mozilla)

Runtime Plug-in for Mozilla for HP-UXでは、Mozillaブラウザによってロードされる共有ライブラリ、残りのRuntime Plug-inファイル、JREが以下の固定相対位置になければなりません。

/opt/java1.4/jre Runtime Plug-inおよびRTEファイル
/opt/java1.4/jre/plugin/PA_RISC2.0/mozilla MozillaブラウザによってロードされるRuntime Plug-in共有ライブラリ
/opt/java1.4/jre/plugin/IA64N/Mozilla MozillaブラウザによってロードされるItanium Runtime Plug-in共有ライブラリ

JPIがデフォルト ディレクトリである/opt/java1.4/jreにインストールされる場合、ブラウザがRuntime Plug-in共有ライブラリの格納場所を探せるよう、次のリンクがインストール時に作成されます。

インストール (PA-RISC):

/opt/mozilla/plugins/libjavaplugin_oji.sl -> \ 

    /opt/java1.4/jre/plugin/PA_RISC2.0/mozilla/libjavaplugin_oji.sl 

インストール (HP Integrity):

/opt/mozilla/plugins/libjavaplugin_oji.sl -> \ 

    /opt/java1.4/jre/plugin/IA64N/mozilla/libjavaplugin_oji.sl

Runtime Plug-inがデフォルト ディレクトリ以外にインストールされている場合、MozillaがRuntime Plug-inの格納場所を探せるようにするため、システム管理者は類似のリンクを作成する必要があります。または、次に説明するMozilla用の環境変数MOZ_PLUGIN_PATHを使用して構成します。

Mozilla for HP-UXについての詳細は、www.hp.com/go/mozilla (英語)を参照してください。 Plug-inに関するドキュメントとFAQについては、http://java.sun.com/products/plugin (英語)を参照してください。
 

ドキュメント

注: これまでのリリースノートに記載されたドキュメントの一部は、『HP-UX Java 2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)に移動しています。

『HP-UX Java 2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html (英語)は、開発者向けのドキュメントです。 このガイドには、HotSpotオプション、HP社固有のオプションと機能、メモリの割り当てに関する提案と例、WDBを使ってJavaスレッドのバックトレースを調べる方法、Javaネイティブ インタフェースのコード例などが記載されています。

バージョン1.4.2.08からは、SDK、RTE、Runtime Plug-in のリリースノートが本書1つにまとめられています。

さらに詳しい内容については、このリリースノートの「HP社およびSun社のその他のドキュメント」を参照してください。

SDKの使用方法

不要なアーキテクチャ サポートをRTEから削除

RTEライセンス契約では、RTEを再配布するパートナーは、不要なアーキテクチャのサポートを削除する場合があります。 機能コンポーネントは、どのような状況でも削除されない場合があります。 1.4.2.05リリース以降では、次に示すように、不要アーキテクチャのサポートが削除される場合があります。

次のコマンドでは、RTEが標準的なディレクトリ/opt/java1.4/にインストールされていることが前提となります。

swremoteコマンドは、rootで実行する必要があります。 次のコマンド行を使用してください:

  • PA-RISCまたはHP Integrity (Itanium)システムで、PA_RISC 1.1のサポートを削除:

/usr/sbin/swremove Jre14.JRE14-PA11 Jre14.JRE14-PA11-HS
(-pa11コマンド行オプションは使用できません)

  • PA-RISCシステムで、64ビットサポートを削除:

/usr/sbin/swremove Jre14.JRE14-PA20W Jre14.JRE14-PA20W-HS
(-d64コマンド行オプションは使用できません)

  • HP Integrity (Itanium)システムで、64ビットサポートを削除:

/usr/sbin/swremove Jre14.JRE14-IPF64 Jre14.JRE14-IPF64-HS
(-d64コマンド行オプションは使用できません)

  • 通常、HP IntegrityではPA_RISC 2.0サポートはインストールされません。インストールされている場合に削除:
    /usr/sbin/swremove Jre14.JRE14-PA20 Jre14.JRE14-PA20-HS \
    
             Jre14.JRE14-PA20W Jre14.JRE14-PA20W-HS
    
    

動的スレッドローカル記憶領域(TLS)サポート

動的スレッドローカル記憶領域(TLS)は、HP Integrity (Itanium)システムでは、SDKバージョン1.4.2.00および5.0以降完全にサポートされています。

動的TLSはHP-UX PA-RISCシステムではサポートされていません。 ただし、対処方法があります。 詳細は、リリースノートの「TLSによるshl_load HotSpot libjvmの問題(PA-RISC)」を参照してください。

シグナル連鎖機能

シグナル連鎖機能を使用すると、JVMが使用するシグナルをアプリケーションで使用できるようになるため、JVMの機能と衝突することがなくなります。 シグナル連鎖機能では、アプリケーションはライブラリlibc.2の前にlibjsig.sl (PA)またはlibjsig.so (Itanium)をロードする必要があります。

PA-RISCでこの機能を実行するには、次のパッチをインストールし、LD_PRELOADを使用する必要があります。 HP Integrityでは、パッチや回避方法は必要ありません。

HP-UX 11.11 PA-RISC systems, install patch PHSS_28436 (またはその更新版)

LD_PRELOADの使用例と使用方法については、『HP-UX Java 2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/signals.html#chaining (英語)を参照してください。

-AAおよび-APオプションで構築されたC++アプリケーションのサポート(PA-RISC)

Javaでは、各自のC++製品を構築するために-AAおよび-APオプションをサポートします。 Itaniumシステムでは、C++ランタイム ライブラリがデフォルトで-AAおよび-APをサポートします。 HP-UX 11.0または11.11 PA-RISCでは、Javaをロードするアプリケーションで、ANSI標準C++ランタイム(-AA)オプションを使用している場合、libjvmおよびlibfontmanager-AAバージョンを使用する必要があります。 これらのライブラリは、SDKおよびRTEの以下のダウンロード ページで、別個のダウンロード ファイルとして提供されていることに注意してください。
http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/sdkrte14/index.html

これらは、以下のライブラリの標準C++ランタイム バージョンです。

./jre/lib/PA_RISC2.0/libjvm_v2.sl
./jre/lib/PA_RISC2.0W/libjvm_v2.sl
./jre/lib/PA_RISC2.0/libfontmanager_v2.sl
./jre/lib/PA_RISC2.0W/libfontmanager_v2.sl

C++アプリケーションが-AAを使ってコンパイルされている場合は、Javaライブラリのこれらのバージョンとネイティブ アプリケーションがリンクされるか、または、動的にロードされる必要があります。

JVMライブラリの標準C++バージョンは、PA_RISC2.0およびPA_RISC2.0Wアーキテクチャ用にのみサポートされます。

JVMが標準Javaドライバを通じて起動される場合には、-V2オプションを使って標準C++ランタイムを使用します。
次に例を示します。

java -V2 <javaprog>

HotSpot JVMオプション

標準オプションと非標準オプションについては、『HP-UX Java 2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html (英語)を参照してください。

ガベージコレクタ: パラレル、並列マークアンドスイープ

JavaSoftでは、アプリケーションのスループットを強化し、ガベージ コレクションの休止時間を短縮する、New Generationのガベージ コレクタを実装しています。

ガベージ コレクションと新しいコレクタの詳細については、JavaSoftのマニュアル『Tuning Garbage Collection with the 1.4.2 Java Virtual Machine』http://java.sun.com/docs/hotspot/gc1.4.2/index.html (英語)を参照してください。

Javaヒープ内の物理メモリとスワップの割り当て

Javaヒープ内の物理メモリとスワップを割り当てるメソッドが変更されています。 そのため、Glanceなどのツールを使ってJavaプロセスを監視すると、RSS (Resident Set Size)メモリ使用量が高くなるか、アプリケーションの起動が多少遅くなる可能性があります。

この状況になる原因の詳細と、主なコマンド行オプションの例については、 "「Javaヒープでの物理メモリとスワップ スペースの割り当て」(『HP-UX Java2プログラマーズガイド』)
http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/expanding_memory.html (英語)を参照してください。

アジア系TrueTypeフォントとアジア系ロケール

AsianHP社のバージョン1.4JDK JDKでは、TrueTypeフォントとともにアジア系ロケールがサポートされています。 詳細は、http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/font_info.html (英語)を参照してください。

Date/Timeメソッド - 新しいデフォルト

HotSpot JVMは、gettimeofday()システム コールを使って日時情報を取得します。

パフォーマンス上、アプリケーションの起動時からのCPUの単位時間を使用して現在時刻を計算する、新しいメカニズムが使用されています。 このため、date(1), adjtime(2)、またはntpなどの時間同期ユーティリティを使用してシステム日付または時刻に行った変更は、Javaが返す日時にはプロセスが再起動されるまで反映されません。

システム時刻に対する変更を即座に反映する必要がある場合、
-XX:+UseGetTimeOfDayオプションを使用すると、新しい軽量のメカニズムの代わりにgettimeofday呼び出しを使用するようJVMに指示できます。 ただし、この場合、パフォーマンスが低下することに注意してください。

プロファイリング

SDKバージョン1.4では、将来的にプロファイリング機能をサポートするためのSIGPROFハンドラが自動的にインストールされます。 これによって、SIGPROFを使用するほかのネイティブ コードやプロファイリング ツールとの非互換性が生じることがあります。

次のオプション-XX:+ReduceSignalUsageを指定することによって、SIGPROFハンドラを無効にすることができます。

ただし、このオプションを使用すると、SIGQUITハンドラが無効になるため、Javaスタックトレースを生成することはできなくなります。

acceptまたはreadの保留時にソケットを閉じる方法(PA-RISC) - 新しいパッチ情報!

VMでソケットを閉じるメカニズムが変更されたため、サポート対象のすべてのHP-UX PA-RISCシステムでは、以前のリリースで推奨されていた-XdoCloseWithReadPendingオプションを使用する必要がなくなりました。 ただし、HP-UX 11.11では、次のパッチ(または代替パッチ)が必要です:

PHKL_32457
PHKL_25840
PHKL_25842
PHNE_25644
PHNE_25084

さらに詳しい内容については、『HP-UX Java2プログラマーズガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#socket (英語)を参照してください。

以前のリリースとの互換性

Sun Microsystemsは上位互換性を保持しているため、1.3 JVM用に書かれたアプリケーションは1.4 JVMでも実行できます。 通常、下位互換性はサポートされていませんが、これは、以前のJVMでは実行できない状態で新しいAPIが実装されているためです。

バージョン1.3と1.4の間の非互換性についての詳細は、http://java.sun.com/j2se/1.4/compatibility.html (英語)を参照してください。

Runtime Plug-inの使用方法および構成

Runtime Plug-Inを構成するには、ControlPanel javaアプリケーションを起動するControlPanelスクリプトを実行するか、ControlPanel.html をブラウザにロードします。 Runtime Plug-inがインストールされているディレクトリに、それぞれjre/binスクリプトとjre/ファイルがあります。

ControlPanelアプリケーションは、次のファイルを生成します。

$HOME/.java/deployment/deployment.properties

このファイルには、設定の他に、Runtime Plug-in対応htmlページからブラウザがアプレットをロードする際に、HP-UX用Runtime Plug-inが使用するJREへのパスが含まれています。 この設定は、Plug-inがデフォルトディレクトリにインストールされている場合、次のキーに保存されています。

javaplugin.jre.path=/opt/java1.4/jre

HP-UX用Runtime Plug-In for HP-UX Javaエディションの構成には、環境変数は必要ありません。 ただし、次の環境変数をオプションとして使用できます。

MOZ_PLUGIN_PATH

MOZ_PLUGIN_PATH環境変数を使うと、プラグインライブラリの追加ディレクトリを検索するように、Mozillaブラウザに指示できます。

注記: JREを検索する際、$HOME/.java/deployment/deployment.propertiesファイルのエントリは、MOZ_PLUGIN_PATHのエントリよりも優先されます。

CLASSPATH

ユーザーのCLASSPATH環境変数は、コントロール パネルを実行して[Javaランタイム パラメータ]ボックスで-cpまたは-classpathを指定すれば、JVMで渡すことができます。 変更内容を有効にするには、ブラウザを終了して再起動する必要があります。

Runtime Plug-Inの詳細については、Plug-In FAQhttp://www.hp.com/products1/unix/java/java2/jpi/faqs/index.html (英語)を参照してください。

HTMLページでRuntime Plug-inを使用可能にする(HP-UX)

MozillaブラウザがRuntime Plug-in対応HTMLページからアプレットを初めてロードする際、HP-UX用Runtime Plug-inがダウンロードおよびインストールされます。 Sun Microsystems社は、Plug-in製品の使用を支援する追加ツールを提供しています。 これには、HTMLページを自動的にRuntime Plug-in対応にするコンバータが含まれます。 また、手動でRuntime Plug-in対応にするユーザー向けに、HTML仕様も提供されています。

Sun Microsystems社のHTMLコンバータおよび仕様に関する情報は、http://java.sun.com/reference/docs/index.html (英語)を参照してください。 デフォルトのブラウザバージョンのHP-UX Runtime Environment for Javaの代わりに、HP-UX用Runtime Plug-in、Javaエディション、バージョン1.4.xを使用するようにHTMLページを変更することもできます。

その他のドキュメント(HP社とSun Microsystems社)

以下のWebサイトでは、追加情報を入手できます。

» HP-UX Programmer's Guide for Java 2
   Javaマニュアルページ(/opt/java1.5/manに格納されています)
» Java 2 SDKバージョン1.4の機能とツール(英語)
» Java 2バージョン1.4.2 API仕様(英語)
» Java 2 SDKツールとユーティリティ (英語)
» Java 2プラットフォームとAPI - 認定書籍(英語)
» Javaチュートリアル(英語)
» Javaのセキュリティ(英語)
» Javaテクノロジ(英語)
» Swing Connectionニュースレター(英語)
» HP-UX用Mozillaブラウザ(英語)
» Javaテクノロジ(英語)