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HP Servicecontrol Manager 3.0 ユーザーガイド > 第2章 HP Servicecontrol Manager のインストール

Servicecontrol Manager 2.5 から 3.0 へのアップグレード

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SCM のアップグレードを行うと、SCM のバージョン 3.0 がインストールされ、SCM のデータが SCM 3.0 と互換性のある形式に変換されます。 アップグレードインストールでは、以下を含むすべてのカスタムデータが変換されます。

  • ユーザー

  • ノード

  • ノードグループ

  • ツール

  • ロール

  • 権限

SCM の複数のバージョンを同じシステムに共存させることはできません。

注記: SCM3.0 にアップグレードするには、現在 SCM 2.5 を実行している必要があります。 2.5 より古いバージョンの SCM を実行している場合は、3.0 にアップグレードする前に、いったん 2.5 にアップグレードする必要があります。SCM 3.0エージェントは、SCM 3.0 の Central Management Server (CMS) とだけ互換性があります。 SCM 3.0 を実行する CMS で管理するには、SCM 2.5 エージェントを 3.0 にアップグレードしておく必要があります。Linux の管理対象ノードの場合には、新規ノードとしてインストールしなくてはなりません。つまり、既存の SCM ソフトウェアを Linux の管理対象ノードから削除し、SCM 3.0 をインストールする手順が必要です。
注意: 以下のディレクトリは、SCM のアップグレード時に削除されます。
  • /var/mx

  • /etc/opt/mx

  • /opt/webadmin/mx

  • /opt/mx

これらのディレクトリにファイルを保存している場合は、アップグレードを行う前にファイルを移動してください。データが失われてしまいます。

手順 2-9 SCM 2.5 から 3.0 にアップグレードするには:

  1. システムで SCM 2.5 が実行されていることを確認します。

    swlist B8339BA

    SCM 2.5 が実行されていない場合は起動します。

    /sbin/init.d/ServCtlMgr start

  2. SCM データをバックアップするために、mx コマンドの出力をファイルにコピーします。

    mxnode -ln > /directory/mxnode.scm25

    mxngroup -ln > /directory/mxngroup.scm25

    mxauth -lf > /directory/mxauth.scm25

    mxuser -lf > /directory/mxuser.scm25

    mxtool -lf > /directory/mxtool.scm25

    mxrole -lt > /directory/mxrole.scm25

    directory には、アップグレードインストール時に削除されないディレクトリを指定します。

  3. 「Servicecontrol Manager のインストール: HP-UX の場合」で説明した手順に従って、ソフトウェアを CMS にインストールします。

    注意: CMS をアップグレードする場合は、SCM ソフトウェアを他の製品と同時にインストールしないでください。
  4. CMS 上のswagent.log ファイルにエラーがないかどうかを調べます。

    /var/adm/sw/swagent.log

  5. Debian 2.2 の管理対象ノードがある場合は削除します。 Debian は、オペレーティングシステムとしてサポートされなくなりました。

    1. 各管理対象ノードのエージェントソフトウェアを削除します。

      rpm -e mxagent

    2. エージェントを CMS の構成から削除します。

      mxnode -r -n node

      node は、管理対象ノードのホスト名です。

  6. 既存の HP-UX 管理対象ノードをアップグレードします。

    1. 各 HP-UX ノード上の SCM ソフトウェアをアップグレードし、WBEM エージェントをインストールします。

      swinstall -s server:directory B8339BA.SysMgmtAgent B8465BA

      server は depot サーバーのホスト名、directory は depot サーバー上の depot ファイルの場所です。

    2. 管理対象ノードを構成します。

      /opt/mx/bin/mxagentconfig -a -n cms -p password

      cms は CMS のホスト名、password は前の手順で検証した MxConfigPassword です。

    3. 各管理対象ノードで、WBEM を構成して cimserver を起動します。

      /opt/wbem/sbin/cimconfig -s enableRemotePrivilegedUserAccess=true -p

      /opt/wbem/sbin/cimserver

  7. 既存の Linux 管理対象ノードを削除してから、再度追加します。

    1. Linux 管理対象ノードに、既存の SCM ソフトウェアがあれば削除します。タイトルなし 手順については「Servicecontrol Manager の削除」を参照してください。

    2. 「管理対象ノードの追加」の説明に従って、Linux ノードを追加します。この作業は、次の手順の新しい管理対象ノードの追加と同時に行うことができます。

  8. 「管理対象ノードの追加」で説明した手順に従い、新しい管理対象ノードを追加します。

削除およびクリーンアップタスク (オプション)

CMS システムから SCM 2.5 を完全に削除するための追加タスクを紹介します。

Netscape Directory Server (NDS) の削除

NDS は SCM 2.5 で使用するリポジトリを提供していたものですが、アップグレード後に NDS からデータを抽出する必要がある場合には、NDS はアップグレード時に削除されません。 SCM 3.0 では、リポジトリには NDS ではなく MySQL を使用します。 必要なデータがすべて SCM 3.0 の形式に正常に変換されたことを確認したら、NDS を削除できます。

注意: NDS を削除すると、SCM 2.5 のリポジトリ内のデータも削除されます。 重要なデータの場合は、まず最初にバックアップしておいてください。

手順 2-10 Netscape Directory Server を削除するには:

  1. 以下のコマンドを入力して NDS をアンインストールします。

    cd /var/opt/netscape/server4

    ./uninstall

  2. [ALL] を選択し、NDS を完全に削除します。

  3. 以下のコマンドを実行して NDS 製品を削除します。

    swremove J4258BA

  4. 出力にエラーがないかどうかをチェックします。 エラーがレポートされている場合は、swagent.log ファイルを参照してください。

    /var/adm/sw/swagent.log

手動による SCM 2.5 から 3.0 へのツールの変換

SCM 2.5 を 3.0 にアップグレードすると、ツールは自動的に TDEF ファイルから新しい XML ツール定義ファイルに変換されます。 アップグレード後にツールを手動で変換する必要がある場合は、以下の手順を使用してください。

手順 2-11 ツールを手動で変換するには:

  1. 変換ツールを使用して TDEF から XML ファイルを作成します。

    /opt/mx/lbin/def2xml -t tdef_filename xml_filename

    tdef_filename は元の TDEF ファイルの名前、xml_filename は新しい XML ファイルの名前です。

  2. ツールを SCM に追加します。

    mxtool -a -f xml_filename

    xml_filename は、新しい XML ファイルの名前です。

  3. ツールを確認します。

    mxtool -ld -t "Tool Name"

    Tool Name は、新しいツールの名前です。

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