構文
rmdir [-f|-i]
[-p] dir ...
説明
rmdir は、 dir オペランドが空のディレクトリを指している場合に限って、
そのディレクトリを削除します。
各ディレクトリは、指定された順序に従って削除されます。 したがって、あるディレクトリ、およびその下にあるサブディレクトリの
両方を引き数として指定する場合には、 親ディレクトリよりも前にサブディレクトリを指定しなければなりません。 rmdir が親ディレクトリを削除しようとする時点で、
このディレクトリが空になっていなければならないからです。 ディレクトリを削除するには、その親ディレクトリに対する
書き込みおよび検索 (実行) パーミッションが必要ですが、 削除するディレクトリ自体に対するパーミッションは必要ありません。
ただし、その親ディレクトリにスティッキービットが設定されている場合には、
ディレクトリの所有者、親ディレクトリの所有者、あるいは 適当な特権を持つユーザのみがそのディレクトリを削除できます。
オプション
次のオプションを指定することができます。
| -f | | -i オプションの指定の有無にかかわらず、確認のプロンプトを出さずに、
強制的に各ディレクトリを削除します。 このオプションを指定すると、オペランドが存在しないことを示す
診断メッセージも抑止されます。 ただし、このオプションを指定しても、 オペランドがないことを示す診断メッセージ以外はすべて出力されます。
エラーメッセージや対話形式のプロンプトをすべて抑止するには、 標準エラー出力を /dev/null にリダイレクト
(変更) した状態で、 -f オプションを使用するようにしてください。 このオプションは、それより前に -i オプションがあってもそれを無視します。 |
| -i | | 削除する各ディレクトリごとに、 確認を要求するプロンプトが標準エラー出力に送られます。 このオプションは、それより前に -f オプションがあってもそれを無視します。 |
| -p | | パスを削除します。すなわち、 パス名に複数の構成要素があるディレクトリを削除した後、
この親のディレクトリが空になっていれば、 rmdir は、この空の親ディレクトリを削除します。この動作は、 rmdir が空でない親ディレクトリを検出するまで、
あるいはもとのパス名の構成要素をすべて削除するまで続けられます。 -i オプションとともに使用すると、 rmdir は、パスの各ディレクトリ構成要素について、削除するかどうかを確認してきます。 |
多言語化対応
環境変数
LANG は、設定されていないまたはヌルの国際化変数に対して
デフォルトの値を用意します。 LANG が設定されていないかヌルの場合には、
"C"のデフォルト値 ( lang(5)) を参照) が使用されます。
いずれかの国際化変数に無効な値が設定されている場合、 rmdir は、すべての国際化変数が
"C" に設定されているものとして動作します。 environ(5) を参照してください。
LC_ALL は、空でない文字列値に設定されていると、他のすべてのローカリゼーション 変数の値をオーバーライドします。
LC_CTYPE は、 dir 名のシングル/マルチバイト文字の解釈、プリント可能な文字の分類、
また正規表現内の文字クラス式と一致する文字を決定します。
LC_MESSAGES は、標準エラーに書き込まれる診断メッセージと標準出力に
書き込まれる情報メッセージのフォーマットおよび内容の設定に使用する、
ロケールを決定します。
NLSPATH は、 LC_MESSAGES を処理するメッセージカタログの位置を決定します。
サポートされるコードセット
シングル/マルチバイトの文字コードセットがサポートされています。
診断
通常、診断の内容はメッセージから理解できます。 -f オプションを指定しても、すべての診断メッセージが抑止されるわけではありません。
例
確認用のプロンプトを出して、ディレクトリを削除します。
パスの構成要素を可能な限り削除するには、次のように指定します。
rmdir -p component1/component2/dir
参照
rm(1), rmdir(2), stat(2)
標準準拠
rmdir: SVID2, XPG2, XPG3, XPG4