日本語入力環境を設定/変更する |
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HP XJIM による日本語入力環境を使いやすくするために、
が行えます。
「機能のキー割り当ての変更」と「モードローテーションの設定」は、メインウィンドウの [カスタマイズ] より行います。
「環境設定機能の初期設定」と「ローマ字表記の変更」は、ホームディレクトリにファイル $HOME/.nlio_defaults を新しく作成して行います。
ホームディレクトリに既に .nlio_defaults を作成済みの場合には、変更して使用することができます。
メインウィンドウの [カスタマイズ] を選択すると、カスタマイズウィンドウが表示します。
キービルディングフィールド
現在の機能に対するキー割り当てを表示しているフィールドです。
割り当てを変更したい機能をクリックすると「キーエディットウィンドウ」が表示され、設定の変更ができます。
リソースフィールド
各種リソースの設定を行うフィールドです。
| [コードモード] | | コード入力に用いるコード体系を [区点], [JIS], [SJIS], [EUC] の中から選択します。 |
| [エコーモード] | | ローマ字入力での読みの表示を [全角] または [半角] に設定します。 |
| [逐次候補回数] | | 全候補表示モードに変わるまでに、[変換]または [ (Space) ]を何回押すかを設定します。 0 〜 9 までの数を指定できます。 0 を指定すると、自動的には全候補表示モードには変わらなくなります。 |
| [入力モード] | | [Ctrl]+ [Tab]による文字入力モードのローテーションの順序を設定します。 |
カスタマイズコマンドボタン
各コマンドは、マウスでクリックすることで起動します。
| [OK] | | 設定内容を各入力ウィンドウに反映し、カスタマイズファイルに書き込んだ後、カスタマイズを終了します。 |
| [デフォルト設定] | | キー割り当て、リソース設定をデフォルトの値に戻します。 |
| [取消] | | 変更内容を破棄して、カスタマイズを終了します。 |
HP XJIM で使うキーは、[漢字]を除くほとんどのキー設定をカスタマイズウィンドウで自由に変更できます。
操作機能のキー割り当ての変更方法を説明します。
「単語変換機能」のキーを [Ctrl]+ [変換]に変更してみす。
メインウィンドウの [カスタマイズ] を押して、カスタマイズウィンドウ表示します。
キービルディングフィールドの [単語変換] をマウスでクリックして選択します。
キーエディットウィンドウが表示します。
定義済みキーリストには Ctrl-<w> が表示されています。 キー割り当ての変更を中止したい場合は、[取消] を押してください。
[変換]と組み合わせるキーを [Ctrl]にしたいので、"Modifier "の Ctrl をクリックして選択します。
[Shift]と [Ctrl]の両方を選択することもできます。
左端のキーリストの中から、スクロールバーを使って [変換] を表示させ、クリックして選択します。
キー入力を間違ったときは、[クリア] を押して入力した文字を削除し、正しい文字を入力し直してください。
[追加] を押します。
Ctrl-変換が新規定義キーとして定義済みキーリストに表示されます。
定義済みキーリストの Ctrl-<w> をクリックして選択します。
[削除] を押して、前の定義済みキーリストを削除します。
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 | 注記: 定義済みキーリストのすべてのキーを削除するには、[全削除] を押します。 |
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[OK] を押します。
単語変換機能のキーが [Ctrl]+ [変換]に変更され、キー割り当ての変更が終了します。
入力モードは、[Ctrl]+ [Tab]を押すたびに次のようなローテーションで切り換わります。
かな → カナ → カタカナ → 英数 → エイスウ → かな →...
選択可能な入力モードと、そのローテーションの順番は、設定/変更できます。
よく使う入力モードを使用頻度の高い順に設定すれば、日本語入力の効率を向上させることができます。
メインウィンドウの [カスタマイズ] を押して、カスタマイズウィンドウを表示します。
カスタマイズウィンドウが現れます。
リソースフィールドの [入力モード] の右側にあるボックスをクリックします。
モードローテーション設定ウィンドウを表示します。
ウィンドウには、入力モードが表示されています。
この内、選択可能な入力モードには、ローテーションの順番も併せて表示されています。
[クリア] を押します。
選択可能な入力モードがすべて解除されます。
入力時に使用するモードを、使う頻度の高い順にクリックします。
使用しないモードは、クリックせずにそのままにしておきます。
[OK] を押して、モード切り替えをが設定します。
入力モードの初期設定は、ホームディレクトリのファイル $HOME/.nlio_defaults に次のようなフォーマットで記述します。
モード< 空白 >M_On/M_Off< 空白 >コメント |
モードには下記のいずれかを記述してください。
表 5-1 初期設定として有効なモード
モード | 説明 |
|---|
InsertMode | 挿入機能の ON/OFF |
RomajiMode | ローマ字入力の ON/OFF |
GakushuuMode | 学習機能の ON/OFF |
例えば、挿入機能、ローマ字入力、学習機能をそれぞれ On にするためには次のように記述します。
| InsertMode | | M_On |
| RomajiMode | | M_On |
| GakushuuMode | | M_On |
かな漢字変換で使われるローマ字表記法は「 付録 C 「ローマ字
/ かな対応表 」」のとおりですが、この設定もホームディレクトリの
.nlio_defaults ファイルで変えることができます。
表記としては、文字であればすべて有効です。
次のフォーマットで記述します。
ローマ字表記< 空白 >R_変換後の表記< 空白 >コメント |
例えば、ぁの入力はデフォルトでは [X] [A]で行ないますが、これを [L] [A]に変えるには次のように記述します。
日本語入力環境の設定内容は、次のファイルに記述されています。
環境変数 NLIO_HOME が設定されていれば、その値を $HOME の代わりに用います。
下記のファイルはテキストファイルなので、vi などのエディタで簡単に作成できます。
| $HOME/.nlio_defaults | | NLIO8.2 で提供されていたカスタマイズファイルです。
前処理変換ルールや初期設定、ユーザー辞書設定の記述については引き続き用いられます。 このファイルが存在しない場合は、デフォルト設定となります。 |
| $HOME/.xjim_keybind | | カスタマイズコマンドを用いて行われたカスタマイズの内容のうち、キー割り当てについての情報が記述されます。 存在しない場合は、HP XJIM 起動時に自動的に作成されます。 |
| $HOME/.xjim_defaults | | カスタマイズコマンドを用いて行われたカスタマイズの内容のうち、リソースについての情報が記述されます。 存在しない場合は、HP XJIM 起動時に自動的に作成されます。 |
ファイル操作についての、不明な点は、システム管理者にお尋ねください。
HP
XJIM のリソース |
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HP XJIM に対して 表 5-2 「HP XJIM のリソース 」に示すリソースが設定できます。
リソースのクラス名は XJim です。
表 5-2 HP XJIM のリソース
リソース | 説明 | デフォルトの値 |
|---|
XJim.ConversionStartKey: | 漢字キーを指定します。 例 XJim.ConversionStartKeys : |
上記のように設定すると、[Tab]キーと [漢字]キーに漢字 ON/OFF 機能を設定できます。 | Ctrl<key>Tab \n\ <key>Meta_L \n\ <key>Henkan_Mode |
XJim.kksHost | かな漢字変換サーバーを起動するホスト名を指定します。 | コマンド行オプションの説明を参照してください。 |
XJim.learnFile | 学習ファイルを指定します。 | $HOME/.xjim_learn |
XJim.onlineFile | 単語登録に用いるユーザ辞書を指定します。 | $HOME/.xjim_onlud |
XJim*background | メインウィンドウのバックグラウンドの色を指定します。 | - |
XJim*foreground | メインウィンドウのフォアグラウンドの色を指定します。 | - |
XJim.geometry | メインウィンドウの表示位置を指定します。 | - |
XJim*stackChang: | ステータスの入力スタイルが、XIMStatusNoting の時、漢字 ON になっているウィンドウにフォーカスがあたるとそのウィンドウが最上層になります。このリソースに False を設定するとウィンドウの階層は変更しません。 | True |
XJim.JISX0212 | EUC で JISX0212 (補助漢字)を扱うかどうかを指定します。 false が指定された場合は、JISX0208 のみ入力可能です。 True が指定された場合は、JISX0208 と JISX0212 が入力可能です。 注記 JISX0212
を入力するにはこのほかにフォントの指定が必要です。 詳しくは『日本語環境ユーザーズガイド』の第 6 章「日本語フォントの使用方法」の「論理フォント名による日本語フォントの指定方法」をご覧ください。 | false |
XJim*modeLocation | クライアントウィンドウに対するステータスエリアの位置を指定します。 left,
right, のいずれかを指定します。 この設定は、日本語入力時にステータスエリアが表示される場合に有効となります。 | left |
リソースは、お使いの環境に合わせて以下のファイル設定してください。
| CDE | | $HOME/.Xdefaults を変更して、「アプリケーションマネージャ」の「デスク
トップツール」のリソースの再読み込みをダブルクリックしてリソースの再読み込みを実行します。 |
| MWM | | $HOME/.Xdefaults |
.Xdefaults に関しては、システム用のリソースファイル(sys.Xdefaults) をホームディレクトリにコピーしてお使いください。
EditResources の使用方法についての詳細は『 HP CDE ユーザーズガイド』をご覧ください。
入力スタイルを設定する |
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HP XJIM では次の 4 種類の入力スタイルが利用できます。
Ximp プロトコルでは、プリエディット,ステータスそれぞれについて以下の入力スタイルが使用可能です。
また、それぞれの入力スタイルの全ての組合せについて設定が可能です。
XIMPreeditPosition
アプリケーションのウィンドウ内の指定された位置に (通常はカーソル位置) プリエディット文字列が表示されます。
XIMPreeditArea
アプリケーションのウィンドウ内の指定された領域内にプリエディット文字列が表示されます。
XIMPreeditNothing
アプリケーションのウィンドウの下にプリエディット文字列が表示されます。
XIMPreeditCallbacks
アプリケーションによって表示方法,位置が決められます。
XIMStatusArea
アプリケーションのウィンドウ内の指定された領域内にステータス文字列が表示されます。
XIMStatusNothing
アプリケーションのウィンドウの下にステータス文字列が表示されます。
XIMStatusCallbacks
アプリケーションによって表示方法、位置が決められます。
Motif1.2 で開発されたアプリケーションで指定できる入力スタイル
リソース XmNpreeditType に指定する事で次の入力スタイルを選択できます。
Over-The-Spot
プリエディットの入力スタイルが XIMPreeditPosition で指定されます。
Off-The-Spot
プリエディットの入力スタイルが XIMPreeditArea で指定されます。
Root
プリエディット/ステータスの入力スタイルが XIMPreeditNothing/XIMStatusNothing で指定されます。
HP XJIM の入力スタイルは、特に指定がない場合は、Over-The-Spot(オーバーザスポット) スタイルです。