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HP-UX リファレンス > s

sam(1M)

廃止予定
HP-UX 11i Version 3: February 2007
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テクニカル ドキュメント

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名称

sam ― システム管理マネージャ

構文

/usr/sbin/sam [ -f login | -r ]

説明

sam コマンドは、 HP-UX オペレーティングシステム上のシステム管理を実現するために、 HP システム管理ホームページ (HP SMH) プログラム を起動します。 HP SMH は、HP システム管理マネージャ (HP SAM) の HP-UX 11i V3 release での WEB ベース拡張プログラムです。 詳細は、 smh(1M) を参照ください。

もし DISPLAY 環境変数が設定されていたら、WEB ベースの HP SMH が表示されます。 もし、 DISPLAY 環境変数が設定されていなければ、端末ベースの HP SMH が表示されます。

使用を推奨しない注意

sam コマンドは、HP-UX 11i V3 release では推奨されていません。 HP は、 smh コマンドの使用を推奨しています。

オプション

sam は、次のオプションを認識します。

-f login 

指定された login に関連付けられた権限で、SAM を実行します。 -r を同時に使うと、制限版 SHM ビルダが起動され、指定された login に関連付けられた権限で、初期化されます。

このオプションを使うにはスーパーユーザでないといけません。 詳細は、 『制限版 SMH(Restricted SHM)』 を参照ください。

-r 

制限版 SMH を起動します。 これは限られた権限しか持たないユーザに、SMH の機能を使わせることを 可能とします。 このオプションを使うには権限を持つユーザでないといけません。 詳細は、 『制限版 SMH(Restricted SHM)』 を参照ください。

制限版 SMH(Restricted SHM)

一般的に、SMH は、特権ユーザに、実行権限を要求します。 しかしながら、制限版 SMH では、特権ユーザや特権グループに属さない ユーザに、SMH のある機能を使うことができるよう設定することができます。

システム管理者は、 -r (上記 『オプション』 参照) オプションで、制限版 SMH にアクセスできます。 制限版 SMH 内では、システム管理者は、SAM 機能のサブセットを ユーザ毎、またはグループ毎に割り当てることができます。

制限版 SMH が使われる時は、非特権ユーザは、行いたいことを 正常に実行できるように、特権ユーザに昇格されます。

デフォルトでは、制限版 SMH は、全てのアプリケーションを 特権ユーザとして実行できます。しかしながら、あるアプリケーション、 たとえばソフトウェア配布 (swacl), は、それ自身のセキュリティー機構を持っているので、 制限版 SMH のセキュリティーモデルとは異なっています。 そのような場合は、 制限版 SMH から起動されたアプリケーションは、 それを起動したユーザの ログイン ID で実行されます。

制限版 SMH の権限を与えられた非特権ユーザは、単純に /usr/sbin/smh を実行し、アクセスする権限を持つユーザとして動作します。

全ての SMH 機能は、非特権ユーザが行いたいことを 正常に実行できるように、特権ユーザに昇格されている ことを要求します。

SMH は SMH 機能のデフォルトセットを提供し、 システム管理者はこれお他のユーザに割り当てることができます。

制限版 SMH は、端末ユーザインターフェイスのみ提供します。 制限版 SMH は、WEB ベースの GUI (HP SMH) を提供しません、 それは、HP SMH はそれ自身の役割があるからです。 詳細は、 http://docs.hp.com にある HP SMH ドキュメントや HP SMH 製品オンラインヘルプを参照ください。

SAM 機能エリア

SAM は、SMH で置き換えられました。 いろいろな機能エリアについては、 smh(1M) を参照ください。

SAM のログ

SAM で実行される全ての動作は、SAM のログファイル /var/sam/log/samlog に記録されます。 このファイルのログは、SMA ユーティリティーコマンド samlog_viewer から見ることができます。( samlog_viewer(1) 参照)。 samlog_viewer は、ユーザ名、作成時間、詳細のレベルなどでフィルターすることが できます。

機能の廃止と変更

以前の SAM インターフェイスの以下の機能エリアは、 削除、変更されており、もしくは、 将来の HP-UX リリースでは廃止予定になるものです。 別の方法が適切にリストされています。

  • 高信頼性システムは、HP-UX 11i V3 release 後廃止されます。

  • バックアップと復旧。 fbackupfrecover コマンドは、HP-UX システムプロンプトから使ってください。 バックアップツール、 pax(1) を HP-UX コマンドプロンプトから使うこともできます。

  • テープドライブ。 デバイスの追加、削除は、 /etc/inittab ファイルを編集するか、 insf, mksf, rmsf コマンドを HP-UX コマンドプロンプトから実行 してください。

  • 端末とモデム。 HP-UX コマンドプロンプトから insf, mksf, rmsf を使ってください。

  • 無停電電源装置

  • 性能管理 HP-UX の性能の監視は、 iostat, ipcs, top, sar, vmstat のコマンドでできます。

  • プロセス管理 プロセスの管理、たとえば停止、再開、プライオリティの変更などは、 ps, nice, kill, crontab. を使ってください。

  • 定型タスク システムの正常停止や、大きくなったファイル、所有者の いないファイル、コアファイルなどの削除は、 shutdown, と find で行うことができます。

  • リモート上の SAM の実行。 SAM をリモートで実行したり設定したりする事は、もはや不要です。 なぜなら、全てのシステム管理は、 HP Systems Insight Manager (HP SIM) から行えるからです。 HP SIM についての詳細は、 http://www.hp.com/go/hpsim を参照ください。

  • カスタムアプリケーションを SAM を使って追加することはできません。 SAM に追加される必要のあるカスタムアプリケーションは、 それ自身の登録ファイルを提供しなければいけません。 登録ファイルは、特別のフォーマットで、 登録ファイルの例を、 /usr/sam/tui/sam/reg に見ることができます。

警告

sam は、 DISPLAY 環境変数が設定されていても、HP-UX 11i V3 release からは バックグラウンドでの実行はできません。

SAM のディスクとファイルシステムエリアは、 もし、従来の記憶装置スタックが無効になっていたら、 全てのデバイスのタイプを 表示したり、設定したりできません。

著者

sam は HP によって開発されました。

参照

samlog_viewer(1), evweb(1M), fsweb(1M), hpsmh(1M), kcweb(1M), ncweb(1M), parmgr(1M), pdweb(1M), secweb(1M), smh(1M), smhstartconfig(1M), ugweb(1M), intro(7).

HP-UX System Administrator's Guide』 at http://docs.hp.com.

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