構文
/sbin/mknod name c major minor
/sbin/mknod name b major minor
/sbin/mknod name p
説明
mknod は、次のファイルのタイプを作成します。
キャラクタ型デバイス スペシャルファイル (『構文』 の
最初の形式)
ブロック型デバイス スペシャルファイル (『構文』 の 2 番目の形式)
名前付きのパイプと呼ばれることもある FIFO ファイル
(『構文』 の 3 番目の形式)
name は、作成されるファイルのパス名です。 新しく作成されたファイルは、あらゆるユーザーが読み取り、および書き込みが可能なデフォルトモード
(0666) をもちます。 しかし、モードは、ユーザーのファイルモード作成マスク
(umask(1) を参照)
の現在の設定によって変更されます。
キャラクタ型およびブロック型スペシャルファイル
キャラクタ型デバイス スペシャルファイルは、9 トラックの磁気テープドライブ、プリンタ、プロッタ、``raw''
モードで使用されるディスクドライブ オペレーティング、および端末のような、一度に
1 バイトを転送することができるデバイス用に使用します。 キャラクタ型スペシャルファイルを作成するには、c 引き数を使用します。
ブロック型デバイス スペシャルファイルは、ディスクドライブのような、通常、データのブロックを一度に転送するデバイス用に使用します。
ブロック型デバイス スペシャルファイルを作成するには、b 引き数を使用します。
残りの引き数は、次のような新しいスペシャルファイルを介してアクセス可能なデバイスを指定します。
| major | | この「メジャー番号」は、メジャーなデバイスタイプを指定します
(例えば、デバイスドライバ番号)。 |
| minor | | この「マイナー番号」は、デバイスの位置を指定します
(常にというわけではありませんが、一般的に、ユニット、ドライブ、
回線番号のうちのどれか 1 つ、2 つ以上の任意の組合わせ、または全部)。 |
major および minor の値は、それぞれ、C 言語規約 (10 進数は、先頭に 0 が付かず、8 進数は、先頭に 0 が付きます。また、16 進数は、先頭に 0x が付きます)
を使用して、16 進数、8 進数、または 10 進数のうちのどれかで指定します。
メジャーデバイス番号とマイナーデバイス番号の割当ては、各 HP-UX
システムによって決まっています。 詳細に関しては、ユーザーのシステムに付属のシステム管理者のためのマニュアルを参照してください。
該当する特権をもつユーザーだけが、 mknod を使用してキャラクタ型またはブロック型デバイス スペシャルファイルを作成することができます。
FIFO
ファイル
FIFO (名前付きのパイプまたはバッファ) ファイルを作成するには、引き数 p を使用します。 mkfifo コマンドもこの目的で使用できます ― mkfifo(1) を参照)
の 2 番目の引き数に p を使用します。すべてのユーザーが、 mknod を使用して、FIFO ファイルを作成することができます。
警告
アクセス制御リスト
HFS ファイルシステムでは、chacl コマンド (chacl(1) 参照) を使用して、オプションの
ACL エントリーを、 スペシャルファイルと FIFO に追加することができます。
JFS ファイルシステムでは、setacl コマンド (setacl(1) 参照) を使用して、オプションの ACL
エントリーを、 スペシャルファイルと FIFO に追加することができます。
しかし、システムプログラムがユーザーの知らない間に、 これらのファイルに対するオプションの
ACL エントリーを変更したり、取り除いてしまうかもしれません。
参照
chacl(1),mkdir(1), mkfifo(1), setacl(1),
umask(1), lsdev(1M), sam(1M),mknod(2), acl(5),aclv(5),
mknod(5)
HP-UX のシステム管理者向けマニュアル
標準準拠
mknod: SVID2, SVID3, XPG2