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lanadmin(1M)

(廃止予定)
HP-UX 11i Version 3: February 2007
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テクニカル ドキュメント

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名称

lanadmin ― ローカルエリアネットワーク管理プログラム

構文

/usr/sbin/lanadmin [-e] [-t]

/usr/sbin/lanadmin [-a] [-A station_addr] [-c] [-g [get_options]] [-m] [-M mtu_size] [-p] [-r] [-R] [-s] [-S speed] [-V vlan_options [parms]] [-x options]
[-X options] PPA

特記事項

lanadminlanscanlinkloop コマンドは非推奨となりました。 詳細については 『警告』 項を参照してください。

説明

lanadmin は、ローカルエリアネットワーク (LAN) の管理、およびテストを行うプログラムです。各インタフェースカードごとに、次の操作が可能です。

  • ステーションアドレスを表示、および変更します。

  • 最大伝送ユニット (MTU) を表示、および変更します。

  • 速度設定を表示、および変更します。

  • ネットワーク統計レジスタをゼロにクリアします。

  • インタフェース統計情報を表示します。

  • インタフェース使用情報を表示します。

  • インタフェースカードをリセットし、セルフテストを実行します。

  • VLAN がサポートされているカード上に VLAN を構成します。

表示以外の操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

lanadmin は標準入力からコマンドを読み取り、標準エラーにプロンプトやエラーメッセージを書き込み、さらに標準出力にステータス情報を書き込みます。プログラムをターミナルから実行する場合は、割り込みキー (通常は ^C) により、現在実行中のコマンドに割り込むことができます。また、eof キー (通常は ^D) によりプログラムが終了します。

lanadmin はメニューモード (『構文』 の最初の行を参照) と即時モード (『構文』 の 2 行目を参照) の 2 つのモードで動作します。 aAcgmMprRsSVxX オプションを 1 つ以上指定すると、 lanadmin は即時モードで実行されます。これ以外の場合は、メニューモードで実行されます。

オプション

lanadmin には、以下の即時モードオプションがあります。 aAcgmMprRsSVxX オプションと、 PPA 引き数を最低 1 つは指定しなければなりません。

-a 

PPA に対応するインタフェースの現在のステーションアドレスを表示します。

-A station_addr 

PPA に対応するインタフェースの新しいステーションアドレスをセットします。 station_addr は、'0x' を前に付けて、16 進の形式で入力します。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。 station_addrDEFAULT の場合は、工場のデフォルトの物理アドレスが復元されます。

.CR 

警告 : インタフェースおよびシステムが正しく稼働していることを確認するために、新しいステーションアドレスを設定する前に、インタフェースを終了しなければなりません。 新しいステーションアドレスを設定した後、インタフェースを機能させるために開始します。 インタフェースの終了および開始については、 ifconfig(1M) を参照してください。

-c 

PPA に対応するインタフェースで、 LAN インタフェースのネットワーク統計レジスタをゼロクリアします。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

-g [get_options]  

PPA に対応するインタフェースの get_options で指定されたオプションに対応する設定を取得して表示します。 get_options は省略可能であり、大文字と小文字が区別されます。 使用できる値は、 mibstatsmibstats_ext です。

mibstats 

MIB-II 統計情報 (RFC 1213) と、インタフェース特有の統計情報を表示します。

mibstats_ext 

拡張 64 ビット MIB 統計情報 (RFC 2863) と、インタフェース特有の統計情報を表示します。

-m 

PPA に対応するインタフェースの現在の MTU サイズを表示します。

-M mtu_size 

PPA に対応するインタフェースの新しい MTU サイズをセットします。 mtu_size の値は、リンクの所定の範囲内に入っていなければなりません。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

-p  

PPA に対応するインタフェースの使用情報を表示します。 PPA に対応するインタフェースに結び付けられている、上位レベルのプロトコルとアプリケーションを表示します。 何も結び付けられていない場合は、何も出力しません。

-r 

PPA に対応するローカルな LAN インタフェースカードをリセットします。 これによって、セルフテストが実行されます。 リセットの実行中は、ネットワークへのローカルなアクセスは中断されます。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

-R 

PPA に対応するインタフェースの MTU サイズを同じリンクタイプのデフォルトにリセットします。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

-s 

PPA に対応するインタフェースの現在の速度設定を表示します。

-S speed 

PPA に対応するインタフェースの新しい速度をセットします。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

-V vlan_options 

VLAN 特有のオプションを実行します。 パラメータ (parms ) を必要とするオプションもあります。 このオプションの構文や使用法については、 vlan(7) を参照してください。 vlan_options として、次の オプションが使用可能です。

create 

VLAN を作成する。

modify 

VLAN のプロパティを変更する。

delete 

VLAN を削除する。

scan 

システム内のすべての VLAN の情報を表示する。

info 

システム内の特定の VLAN の情報を表示する。

basevppa 

使用可能な 仮想 PPA (VPPA) の最小値を表示する。

-x options 

PPA に対応するインタフェースのドライバ固有の オプション を取得して表示します。

-X options 

PPA に対応するインタフェースのドライバ固有の オプション を設定します。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

lanadmin には、次のメニューモード オプションがあります。即時モードオプションとともに指定されている場合は、無視されます。

-e 

出力デバイスに入力コマンドをエコーします。

-t 

各コマンドプロンプトの前のコマンドメニュー表示を抑制します。これは、テスト選択モードの terse コマンドと等価になります。デフォルトは、 verbose です。

即時モード

即時モードでは、LAN インタフェースのステーションアドレス、 ソース経路指定オプション、MTU サイズ、リンク速度、および PPA/VPPA とシステム内の VLAN の情報 ( vlan(7) を参照) を表示することができます。 特定のインタフェースに対して、権限を持つユーザーは、ステーションアドレス、ソース経路指定オプション、MTU サイズ、およびリンク速度の変更を行うこともできます。 上記の 『オプション』 の項を参照してください。

メニューモード

メニューモードの場合、インタフェースカードの選択、選択したカードに関する統計情報の表示、カードのリセット、および統計レジスタのクリアの操作を行うことができます。

メニューモードは 完全なコマンドワード、または一意に識別される略記を使用できます。コマンドで大文字 / 小文字は区別されません。複数のコマンドを空白、タブ、またはカンマでそれぞれ区切ることにより、1 行にまとめて入力することができます。

テスト選択モードメニュー

このメニューは、最初にメニューモードを選択すると表示されます。使用できるテスト選択モードコマンドは次のとおりです。

lan 

LAN インタフェース テストモード メニューを選択します。

menu 

テスト選択モード コマンドメニューを表示します。

quit 

lanadmin プログラムを終了します。

terse 

コマンドメニューの表示を抑制します。

verbose 

コマンドメニューの表示を復元します。

LAN インタフェース テストモード メニュー

次のコマンドが使用できます。

clear 

LAN インタフェースネットワーク統計レジスタをゼロにクリアします。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

display 

RFC 1213 MIB II 統計情報を表示します。リンクによっては、タイプ固有の MIB 統計情報を表示することもできます。 たとえば、Ethernet リンクの場合、 RFC 1398 Ethernet に類似した統計情報が表示されます。

end 

lanadmin をテスト選択モードに戻します。

menu 

LAN インタフェース テストモードのコマンドメニューを表示します。

PPA 

LAN インタフェースカードに対応する PPA を入力するように要求します。デフォルトは、内部リストで最初に検出された LAN インタフェースになります。 lanscan コマンド lanscan(1M) 参照) により、有効な値を表示することができます。

quit 

lanadmin プログラムを終了します。

reset 

ローカル LAN インタフェースカードをリセットすることにより、セルフテストを実行します。 reset の実行中は、ネットワークに対するローカルアクセスが割り込まれます。 この操作を実行できるのは、権限を持つユーザーだけです。

引き数

lanadmin は、次の即時モード引き数を認識します。

PPA 

LAN インタフェースの PPA (Physical Point of Attachment) の数。 aAcgmMprRsSVxX オプションが使われていない場合 (メニューモード)、この引き数は無視されます。 PPA の後に指定されたオプションはすべて無視されます。 適切な値は lanscan コマンドで表示できます lanscan(1M) を参照)。

警告

lanadmin コマンドによってインタフェースのステーションアドレスまたは mtu に対して行った変更は、システムをリブートした後には失われます。 ユーザーは、この機能に関する初期設定ファイルを、手作業で編集するか、または SAM インタフェースを介して変更するかのどちらかで変更しなければなりません。

廃止

lanadminlanscanlinkloop コマンドは非推奨となりました。 これらのコマンドは、将来の HP-UX リリースでは廃止されるため、 ネットワーク関連作業を行うための新しいコマンド nwmgr(1M) を使用することを推奨します。

著者

lanadmin は、HP で開発されました。

参照

netstat(1), ifconfig(1M), lanscan(1M), linkloop(1M), nwmgr(1M), ping(1M), lan(7), vlan(7)

IETF Requests for Comments: RFC 1213, RFC 1398, RFC 2863.

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