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HP-UX 言語環境構成ガイド > 第1章 システム言語環境の構成方法

環境変数 LANG の管理

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HP-UX セッションをローカライズするには、次の作業が必要です。

  • 環境変数 LANG の管理。

  • 各言語用のメッセージ カタログとリソース ファイルへのアクセス。

  • 国際化対応システム全体でのアプリケーションのリモート実行。

環境変数 LANG に HP-UX オペレーティング システムでサポートされ、かつインストールされているいずれかのロケールを設定することができます。

環境変数 LANG の設定方法は、ロケールが影響する範囲により、3 通りあります。

  1. /etc/dt/config/Xconfig ファイルをカスタマイズする。 この方法は、ロケールをシステムのすべてのユーザーとすべてのセッションに対して設定するときに使用します。

  2. .dtprofile ファイルをカスタマイズする。 この方法は、各ユーザーごとに異なったロケールを設定するときに使用します。

  3. CDE ログイン画面の Options メニューからロケールを選択する。この方法はセッションごとにロケールを変更するときに使用します。

複数のユーザーに対するロケールの設定 (Xconfig ファイル)

システム全体で使用されるデフォルトの言語を設定するには、Xconfig ファイルを編集する必要があります。 このファイルは、すべてのユーザーに対して、CDE ログイン画面と適切な環境変数 LANG を設定します。 これが、マルチディスプレイ システムのすべてのディスプレイに対して環境変数 LANG を変更する唯一の方法です。 手順は、次のとおりです。

  1. お使いのシステムに /etc/dt/config/Xconfig ファイルがあるかどうかを確認します。 ないときは、/usr/dt/config/Xconfig からコピーし、 /usr/dt/config/Xconfig ファイルを直接編集しないようにします。

  2. /etc/dt/config/Xconfig ファイルを編集して、次の行を変更します (全ロケールの一覧は、「付録 A」を参照してください)。

    Dtlogin*language: <lang>

    例:

    • すべてのディスプレイとユーザーに対してドイツ語 iso8859-1 ロケールを設定するには、次のように変更します。

      Dtlogin*language: de_DE.iso88591

    • 特定のディスプレイ (「hpabcd」) に対してドイツ語 iso8859-1 ロケールを設定するには、次のように変更します。

      Dtlogin.hpabcd_0.language: de_DE.iso88591

    注意: <lang> の値 (de_DE.iso88591) の後に空白やタブがないことを確認します。 空白やタブがあると、環境変数LANG の値が正しく認識されず、ロケールが適切に設定されません。
  3. 次のコマンドを実行します。

    /sbin/init.d/dtlogin.rc reset

  4. ログアウトしてから、もう一度ログインします。

Dtlogin クライアントは、ロケールに対する適切なメッセージ カタログを読み込み、選択されたロケールに対してユーザー インタフェースがローカライズされているときは、ローカライズされた CDE ログイン画面を表示します。 ローカライズされていないときは、ログイン画面は英語で表示されます。 次に、Dtlogin クライアントは、/etc/dt/config/Xconfig ファイルで定義されている次のリソースを使用して、ロケールの一覧を確定します。

  • Dtlogin*languageList

1 人のユーザーに対する言語の設定 (.dtprofile ファイル)

各ユーザーは、自分が使用しているhomedirectory/.dtprofile ファイルを変更して、システム全体に対する環境変数 LANG の設定を変更できます。 この場合、ログイン画面は変更したロケールにはローカライズされず、環境変数 LANG はこのユーザーに対してのみ設定されます。

次に、.dtprofile ファイルをカスタマイズする手順を説明します。

  1. user としてログインします。

  2. ホームディレクトリに移動します。

  3. .dtprofile ファイルを編集します。

    環境変数 LANG を追加または変更します。

    例:

    • フランス語 iso8859-1 ロケールを設定するには、次のようにします。

      LANG=fr_FR.iso88591

  4. 設定を保存して終了します。

  5. ログアウトしてから、もう一度ログインします。

1 つのセッションに対するロケールの設定 (CDE オプション メニュー)

1 つのセッションに対してロケールを設定するには、CDE ログイン マネージャ (システムにログインするために表示される画面) の Options メニューを使用します。 この一覧からロケールを選択することにより、ログインのたびに環境変数LANG がそのユーザーに対して設定されます。 セッションの最後にユーザーがログアウトすると、環境変数LANG の値は (上記のdtlogin で設定された) デフォルト値に戻ります。

ターミナル ベース システムでの環境変数 LANG のデフォルト設定

ターミナル ベース システムのデフォルトの言語やコードセットは、ユーザーのホーム ディレクトリの .profile ファイルか .cshrc ファイルを修正して設定します。

例:

  • ユーザーがログインするときのデフォルトの言語環境をドイツ語 utf8 ロケールに設定するには、次の行を修正します。

    shksh を使用しているときは、.profile ファイルを次のように編集します。

        LANG=de_DE.utf8
    export LANG

    csh を使用しているときは、.cshrc ファイルを次のように編集します。

        setenv LANG de_DE.utf8
  • ユーザーがログインするときのデフォルトの言語環境をカナダ フランス語 iso8859-1 ロケールに設定するには、次のように修正します。

    shksh を使用しているときは、.profile ファイルを次のように編集します。

        LANG=fr_CA.iso88591
    export LANG

    csh を使用しているときは、.cshrc ファイルを次のように編集します。

        setenv LANG fr_CA.iso88591
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