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Ignite-UX 管理ガイド: HP-UX 11i > 第3章 ネットワークブート登録済みクライアント用のサーバーの作成

サーバーセットアップオプションの詳細

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Ignite-UX サーバーを使用してクライアントに HP-UX をインストールする前に、サーバーオプションとセッションオプションを構成する必要があります。 ここでは構成処理について説明します。次のタスクがあります。

  • PA-RISC サーバーまたは Itanium ベース サーバーで、ネットワークインストールをセットアップする。

  • IP アドレスを、インストールクライアントのブートに使用されるように構成する。

  • DHCP アドレス範囲を、クライアントインストール プロセスの誘導に使用できるように構成する。

サーバーオプションの構成

以下の手順で Ignite-UX サーバーを構成します。

  1. [Options]、[Server Configuration] の順に選択します。 図 3-7のタブが表示されます。

    図 3-7 Ignite-UX Server Configuration タブ

    Ignite-UX Server Configuration タブ

    デフォルトのタブは [Server Options] です。

  2. [Default Configuration] の隣のボタンをクリックし、リストからオペレーティングシステムまたはオペレーティング環境 (OE) を選択します。 選択した構成が、クライアントをインストールするときのデフォルトになります。 Ignite-UX により、デフォルト以外の設定をクライアントごとに指定できます。

  3. [Default Printer] の隣のボタンをクリックし、使用可能 (構成済み) プリンターの 1 つを選択します。 これは、システム一覧またはインストール履歴を印刷するためのプリンターになります。 Ignite-UX は、ジョブを送る前にプリンターの IP アドレスを確認します。

  4. [Client Timeout (minutes)] の隣のボタンをクリックし、時間 (分) または [off] を選択します。 インストール中にはステータス情報がクライアントの install.log ファイルに書き込まれます。このログは Ignite-UX によって随時監視されます。 この値を設定すると、選択した分単位の時間内に install.log ファイルがアップデートされない場合、Ignite-UX から警告メッセージが表示されるようになります。 この値にはデフォルト値を使用することをお勧めします。

    [Client Timeout] を [off] に設定するとこの通知は無効になり、またインストール結果に影響はありません。

  5. [Run client installation UI on] メニューを使用して、このインストールでクライアント UI を表示する場所を指定します。 Ignite-UX サーバーが構成済みの場合は、ターミナルユーザーインタフェース (TUI) を使用している target システムから、あるいは設定されている UI (Ignite-UX GUI または TUI) を使用している server から、クライアントインストール インタフェースを実行できます。 対話形式ではない (ユーザーが介入しない) クライアントインストールを行う場合は、[none] を選択します。

    GUI のデフォルトの表示場所は、Ignite-UX サーバーです。

  6. ネットワークブート IP アドレスの構成は、ハードウェアのアーキテクチャに依存します。 ハードウェア (PA-RISC または Itanium ベース) に合った方法を選択してください。

    PA-RISC の構成

    [Configure Booting IP Addresses...] を選択します。 図 3-8に示すダイアログボックスが表示されます。

    図 3-8 [Configure Booting IP Addresses] ダイアログボックス

    [Configure Booting IP Addresses] ダイアログボックス

    インストールプロセスの実行中、クライアントは Ignite-UX サーバーからネットワークブートを実行する必要があります。 それには、クライアントに対して一時的な IP アドレスを割り当てる必要があります。

    [IP Range] フィールドに、使用可能な IP アドレスの初期範囲を入力します。Ignite-UX サーバーは、この範囲から最初のクライアントブートを実行できます。 以下の例では、Ignite-UX はこの範囲の IP アドレスを使用して、同時に 20 のインストールを実行することができます。

    10.2.73.1       10.2.73.20

    この一時的な IP アドレスは、サーバーからクライアントへの最初のカーネルの転送時、ネットワーク上でブートするためだけに使用されます。 同時にネットワークブートを行うシステムの数によっては、1~2 個のアドレスで足りる場合もあります。

    重要: ここに入力する一時的な IP アドレスが割り当て済みでないことを確認してください。 割り当て済みの場合は、ネットワークの競合が起こり、予期しない結果になります。

    これらのアドレスを後で変更する必要がある場合は、/etc/opt/ignite/instl_boottab ファイルを編集する必要があります。

    詳細は、instl_bootd(1M) を参照してください。

    Itanium ベースの構成

    [Add DHCP Addresses...] を選択します。 図 3-9に示すダイアログボックスが表示されます。

    図 3-9 [Add DHCP Addresses] ダイアログボックス

    [Add DHCP Addresses] ダイアログボックス

    この IP アドレスは、オペレーティングシステムのダウンロードおよびアプリケーションのインストール中に使用されます。 これらのアドレスは、クライアントへの Ignite-UX ダウンロードではほとんど使用中になります。 同時に実行されるダウンロードごとに 1 個のアドレスが必要です。

    この DHCP 機能はインストールのみを目的としているため、 優先度の高い DHCP サーバー機能と干渉しないように構成を制限することを推奨します。

    固定 IP アドレスは、DHCP サービス経由で配布されます。 DHCP サービスに詳しくない場合は、[DHCP Class ID] フィールドや [DHCP Addresses are temporary] チェックボックスを変更しないでください。 DHCP サービスは、定義済みのシステムホスト名と IP アドレスを持たないクライアントの構成にのみ使用されます。

    [DHCP Addresses] フィールドに使用可能な恒久的な IP アドレスの範囲を入力して、最小アドレス値と最大アドレス値の範囲を指定します。 たとえば、次のようになります。

    10.2.73.21      10.2.73.40

    Ignite-UX では、これらのアドレスを一度だけ指定できます。 最初に定義した IP アドレスを後から変更する場合は、SAM を使用してください。

    DHCP 構成の詳細は、付録 Bを参照してください。 DHCP の機能、アドレス、クラス ID の設定の詳細は、setup_server(1M) およびinstl_adm(4) を参照してください。

セッションオプションの構成

Ignite-UX を使用すると、クライアントインストール セッションをどのように行うかを選択できます。 たとえば、Ignite-UX を起動するたびに [Welcome] ダイアログを表示するかどうかや、インストールの完了時にクライアントを停止するかどうかを選択できます。 Ignite-UX が設定するデフォルトの設定を受け入れるか、または設定を変更できます。

[Session Options] タブからクライアントのインストール動作を構成するには、[Options]、[Server Configuration] の順に選択し、[Session Options] タブ (図 3-10) をクリックします。

図 3-10 [Session Options] タブ

[Session Options] タブ

このタブ上で構成することのできるオプションについて、以下で説明します。

  • Confirm new clients - Ignite-UX サーバーから新しいクライアントがブートされるたびに、ダイアログボックスの表示を制御します。

  • Ask for customer information during client installation - 顧客名、システムシリアル番号、および注文番号を入力できる入力ウィンドウの表示を制御します。 この情報は、/var/opt/ignite/local/manifest ディレクトリの manifest.seed ファイルに保存されます。システム一覧の表示および印刷時に (「システム一覧の表示および印刷 」を参照)print_manifes(1M) が使用します。 入力された情報がインストールの結果に影響を及ぼすことはありません。

  • Show the welcome screen for the install server - [Welcome] ダイアログボックスの表示/非表示を制御します。 デフォルトの動作では、このダイアログボックスが表示されます。

  • Halt the client after installation - インストール後にクライアントシステムを再起動するのではなく (デフォルト)、停止するかどうかを制御します。

  • Automatically move completed clients to history - 完了したクライアントを、自動的にヒストリログ /var/opt/ignite/clients/history/history.log の最後に追加するかどうかを制御します。 このアクションでは、後で参照できるように、クライアントの構成ファイルとマニフェストファイルが Ignite-UX サーバーの history ディレクトリに自動的に移動されます。 クライアントアイコンは、GUI ワークスペースから削除されます。 クライアントのステータスが COMPLETE (インストール完了) でなければ、この処理は行われません。

  • Show all the information for network recovery image creation - ネットワークリカバリイメージの作成およびインストール中に表示される情報の量を制御します。 デフォルトの動作では、この情報は表示されません。

  • Show all the information for tape recovery image creation - テープリカバリイメージの作成およびインストール中に表示される情報の量を制御します。 デフォルトの動作では、この情報は表示されません。

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