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HP-UX 11i バージョン 3 インストール/アップデートガイド: HP Integrity サーバーおよび HP 9000 サーバー > 付録 A 既知の問題とトラブルシューティング

インストールとアップデートの既知の問題

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表 A-1 「インストールとアップデートの既知の問題」は、HP-UX 11i v3 リリースで発生する既知の問題を示しています。

表 A-1 インストールとアップデートの既知の問題

問題

説明/対処

HP Service Control Manager (SCM) が HP-UX 11i v3 でサポートされていない

HP Service Control Manager (HP SCM) は、HP-UX 11i v3 ではサポートされていません。システムで SCM が動作している場合は、HP-UX 11i v3 へアップデートする「前に」HP Systems Insight Manager (HP SIM) バージョン 5.1 へ移行する必要があります。移行しないと、アップデートが失敗するおそれがあります。

対処方法

HP-UX 11i v3 へアップデートする前に、HP SCM を削除します。SCM が現在のシステムにインストールされており、それを将来実行しない場合は、HP-UX 11i v3 にアップデートする前に HP SCM を削除する必要があります。

次のコマンドで HP Servicecontrol Manager をアンインストールします。

swremove -x enforce_dependencies=false ID

ID は、次の構文例に示すように、製品 ID またはバンドル ID です。

swremove -x enforce_dependencies=false B8339BA

次のコマンドを実行して、古い製品のサブディレクトリを削除します。

rm -fr /opt/mx /etc/opt/mx

また、swremove mysql コマンドを実行して Service Control Manager が使用していたデータベース (mysql) を削除します。

また、HP SCM バージョン 3.0 から HP SIM バージョン 5.1 へ移行してから HP-UX 11i v3 にアップデートすることもできます。このアップデートを実行するためには、HP SCM バージョン 3.0 を実行している必要があります。それより前のバージョンを実行している場合は、HP SIM バージョン 5.1 へアップデートする前に HP SCM をバージョン 3.0 にアップデートする必要があります。

HP SCM から HP SIM バージョン 5.1 への移行についての詳細は、『HP Systems Insight Manager 5.1 HP-UX 用 インストール/コンフィギュレーション ガイド』を参照してください。

HP-UX 11i v3 では Secure Path がサポートされていない

HP-UX 11i v3 では Secure Path がサポートされていません。システムで Secure Path が動作している場合は、HP-UX 11i v3 にアップデートするときに、移行スクリプトが実行され以下の処理が行れます。

  • Active-Passive ディスクアレイ用の HP StorageWorks Secure Path ドライバをアンインストールする。

  • Active-Active ディスクアレイ用の HP StorageWorks Secure Path ドライバをアンインストールする。

  • Secure Path が LUN 用に提供している疑似 DSF (Active-Passive ディスクアレイ用) を、対応する LUN WWN にマップする。

  • Secure Path 3.0F SP2 が LUN 用に提供している仮想別名 (Active-Active ディスクアレイ用) を、対応する HP-UX 11i v3 ディスクデバイス特殊ファイルにマップする。

  • /etc/fstab をアップデートして、Secure Path 3.0F SP2 が提供している仮想別名 (Active-Active ディスクアレイ) を、HP-UX 11i v3 ディスクデバイス特殊ファイルに置き換える。しかし、ファイルシステムは自動的にマウントされない。

  • すべての Secure Path の仮想別名を新しい形式のデバイス特殊ファイルにアップデートする。

Secure Path 3.0F SP2 が提供している仮想別名 (Active-Active ディスクアレイ) を /etc/fstab で使用している場合、エントリーが、対応している新しい形式の dsf に自動的に置き換えられます。システムにインストールされている Secure Path (active/active) がサポートしている active-active ディスクアレイだけが移行されます。たとえば、Secure Path for HP-UX 3.0F がインストールされている場合、EVA-GL は Secure Path for HP-UX 3.0F SP1 でのみサポートされているため、EVA-GL (active/active) LUN は、移行できません。

対処方法

HP-UX 11i v3 のコールドインストールまたはアップデートが完了した後に、ファイルシステムを手作業でマウントします。詳細は、ホワイトペーパー『 Migrating from HP StorageWorks Secure Path for Active-Active Disk Arrays to Native Multipathing in HP-UX 11i v3』 を参照してください。

http://docs.hp.com

NIS+ が HP-UX 11i v3 でサポートされていない

NIS+ 製品は、HP-UX 11i v3 ではサポートされていません。システムで NIS+ を実行している場合は、HP-UX 11i v3 にアップデートする「前に」LDAP に移行する必要があります。移行しないと、アップデートが失敗するおそれがあります。

NIS+ から LDAP-UX への移行ツールは、移行のために NIS+ のコマンドおよびユーティリティを使用します。NIS+ コマンドおよびユーティリティは HP-UX 11i v3 では使用できないため、HP-UX 11i v3 へ移行したシステムで移行ツールを実行することはできません。

対処方法

HP-UX 11i v3 にアップデートする前に、NIS+ サーバーとクライアントを LDAP に移行します。

他社製品のインストールスクリプトが起動できない

他社製品のインストールスクリプトの中には、Mozilla のライセンス同意ダイアログを表示するために dtksh を必要とするものがあります。

対処方法

CDE をインストールしてスクリプトを想定どおりに実行できるようにするか、または /opt/mozilla/mozilla を実行して Mozilla ライセンスに手動で同意します。

swlist または swverify を実行している際の警告メッセージ

HP-UX 11i v3 ソフトウェアデポで swlist または swverify を実行する場合、次のような警告メッセージが表示されることがあります。

WARNING: [20002] Ignoring duplicate information for the keyword "dynamic_module" at line.

対処方法

このメッセージは無視して構いません。

VxFS 5.0 を使用した HP-UX 11i v2 から HP-UX 11i v3 へのアップデート

VxFS 5.0 を使用して、ディスクレイアウトバージョン 7 のファイルシステムを作成していた場合、そのディスクは HP-UX 11i v3 の VxFS 4.1 では読み取れません。

対処方法

HP-UX 11i v3 へ移行する前に、レイアウトバージョン 7 のファイルシステムからレイアウトバージョン 5 または 6 で作成したファイルシステムに、データをコピーしてください。

VxFS 4.1 を使用した HP-UX 11i v2 から HP-UX 11i v3 へのアップデート

ディスクレイアウトバージョン 2 またはバージョン 3 の VxFS ファイルシステムを作成していた場合、そのファイルシステムは HP-UX 11i v3 の VxFS 4.1 ではマウントできません。

対処方法

HP-UX 11i v3 の VxFS へアップグレードする前に、vxfsconvert コマンドでディスクレイアウトをバージョン 4 にアップグレードしてください。VxFS 4.1 についての詳細は、『Veritas 4.1 インストールガイド』を参照してください。

Active/Passive デバイスが接続されていると、長い遅延またはシステムハングが発生する

他社製品 (HP 製品以外) の記憶装置を HP-UX 11i v3 システムに接続する場合、その記憶装置の製造元に問い合わせて、HP-UX 11i v3 との互換性について確認することをお薦めします。HP-UX 11i v3 での要件および制限に関する情報についても、製造元にご確認ください。

 

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