本文に進む 日本−日本語
日本HPホーム 製品とサービス お客様サポート/ ダウンロード ソリューション ご購入の方法
≫ お問い合わせ
詳細検索オプション
日本HPホーム
HP-UX リファレンス > l

lvextend(1M)

HP-UX 11i Version 3: February 2007
≫ 

テクニカル ドキュメント

フィードバック
ここから本文が始まります

 ≫ 目次

 ≫ 索引

名称

lvextend ― LVM 論理ボリュームに対するスペース増加、およびミラー増加

構文

/usr/sbin/lvextend [-A autobackup] {-l le_number | -L lv_size | -m mirror_copies} lv_path [pv_path ... | pvg_name ...]

特記事項

ミラーディスク操作のためには、オプションの HP MirrorDisk/UX ソフトウェアをインストールしておかなければなりません。 このソフトウェアは、標準の HP-UX オペレーティングシステムには含まれていません。

lvextend は、ボリュームグループを共有モードでアクティブ化している場合は使用できません。

説明

lvextend コマンドは 論理ボリュームの割り当てエクステント、またはミラーコピー数を増加させることができます。

論理ボリュームのその他の特性は、lvchangelvreduce コマンドを使って変更することができます lvchange(1M) および lvreduce(1M) を参照)。

割り当てを特定の物理ボリュームに制限するには、pv_path 引き数に物理ボリューム名を指定するか、pvg_name 引き数に物理ボリュームグループ名を指定します。 これを指定しないと、ボリュームグループ内のすべての物理ボリュームが、新しい物理エクステントの割り当てに使用できるようになります。LVM は、必ず現在の割り当てポリシーを満たすように物理エクステントを割り当てます。特定の割り当てポリシーで使用するのに適さない物理ボリュームがある場合、 その物理ボリュームは物理エクステントの割り当ての際に使用されません。pv_path 引き数で指定した場合でも、pvg_name 引き数で間接的に指定した場合でも使用されません。

pvg_name パラメータを指定できるのは、論理ボリュームの割り当てポリシーの 1 つが PVG 厳格の場合だけです。

オプションと引き数

-m オプションが有効なのは、オプションの HP MirrorDisk/UX ソフトウェアがシステム上にインストールされている場合だけです。

lvextend は、次のオプションと引き数を認識します。

lv_path  

論理ボリュームのブロック型デバイスパス名。

pv_path  

物理ボリュームのブロック型デバイスパス名。

pvg_name  

物理ボリュームグループの名前 lvmpvg(4) を参照)。

-A autobackup 

このコマンドの起動に対して自動バックアップを設定します。autobackup の値は、次のいずれかです。

y 

論理ボリュームに加えた構成の変更を自動的にバックアップします。 これはデフォルトです。

このコマンドが実行された後で、論理ボリュームの属するボリュームグループに対して vgcfgbackup コマンド vgcfgbackup(1M) を参照) が実行されます。

n 

ここでは、構成の変更をバックアップしません。

-l le_number 

論理ボリュームに割り当てるスペースを増加します。 論理エクステントの単位で指定します。 le_number は、現在の論理エクステント数より大きな 10 数値で、範囲は 1 から 65535 (インプリメンテーション上の限界) です。

-l-L および -m オプションのいずれか 1 つ を指定しなければなりません。

-L lv_size 

論理ボリュームに割り当てるスペースを増加します。メガバイト単位で指定します。lv_size1 から 16777216 の範囲 (インプリメンテーション範囲) における、現在の論理ボリュームサイズを超える 10 進値です。lv_size は、論理エクステントサイズの倍数に切り上げられます。 論理エクステントサイズは、ボリュームグループに対して vgcreate コマンドで定義された物理エクステントサイズと同じです vgcreate(1M) を参照)。

-l-L および -m オプションのいずれか 1 つを指定しなければなりません。

-m mirror_copies 

各論理エクステントに割り当てられるミラーコピーの数を設定します。 ミラーコピーには、オリジナルと同一のデータが含まれます。mirror_copies は、1 または 2 のいずれかの値を取ることができます。これは、現在の値より大きくなければなりません。

新しいコピー内のデータは同期がとられます。ハードウェア特性とデータの量によっては、同期処理に長い時間がかかることがあります。

-l-L および -m オプションのいずれか 1 つを指定しなければなりません。

ストライプ化された論理ボリュームの留意事項

ストライプ化されてミラー化された論理ボリュームがサポートされています。

stripes で指定した数の論理エクステントの増分によって、ストライプ化された論理ボリュームのサイズの増加を行います。 1 つの増分は、ボリュームがミラー化されていない場合は stripes で指定した数の物理エクステントに相当し、ボリュームがミラー化されている場合は stripes * mirror_copies + 1) 個の物理エクステントに相当します。 stripes は、論理ボリュームがストライプ化されるディスクの数で、lvcreate コマンドの -i stripes オプションで指定します。mirror_copies は、各エクステントに割り当てられるミラーコピーの数で、lvcreate コマンドと lvextend コマンドの -m オプションで指定します。LVM のストライプ化された論理ボリュームは、常に厳格 または PVG 厳格の割り当てポリシーを使用して割り当てられます。増分の各物理エクステントは、 ボリュームグループ中の異なる物理ボリュームに割り当てられます。

ストライプ化されたボリュームのサイズを増加するためには、 適当な空きスペースを持ち、割り当てポリシーを満たしている物理ボリュームが、最低でも stripes (ボリュームがミラー化されている場合は stripes * mirror_copies + 1)) で指定した数だけ必要です。

ストライプ化されたボリュームのミラーコピー数を増加するには、 適当な空きスペースを持ち、割り当てポリシーを満たしている物理ボリュームが、最低でも stripes で指定した数と追加するコピー数を掛けた数だけ必要です。

多言語化対応

環境変数

LANG はどの言語のメッセージを表示するかを指定します。

LANG が指定されていない場合、またはヌルの場合は、デフォルトで "C" となります lang(5) を参照)。

多言語対応変数に誤った設定が含まれていると、多言語対応変数は、デフォルトですべて "C" となります environ(5) を参照)。

論理ボリュームの論理エクステント数を 100 に増加します。

lvextend -l 100 /dev/vg01/lvol3

論理ボリュームのサイズを 400MB に増加します。

lvextend -L 400 /dev/vg01/lvol4

論理ボリュームの各論理エクステントについて 2 つのミラー (すなわちオリジナルのコピー 2 つ) を割り当てます。

lvextend -m 2 /dev/vg01/lvol5

特定の物理ボリューム上に論理ボリュームのミラーを作成します。

lvextend -m 1 /dev/vg00/lvol3 /dev/dsk/c0t3d0

論理ボリューム上に存在するファイルシステムのサイズを増加します。

まず論理ボリュームのサイズを増加します。
  

lvextend -L 400 /dev/vg06/lvol3

ファイルシステムをアンマウントします。
  

umount /dev/vg06/rlvol3

ファイルシステムを拡張して、論理ボリューム全体 (大きな) を占有するようにします。

extendfs /dev/vg06/rlvol3

ファイルシステムを再マウントします。
  

mount /dev/vg06/lvol3 /mnt

警告

以前の HP-UX リリースでは、ストライプ化されてミラー化された論理ボリュームを作成すると、 ボリュームグループのインポートとアクティブ化ができなくなることがあります。以前のリリースの lvcreate(1M) を参照して、ストライプとミラーがサポートされていると明示的に記載されているかどうか確認してください。 ボリュームグループの、ストライプ化されてミラー化された論理ボリュームが削除されたり、ミラー化解除されると、 ボリュームグループは再び以前の HP-UX リリースと互換性がある状態になります。

参照

lvchange(1M), lvcreate(1M), lvdisplay(1M), lvreduce(1M), pvchange(1M), pvdisplay(1M), intro(7), lvm(7)

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項
© 2007 Hewlett-Packard Development Company, L.P.