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HP XJIM 日本語入力ガイド: HP 9000 コンピュータ > 第3章 HP XJIM の入力と変換

キー入力方式/入力モード(入力文字種)を選択する

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キー入力方式 (ローマ字入力/ひらがな入力) と入力モード (入力する文字の種類) を選択する方法について説明します。

キー入力方式の選択

キー入力 (「ローマ字入力」と「かな入力」) の方式を選択します。

デフォルトは「ローマ字入力」です。

[ローマ字] を押すたびに、入力方式が切り換わります。

注記: JIS キーボードを使用している場合、キー入力方式は [英数かな]で切り換わります。
ローマ字入力 

キートップに記されたアルファベットに従って、ローマ字読みで日本語を入力する方法です。デフォルトは、この状態です。

かな入力 

キートップに記されたカタカナに従って、日本語を入力する方法です。

このマニュアルでは「ローマ字入力」で入力することを前提に説明していますが、 「かな入力」でも同様の変換操作ができます。

ただし、文字入力に使用するキーが説明とは異なる点に注意してください。

文字入力モードの選択

日本語入力を始める前に文字種の入力モードを決めることができます。

文字入力モードには、次の種類があります。

  • 全角ひらがな入力

  • 全角カタカナ入力

  • 半角カタカナ入力

  • 全角英数入力

  • 半角英数入力

  • 記号(シンボル文字)入力

  • コード入力

  • スルーモード

モードを切り換えるには、各モードに対応するキーを押すか、「モードローテーション」で切り換えます。

ただし、「モードローテーション」では、「スルーモード」、「記号(シンボル文字)入力」、「コード入力」の 3 つのモードに切り換えることはできません。

モードローテーションによる切り換え

日本語入力ができる状態で [Ctrl]+ [Tab]を押す度に、次のローテーションで入力モードが切り換わります。

かな → カナ → カタカナ → 英数 → エイスウ → かな →...

ローテーションの順番は変更することができます。

詳しくは、第 6 章の「日本語入力環境を設定/変更する」をご覧ください。

全角ひらがな入力モード

入力した読みが、「全角ひらがな文字」で表示されます。

デフォルトのモードです。

  1. [F9] または [ひらがな]を押します。

    全角ひらがな入力モードのステータスエリアが表示されます。

    図 3-1 全角ひらがな入力モードのステータスエリア

    全角ひらがな入力モードのステータスエリア

全角ひらがな文字から、次の文字種に変換できます。

おおさか

表 3-2 タイトルなし (全角ひらがな入力モード )

文字種

オペレーション

変換結果

漢字

[変換]/[ (Space) ]

大阪

読みのまま

[無変換]/[F5]

おおさか

登録した単語

[Ctrl]+ [W]

ユーザー辞書に登録している単語に変換されます

全角カタカナ文字

[F6] / [Shift]+ [無変換]

オオサカ

半角カタカナ文字

[F7]

オオサカ

全角英数字

[F8]

oosaka

半角英数字

[Shift]+ [F8]

oosaka

 

変換についての詳細は、この章の 「入力した読みを変換する 」の該当部分をご覧ください。

全角カタカナ入力モード

入力した読みが、「全角カタカナ文字」で表示されます。

なお、このモードで入力した読みは漢字変換できません。

  1. [F10] または [カタカナ]を押します。

    全角カタカナ入力モードのステータスエリアが表示されます。

    図 3-2 全角カタカナ入力モードのステータスエリア

    全角カタカナ入力モードのステータスエリア

全角カタカナ文字から、次の文字種に変換できます。

ボストン

表 3-3 タイトルなし (全角カタカナ入力モード )

文字種

オペレーション

変換結果

読みのまま

[無変換]/[F5]

ボストン

全角ひらがな文字

[Shift]+ [F5]

ぼすとん

半角カタカナ文字

[F7]

ボストン

全角英数字

[F8]

bosutonn

半角英数字

[Shift]+ [F8]

bosutonn

 

変換についての詳細は、この章の 「入力した読みを変換する 」の該当部分をご覧ください。

半角カタカナ入力モード

入力した読みが、「半角カタカナ文字」で表示されます。

このモードで入力した読みは漢字変換できません。

  1. [Shift]+ [F10]を押します。

    半角カタカナ入力モードのステータスエリアが表示されます。

    図 3-3 半角カタカナ入力モードのステータスエリア

    半角カタカナ入力モードのステータスエリア

半角カタカナ文字から、次の文字種に変換できます。

シアトル

表 3-4 タイトルなし (半角カタカナ入力モード )

文字種

オペレーション

変換結果

読みのまま

[無変換]/[F5]

シアトル

全角ひらがな文字

[Shift]+ [F5]

しあとる

全角カタカナ文字

[F6] / [Shift]+ [無変換]

シアトル

全角英数字

[F8]

siatoru

半角英数字

[Shift]+ [F8]

siatoru

 

変換についての詳細は、この章の「入力した読みを変換する」の該当部分をご覧ください。

全角英数字入力モード

入力した読みが、「全角英数字」で表示されます。

このモードで入力した読みは漢字変換できません。

  1. [F11] または [英数]を押します。

    全角英数字入力モードのステータスエリアが表示されます。

    図 3-4 全角英数字入力モードのステータスエリア

    全角英数字入力モードのステータスエリア

全角英数字から、次の文字種に変換できます。

georgia

表 3-5 タイトルなし (全角英数字入力モード )

文字種

オペレーション

変換結果

読みのまま

[無変換]/[F5]

georgia

半角英数字

[Shift]+ [F8]

georgia

 

変換についての詳細は、この章の「入力した読みを変換する」の該当部分をご覧ください。

半角英数字入力モード

入力した文字が、「半角英数字」で表示されます。

このモードで入力した読みは漢字変換できません。

  1. [Shift]+ [F11]を押します。

    半角英数字入力モードのステータスエリアが表示されます。

    図 3-5 半角英数字入力モードのステータスエリア

    半角英数字入力モードのステータスエリア

半角英数字から、次の文字種に変換できます。

california

表 3-6 タイトルなし (半角英数字入力モード )

オペレーション

処理

変換結果

読みのまま

[無変換]/[F5]

california

全角英数字

[F8]

california

 

変換についての詳細は、この章の「入力した読みを変換する」の該当部分をご覧ください。

記号(シンボル文字)入力モード

記号(シンボル文字)を入力するためのモードです。

記号は、その用途によってグループ分けされています。

読みを入力していない状態で [F12]を押すと、そのグループ名が次のように一覧表示されます。

記号に対応する「読み」を入力して記号に変換する方法もあります。

詳しくは、この章の「記号(シンボル文字)変換」をご覧ください。

図 3-6 記号グループ名の一覧表示

記号グループ名の一覧表示
注記: EUC 入力用の HP XJIM においてリソース *JISX0212 True に設定されている場合は、表示されるグループ名に次の 2 種類の記号グループが追加されます。
ラテン
キリル

目的の記号グループ名にカーソルをあわせて [Enter]を押すと、そのグループに属する記号が次のように一覧表示されます。

例えば、[数学] を選択すると次のように候補が一覧表示されます。[Back space]を押すと記号グループ名の一覧表に戻ります。

図 3-7 数学グループの候補の一覧表示

数学グループの候補の一覧表示

目的の記号にカーソルをあわせて [Enter]を押すと記号が入力され、自動的に [F12]を押す前の入力モードに戻ります。

注記: X11R5/Motif1.2 のアプリケーションで Ximp プロトコルで接続している場合には、記号グループ名、および記号は、マウスで直接クリックしても選択できます。

記号候補を選択するときに使用するキーは次のとおりです。

表 3-7 タイトルなし (記号(シンボル文字)入力モード )

オペレーション

処理

[F12]

記号グループ名の一覧表示

[Enter]

記号グループの選択および記号の確定

[Back space]

記号入力モードの中止

[Home]

先頭の候補への移動

[Shift]+ [Home]

末尾の候補への移動

[Shift]+ [←]

現在カーソルがある行頭の候補への移動

[Shift]+ [→]

現在カーソルがある行末の候補への移動

[←]

一つ左の候補への移動

[→]

一つ右の候補への移動

[↑]

一つ上の候補への移動

[↓]

一つ下の候補への移動

 

コード入力モード

特殊な地名を入力するときのように、字は分かっているのに漢字の読みがわからない場合や、辞書に登録されていない特殊な読みのため [変換][ (Space) ]では漢字に変換されない場合があります。

そうようなときには、その漢字に対応するコードを入力して変換できます。

日本語入力に使われる文字は、一つ一つがコードによって管理されています。

コードには「区点コード」と「ファイルコード」の 2 種類があります。

デフォルトは、「区点コード入力」です。

区点コードによる入力

  1. [Shift]+ [F12]を押します。

  2. 区点コード番号を入力して、[変換]を押します。 入力した区点コードに対応する漢字に変換されます。

    入力したコードに対応する文字が何もない場合は、警告音が出て変換されません。

ファイルコードによる入力

ファイルコードは、「JIS」、「シフト JIS」 、「日本語 EUC」のいずれかを使用します。

  1. メインメニューの [カスタマイズ] を選択し、「コードモード」を設定します。

  2. [Shift]+ [F12]を押して、ファイルコード入力モードにします。

  3. コード番号を入力して、[変換]を押します。 入力したファイルコードに対応する漢字に変換されます。

    入力したコードに対応する文字が何もない場合は、警告音が出て変換されません。

コード入力を途中で中止する方法は、次のとうりです。

表 3-8 タイトルなし (コード入力モード)

オペレーション

処理

[Ctrl]+ [X]

入力済みのコードをすべて削除します。

入力済みのコードがなければ、読み入力に切り換えます。

[Back space]

入力済みのコードを 1 文字削除します。入力済みのコードがなければ、読み入力に切り換えます。

漢字に変換されている場合は、入力したコードに戻ります。

 

入力できるコード体系の選択

HP XJIM で入力できるコード体系には、シフト JIS と EUC の 2 種類があります。

コード体系は、HP XJIM の起動時に以下の条件により選択されます。 起動中の変更はできません。 プロトコルが Ximp の場合は、シフト JIS と EUC の HP XJIM を同時に起動することもできます。

  • 環境変数 $LANG

    $LANG ja_JP.SJIS の場合には、シフト JIS が選択されます。

    $LANG ja_JP.eucJP の場合には、 EUC が選択されます。

    $LANG ja_JP.utf8 の場合には、 EUC が選択されます。

  • コマンドオプション

    -sjis が指定されている場合には、シフト JIS が選択されます。

    -euc が指定されている場合には、EUC が選択されます。

上記以外の場合には、シフト JIS が選択されます。

コマンドオプションの指定は、LANG の設定よりも優先されます。 また、-sjis-euc のコマンドオプション が同時に指定された場合には、後に指定された方が優先されます。

シフト JIS で起動された場合

シフト JIS の XJIM から入力可能な文字の種類と範囲は次のとおりです。

  • JISX0208 の 1 区から 84 区 (JIS 第 1/第 2 水準)

  • JISX0208 の 85 区から 120 区 (外字領域)

従って、コード入力時の入力可能な範囲は次のようになります。

表 3-9 タイトルなし (シフト JIS で起動された場合 )

コード入力の方法

入力可能なコードの範囲

区点コード

0101 から 12094 まで

シフト JIS

0x8140 から 0xfcfc まで

日本語 EUC

JISX0208 のみ

JIS コード

JISX0208 のみ

 

注記: シフト JIS の XJIM では JISX0212 (補助漢字) のコードは扱えません。

日本語 EUC で起動された場合

日本語 EUC の XJIM から入力可能な文字の種類と範囲は次のとおりです。

  • CS0/CS1/CS2/CS3 (JISX0208/JISX0212)

  • JISX0208 の 85 区から 94 区

  • JISX0212 の 79 区から 94 区

従って、コード入力時の入力可能な範囲は次のようになります。

表 3-10 タイトルなし (日本語 EUC で起動された場合 )

コード入力の方法

入力可能なコードの範囲

区点コード

0101 から 9494 (JISX0208) と 0101 から 9494 (JISX0212)

シフト JIS

0x8140 から 0xeffc まで

日本語 EUC

JISX0208 と JISX0212 が入力可能 (JISX0212 は 8F をつけて入力)

JIS コード

JISX0208 と JISX0212

 

注記: 日本語 EUC で起動された場合は JISX0208 の 95 区から 120 区のコードは扱えません。

JISX0212 (補助漢字) の入力

EUC では、JISX0212 が入力できます。

操作はコードモードごとに、以下のように行ってください。

  • JIS または区点の場合

    [shift]+ [F12]で JISX0208 (JIS 第 1/第 2 水準) の入力モードと JISX0212 の入力モードを切り替えてください。

    初期状態では JISX0208 に設定されています。

    ステータスエリアには、

    JISX0208 に設定されているときは '区点 >' または 'JIS >' と表示されます。

    JISX0212 に設定されているときは '区点 (補)>' または 'JIS(補)>' と表示されます。

  • 日本語 EUC の場合

    コードの先頭に 8F を付加して入力してください。

    ステータスエリアには常に 'EUC >' と表示されます。

スルーモード

日本語入力ができる状態のままで、かな漢字変換を一時的に中断するモードです。

キートップに記された文字をそのまま入力したいときに使います。

このモードでは、入力した文字を他の種類の文字に変換することはできません。

  1. [Ctrl]+ [\] を押します。

    スルーモードのステータスエリアが表示されます。

図 3-8 スルーモードのステータスエリア

スルーモードのステータスエリア
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