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Ignite-UX 管理ガイド: HP-UX 11i > 第2章 Ignite-UX の使用開始

Ignite-UX サーバーの要件

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ハードウェア要件

Ignite-UX サーバーで、クライアントのブート、インストール、およびリカバリをサポートする場合は、次のハードウェアが必要です。

  • コンピュータ: HP-UX 11i v1、HP-UX 11i v2、または HP-UX 11i v3 を実行している HP 9000 (PA-RISC) システム、または、HP-UX 11i v2 または HP-UX 11i v3 を実行している Itanium®ベースのシステムが必要です。

  • メモリー: 通常、クライアントのインストールとリカバリの性能は、ネットワークのスループットによって制限されます。 したがって、システムメモリーについて特に考慮する必要はありません。

  • DVD ドライブ: インストールメディアから Ignite-UX サーバーへの HP-UX リリースデポのコピーを容易にするために、DVD デバイスの使用を推奨します。

  • テープデバイス: 障害復旧計画の一部として、Ignite-UX サーバー自体のリカバリ方法を検討しておく必要があります。 テープドライブを使用すれば、Ignite-UX サーバー専用のリカバリアーカイブをテープメディアに保存することができます。 一般的に、クライアントのリカバリアーカイブが保存されているデポとその他のクライアント固有の内容は、テープに保存するリカバリアーカイブに含めるべきではないことに注意してください。 クライアントの内容は、バックアップソフトウェアを使用して保存する必要があります。 すべてのシステムがテープブートをサポートし、2 段階のメディアリカバリを必要とするわけではありません。 詳細は、「テープからのブートをサポートしないシステムでのテープリカバリ - 2 段階のメディアリカバリ」およびホワイトペーパー Ignite-UX Installation Booting (http://docs.hp.com/en/IUX/infolib から入手可能) を参照してください。

  • ネットワークインタフェース: ネットワークのブートとインストールをサポートするために 1 台以上のネットワークアダプタが必要です。 ネットワークアダプタは、サポートされている各サブネットに直接接続することをお勧めします。 複数のネットワークインストールとリカバリ処理を同時に実行すると、膨大なネットワークトラフィックが発生することに注意してください。

  • ディスクスペース: Ignite-UX サーバーには、かなりのディスクスペースが必要です。

    • Ignite-UX サーバーですべての HP-UX リリース (B.11.11、B.11.23、および B.11.31) のインストールをサポートするには、/opt/ignite に少なくとも 700MB の空きディスクスペースが必要です。

      スペースを節約するために、インストールまたはリカバリ対象の HP-UX リリースだけをサポートすることができます。

    • Ignite-UX サーバーで、クライアントのシステムをサポートし、ソフトウェアデポを保存し、リカバリアーカイブを保存する場合は、/var/opt/ignite に大量のスペースが必要になる場合があります。 デフォルトの HP-UX ファイルシステムのサイズは、Ignite-UX サーバーにとって十分ではない可能性があります。 サポートするクライアントシステムの数とクライアントごとに保存するリカバリアーカイブの最大数を考慮する必要があります。

      リカバリアーカイブサーバーが Ignite-UX サーバーと異なる場合、そのシステム上にリカバリアーカイブ用のスペースを確保してください。

      リカバリアーカイブのサイズは、保存する内容に依存します。 一般的にリカバリアーカイブには、少なくとも HP-UX オペレーティングシステムソフトウェアのフルセットが保存されます。

    • インストールに必要なデポを保持するために、ファイルシステムのスペースが必要です。 サーバーでサポートする必要のある異なる OS リリースの数を考慮する必要があります。 HP-UX 11i v2 2004 年 9 月版 OE リリースや HP-UX 11i v2 2006 年 9 月版 OE リリースなど、Ignite サーバーがサポートする各 HP-UX リビジョンの異なる OE バージョンのサポートを必要とする場合があることに注意してください。 アプリケーションデポとパッチデポを追加で保存する場合は、さらにスペースが必要になります。

      ソフトウェアのインストールに Software Distributor (SD) デポを使用しない場合は、これらのディスクスペース要件を考慮する必要はありません。

    • ゴールドイメージを保持するために、ファイルシステムのスペースが必要です。 必要なイメージのサイズと数を考慮してください。 システムのインストールにゴールドイメージを使用しない場合は、これらのディスクスペース要件を考慮する必要はありません。

    • ご使用の HP-UX バージョンのすべてのオペレーティング環境に必要なディスクスペースについては、『インストール/アップデートガイド』を参照してください。このマニュアルは、http://docs.hp.com/jaから入手できます。

その他の条件

Ignite-UX サーバーでは、次のソフトウェア、ユーティリティ、および構成が必要な場合があります。

  • TFTP の使用: Ignite-UX は一部のファイルを TFTP を使用して転送します。 ファイルの転送に最低限必要なディレクトリのリストが、/etc/inetd.conf ファイルに保持されています。 標準以外の場所に構成スクリプトを配置する場合は、リストにディレクトリを追加しなければならない場合があります。

    たとえば、Ignite サーバーの /etc/inetd.conf ファイルに、以下のエントリが必要です。

    tftp dgram udp wait root /usr/lbin/tftpd tftpd /opt/ignite /var/opt/ignite

    HP Serviceguard クラスタまたは 1 つの LAN インタフェースに複数の IP アドレスを持つシステムを使用する場合は、tftp-s オプションを使用し、パッチ PHNE_28762 11.11 をインストールしてください。

  • ssh の使用: Ignite-UX バージョン C.6.8 以降では、bootsysssh を使用でき、ignitemake_[tape|net]_recoveryssh を使用できます。 Ignite-UX バージョン C.7.0 以降では、ignite コマンドで bootsys を呼び出すときに ssh を使用できます。 ssh を使用するには、ssh が Ignite サーバーとクライアントで使用可能になっている必要があります。

  • X11 ディスプレイサーバーの使用 (オプション): X11 ディスプレイサーバーを使用すれば、GUI から Ignite を構成および起動することができます。 Ignite-UX サーバーから X サーバーを使用して Ignite GUI を表示できます。または、次のコマンドを入力して表示を別の X ターミナルにリダイレクトできます。

    export DISPLAY=system_name:0.0

  • ソフトウェア: Ignite-UX、および任意のクライアントに配布予定のソフトウェアデポを、製品メディア (CD または DVD) から入手します。Ignite-UX は Web からダウンロードすることもできます。詳細は、「Ignite-UX ソフトウェアの入手 」を参照してください。

  • サーバーへのクライアントアクセス: クライアントが Ignite サーバーに接続する方法には、環境に応じた複数の方法があります。 詳細は、「Ignite-UX サーバーの構成の決定」を参照してください。

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