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Ignite-UX 管理ガイド: HP コンピュータHP-UX 10.x, 11.0, 11i > 第2章 Ignite-UX サーバーのインストールおよび管理

Ignite-UX Server のインストール

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A: Ignite-UX ソフトウェアの入手

メディアおよび Web を使用する場合

Ignite-UX は、以下のソースからソフトウェアディストリビュータ (SD) の標準デポフォーマットで入手できます。

  • HP-UX 10.20、11.0、および 11i OS メディアに付属しているアプリケーション CD-ROM または DVD (ご注文時に指定)。

  • HP-UX 11i CD1 または DVD (ご注文時に指定)。

  • HP のソフトウェアデポ

    http://software.hp.com/products/IUX

    システムに適応する Ignite-UX バージョンを入手してください。

    • HP-UX 11.0 および 11i の場合、Ignite-UX バージョン B.x をダウンロードしてインストールします。

    • HP-UX 10.20 の場合、Ignite-UX バージョン A.x をダウンロードしてインストールします。

Ignite-UX バージョン B.x サーバーでは、HP-UX 10.20 と 11.x/11i OS およびアプリケーションをターゲットシステムにインストールできます。Ignite-UX バージョン A.x サーバーでは、HP-UX 10.x ソフトウェアしかインストールできません。

クライアントにインストールする HP-UX のリリースに応じて、1 つまたは複数の Ignite-UX-1x-xxバンドルをシステムにロードして、新しい Ignite-UX サーバーが他のシステムの同じ HP-UX バージョンだけをインストールするように設定できます。つまり、リリース固有のバンドル (Ignite-UX-10-20 for HP-UX 10.20 など) をロードしたり、バンドル全体 ( B5724AA_APZ など) をロードすることができます。

重要: 既存の Ignite-UX サーバーをアップデートする場合は、Ignite-UX サーバーバンドルを個別にインストールするのではなく、OS のバンドル全体 (HP-UX 10.20 の場合は B5724AA_APZ) をインストールしてください。サーバーを HP-UX 11i にアップデートする場合は、HP-UX 11i OE メディアに付属のガイドで説明されているように、新しい update-ux コマンドを使用してください。

ftp を使用する場合

HP の SD デポへは ftp 経由でアクセスできますが、このアクセスは「ブラインド」形式になります。つまり、/ftp ディレクトリには、ls コマンドが用意されていません。以下のステップを実行します。

  1. anonymous として HP のソフトウェアデポにログオンします。

    ftp www.software.hp.com

  2. swdepot ディレクトリから必要なソフトウェアバンドルを入手します。

    ftp> cd /dist/swdepot 
    ftp> get file_name

    HP-UX 10.20 サーバーの場合、 file_name は、たとえば以下のようになります。

    ignite_10.01.tar、ignite_10.10.tar、ignite_10.20.tar、 ignite_all.tar

    HP-UX 11.0/11i サーバーの場合、 file_name は、たとえば以下のようになります。

    ignite11_10.01.tar、ignite11_10.10.tar、ignite11_10.20.tar、ignite11_11.00.tar、ignite11_All.tar

B: Ignite-UX ソフトウェアのインストール

各ソフトウェアバンドルには、 Ignite-UX ツールと、バンドル名で示されている HP-UX リリースのサポートに必要なデータファイルが入っています。Ignite-UX バンドル全体をロードしたくない場合は、「F: 最小 Ignite-UX ファイルセットのインストール」を参照してください。

  1. 必要に応じて、NetInstall を削除します。Ignite-UX が、HP-UX リリース 10.01、10.10、および 10.20 に付属する NetInstall バンドルで提供されていた機能を代わりに提供します (システムを、NetInstall および Ignite-UX のサーバーとして構成することはできません)。Ignite-UX ソフトウェアバンドルをロードすると、NetInstall バンドルを削除するか、 /tmp/okay_to_remove_net_install ファイルを作成するまで、エラーが表示されます。

  2. Ignite-UX が入っているアプリケーション CD をマウントするか、Ignite-UX バンドルを Web からダウンロードしたら、swinstall を使って必要な Ignite-UX バンドルをロードします。製品全体をロードすることもできますし、単一のリリース (HP-UX 10.20 など) だけをクライアントシステムにインストールする場合には、単一の Ignite-UX のデポだけをロードすることもできます。たとえば、 /cdrom に アプリケーション CD をマウントし、HP-UX 10.20 サーバーシステムに HP-UX 10.20 クライアントのインストールをサポートするようにしたい場合は、次のように入力します。

    swinstall -s /cdrom Ignite-UX-10-20

    Ignite-UX 11.0 製品全体を、ネットワーク上のソフトウェアデポ (hpfclc.fc.hp.com:/release/Ignite-UX) から HP-UX 11.0/11i サーバーにインストールしたい場合は、次のように入力します。

    swinstall -s hpfclc.fc.hp.com:/release/Ignite-UX B5725AA_APZ

  3. Ignite-UX バンドルのロードが終了したら、メディアをアンマウントして取り出し、必要に応じてメディアをマウントしてコアソフトウェアをロードします。

C: PATH の更新

ログインスクリプトで、デフォルトサーチパスに /opt/ignite/bin を追加します。

export PATH=${PATH}:/opt/ignite/bin (ksh の場合)

または

set_path = (${path} /opt/ignite/bin (csh の場合)

D: ソフトウェアソースのセットアップまたは更新

Ignite-UX では、ターゲットシステムにソフトウェアをインストールする際に多数のオプションを使用できます。基本オプションは、サーバー上の SD デポからすべてのソフトウェアをインストールすることです。このステップでは、ソフトウェアをセットアップしてサーバーにインストールする方法について説明します。

SD ソースと SD 以外のソース (tar、cpio、 pax) の両方を使用する場合は、それぞれについて考慮します。

SD OS ソフトウェアの場合

以下のステップを実行して、SD ソースを Ignite-UX で使用できるようにします。

  1. ディスクデポがない場合は、make_depots コマンドを使って作成します。たとえば、HP-UX 10.20 のコア CD-ROM または HP-UX DVD に対応する必須ディスクデポを作成する場合は次のように入力します。

    make_depots -r B.10.20 -s /dev/dsk/c0t0d0

    これは、CD-ROM または DVD が /dev/dsk/c0t0d0 で接続されていることを前提としています。このコマンドにより、1 つまたは複数のデポがディレクトリ /var/opt/ignite/depots/Rel_B.10.20 に作成されます。

  2. make_depots を上記の方法で使用してデポを作成したら、make_config コマンドを使って、使用する各デポに対して Ignite-UX の config ファイルを作成します。

    make_config -r B.10.20

    このコマンドにより、 /var/opt/ignite/depots/Rel_B.10.20 ディレクトリ内のすべてのデポに config ファイルが作成されます。これらの config ファイルは、HP-UX 10.20 リリースのすべての INDEX エントリーに追加されます。次のステップはとばしてください。

  3. make_depots を使ってデポを作成しなかった場合は、make_config を実行し、それを特定のデポで指定します。たとえば、次のようになります。

    make_config -s server:/depot_700 \ 
    -c /var/opt/ignite/data/Rel_B.10.20/core_700

    ここで、INDEX ファイルにリファレンスを追加します。

    manage_index -a -f /var/opt/ignite/data/Rel_B.10.20/core_700

    他の例については、ignite(5)マンページを参照してください。

SD 以外の OS ソフトウェア

SD 以外のオペレーティングシステム ソフトウェアを表す一意の config ファイルを作成する必要があります。コアアーカイブを実行する config ファイルのサンプルは、 /opt/ignite/data/examples/に入っています。

このファイルをコピーし、このファイルに記述されているコメントの説明に従ってファイルの編集を行ったら、manage_index ツールにより、この構成のリファレンスを /var/opt/ignite/INDEX ファイルに挿入することができます。構成ファイルの使用方法については、第3章 「構成ファイルの使用方法」で説明します。

E: オプションのアプリケーションの追加

他の SD パッケージソフトウェアをターゲットクライアントにインストールし、このソフトウェアを Ignite-UX インタフェースで選択できるようにしたい場合は、そのソフトウェアのデポで make_config および manage_index コマンドを実行します。

SD アプリケーションソフトウェアの場合

インストール中に SD ソフトウェアのロード元となる各デポに対して、以下のコマンドを実行します。make_config コマンドは、バンドル形式でパッケージされている SD ソフトウェアを処理します (HP 提供のソフトウェアはすべてこの形式でパッケージされています。SD デポでの SD バンドルの作成については、make_bundles(1M) マンページを参照してください)。

たとえば、コンパイラデポバンドルを利用できるようにするには、root ユーザーで次のように入力します。

/opt/ignite/bin/make_config\ -s hpfcxxx.hp.com: \
/depots/compiler \
-c /var/opt/ignite/data/Rel_B.10.20/compilers_cfg

/opt/ignite/bin/manage_index \
-a -f /var/opt/ignite/data/Rel_B.10.20/compilers_cfg

デポサーバー名 (この例では、hpfcxxx.hp.com) は、SD ソフトウェアが置かれているサーバーの名前にします。デポサーバーは、Ignite-UX サーバーとは別のシステムなので注意してください。

ヒント: デポで新しいソフトウェアの追加または修正を行うたびに、make_config コマンドを再実行してください。

make_config コマンドにより、 SD デポに対応する Ignite-UX の config ファイルが作成されます。SD デポを Ignite-UX プロセスの一部として使用する場合は、Ignite-UX に対してデポの内容を記述する config ファイルが必要になります。動作する SD デポの名前が指定されている場合、このコマンドにより、この config ファイルを自動的に作成できます。このコマンドは、Ignite-UX で使用されるデポを追加または変更するときに実行する必要があります。

manage_index コマンドは、/var/opt/ignite/INDEX ファイルを処理します。このユーティリティは、主に他の Ignite-UX ツールによって呼び出されますが、直接呼び出すこともできます。

SD 以外のアプリケーションソフトウェア

ソースが SD デポでない場合、make_config コマンドは使用できません。SD 以外のソフトウェアを参照する一意の config ファイルを作成する必要があります。非コアアーカイブを実行する config ファイルの例は、/opt/ignite/data/examples/noncore.cfg にあります。

注記: /var/adm/sw/* にロードされるファイルが含まれている非コア OS アーカイブ (レイヤードアプリケーションなど) は使用しないでください。この方法でこのディレクトリのファイルを配布すると、SD のデータベースが破壊される場合があります。
  1. このファイルを /var/opt/ignite/data/Release/configx にコピーし、そのディレクトリ内のコピーを変更します。

  2. ファイルのコピーと編集が終了したら、manage_index を使用して、構成のコピーへの参照を /var/opt/ignite/INDEX に挿入します。

F: 最小 Ignite-UX ファイルセットのインストール

Ignite-UX の使用目的によっては、製品の一部をロードすることで、ディスクスペースの使用量を削減することができます。以下に、典型的な使用目的とその目的に対して必要となる Ignite-UX のファイルセットをリストします。ディスクスペースに余裕がある場合には、サポートする HP-UX リリースのバンドルすべてをロードしてください。

すべての場合において、オンラインドキュメントが不要であれば、Ignite-UX.IGNT-ENG-A-MAN ファイルセットは、 除外 (あるいは削除) することができます。

  • Ignite-UX サーバーにより HP-UX をクライアントにインストールする場合- クライアントにインストールする各 HP-UX リリース (xx-yy) に対応するIgnite-UX-xx-yy バンドルをロードします。 サーバーが HP-UX 11i 以降で HP-UX 10.x のクライアントに対して make_net_recovery を使用する予定がなければ、Ignite-UX.OBAM-RUN ファイルセットを除外できます。

  • Ignite-UX サーバーによりクライアントのネットワークリカバリをサポートする場合- クライアントが実行している HP-UX のバージョンごとに、完全な Ignite-UX-xx-yy バンドルが必要です。

  • make_tape_recovery コマンドのみを使用する場合- 以下のファイルセットのみが必要です。

    • Ignite-UX.RECOVERY

    • Ignite-UX.BOOT-KERNEL

    • Ignite-UX.FILE-SRV-release

      release は、システム上で実行している、HP-UX のリリース番号

    • Ignite-UX.MGMT-TOOLS

  • クライアントで make_net_recovery のみを使用する場合 - クライアントに必要なファイルセットは通常、Ignite-UX によって pkg_rec_depot コマンドで作成されたデポから各クライアントにプッシュされます。クライアントでの make_net_recovery の実行に必要なファイルセットは、以下のとおりです。

    Ignite-UX.RECOVERY
    Ignite-UX.MGMT-TOOLS

  • ネットワークブート ヘルパーシステム- クライアントがネットワークブートを実行し、リモートの Ignite-UX サーバーにアクセスできるようにするためだけに使うシステムをリモートサブネット上でセットアップする場合に必要なファイルセットは、Ignite-UX.MinimumRuntime のみです。ブートヘルパーシステムのセットアップ方法については、「ブートヘルパーのセットアップ」を参照してください。

G: Ignite-UX の初回起動

Ignite-UX を起動するには、root で次のように入力します。

/opt/ignite/bin/ignite

ignite の初回起動時には、クライアントが存在しないことを示す警告画面が表示されます。このメッセージは待機中のクライアントがないために表示されるもので、これは正常です。

以下のエラーメッセージが表示される場合、 Ignite-UX サーバーは NFS サーバーにありません。

ERROR: This machine is not an NFS server (no nfsd running). 
The -n option will not be processed.

Ignite-UX サーバーは NFS サーバーでなければなりません。Ignite-UX を終了し、Ignite-UX サーバーを NFS サーバーにしてから作業を継続します。これを行うには、SAM を使用するか、/etc/rc.config.d/nfsconf を編集してNFS_SERVER=1 に設定してからリブートします。上記のエラーが表示されない場合は、Ignite-UX により /etc/exports ファイルが修正されて、 /var/opt/ignite/clients ディレクトリが挿入されているということです。

exportfs -v 
/var/opt/ignite/clients -anon=2

このディレクトリをエクスポートすることにより、リモートルートユーザーはクライアントのディレクトリへ書込みを実行できます。この書込みは、Ignite-UX が正常に動作するために必要です。また、追加のディレクトリをエクスポートしなければならない場合があります。たとえば、NFS を使用してアーカイブを転送する場合は、NFS にアクセスできなければなりません。

クイックツアー

Ignite-UX を起動して実行すると Welcome 画面が現れ、次に Ignite 画面が表示されます。各クライアントを起動すると、そのクライアントを示すアイコンが Ignite-UX 画面に表示されます。

  • クライアントアイコンを 1 回クリックすると、そのアイコンが選択されて以降のアクションが可能になります。

  • クライアントアイコンを ダブルクリックすると、クライアントのステータスを示す画面が表示されます。

  • クライアントアイコンを右クリックすると、プルダウンの [Actions] メニューのようなアクションメニューが表示されます。

サーバーについてさらに詳しく知りたい場合は、クイックチュートリアルを行ってください。クイックチュートリアルを開始するには、[Actions -> Run Tutorial/Server Setup] を選択し、[Tutorial and Demo] をクリックします。

これらの画面の詳細については、第4章 「Ignite-UX を使用した、クライアントへの HP-UX のローカルインストール」を参照してください。

H: 初期の Ignite-UX サーバー構成の設定

以下のステップを実行して、初期サーバー構成を完了します。

  1. [Options-> Server Configuration] を選択します。

  2. [Server Options] タブを選択します。

    必要に応じて、サーバーオプションを次のように変更します。

    • Default Configuration: (使用する構成を選択する)

    • Default Printer: (Ignite-UX で使用するデフォルトプリンターを選択する)

    • Client Timeouts: 40 (Ignite-UX サーバーがネットワーク問題またはクライアント障害を管理者に通知するまでの時間 (分単位))

    • Run client installation UI on: server(Ignite-UX サーバーでのみ実行されるインストールプロセスのほとんどの管理)

  3. [Add Booting IP Address] を選択します。

    インストールプロセスの実行中、クライアントは Ignite-UX サーバーからネットワークブートを実行する必要があります。それには、クライアントに対して一時的な IP アドレスを与えておく必要があります。

    [Booting Clients] で、使用可能な IP アドレスの初期範囲を入力します。この例では、Ignite-UX は 20 のインストールを同時に実行できます。

    15.2.73.1       15.2.73.20

    この IP アドレスは、カーネルからクライアントへの初期転送中にネットワーク上でブートする場合にのみ使用されます。同時にネットワークブートを実行するシステムの数によって、1 つまたは 2 つのアドレスが必要になります。詳細は、instl_bootd(1M) マンページを参照してください。これらのアドレスを後で変更する必要がある場合は、/etc/opt/ignite/instl_boottab を編集しなければなりません。

    固定 IP アドレスは、DHCP サービス経由で配布されます。

    DHCP サービスを理解できるようになるまで、この設定時においては、[DHCP Class ID] フィールドや [DHCP Addresses Temporary] フィールドを変更しないでください。DHCP サービスは、システムのホスト名と IP アドレスを事前定義していないクライアント構成にしか使用できません。

    使用可能な「固定」 IP アドレスの範囲を指定します。これらは、Ignite-UX のこの領域で 1 回だけ指定できます。初期定義が完了したら、SAM の [Networking and Communications -> Bootable Devices] 領域を使用します。たとえば、次の IP アドレスをネットワークで使用できます。

    15.2.73.21      15.2.73.40
  4. [Options -> Server Configurations-> Session Options] を選択します。

    これらのオプションのみが設定されていることを確認します。

    Confirm new clients
    Show the welcome screen for the install server

    [Ask for customer information] の選択は解除してもかまいません。このインストール情報は、 HP および HP 販売代理店パートナ製造業者向けのものです。

I: Ignite-UX の起動

Ignite-UX サーバー上で ignite を起動するには、root で次のように入力します。

/opt/ignite/bin/ignite

クライアント/サーバー画面

Welcome 画面に対して [OK] をクリックすると、以下に示すような Ignite-UX のクライアント/サーバー画面が表示されます。

各システムのアイコンの枠の色は、それぞれのインストール状態を示しています。

  • - OS のインストールが完了し、起動して動作中。

  • - 部分的にインストールされているか、インストールが停止している。青のインストールインジケータが進行状況を示す。

  • 色なし - OS がインストールされていない。

クライアントアイコンは、すべてのブート済みシステムと、それらのシステムのうちリカバリシステムとして使用できるものを表します。Ignite-UX はこれらのシステムを /var/opt/ignite/clients 経由で認識します。クライアントが OS を実行していない場合は、本章の最後のブート手順を参照してください。クライアントが OS をすでに実行している場合は、[Actions -> Boot Client] を選択することにより、リモートからブート手順を実行できます。

[Actions] メニュー

クライアントを選択 (クライアントのアイコンをクリック) し、[Actions] メニューを選択して、そのクライアントに使用できるアクションを確認します。

  • View Install History - インストールが完了しているクライアントの詳細事項をリストします。

  • Boot Client - 選択したクライアントをブートします。

  • Add New Client for Recovery - 修復対象とするクライアントの特定に使用します。

  • Run Tutorial/Server Setup - [Welcome] 画面が表示され、[Tutorial and Demo] または [Server Setup] オプションを選択して実行できます。

  • Client Status - 特定のクライアントのステータスを表示します。詳細は、「クライアントステータスの確認」を参照してください。

  • Install Client - 選択したクライアントのインストールプロセスを開始します。このプロセスについては、第5章 「Ignite-UX を使用した、サーバーからクライアントへの HP-UX のインストール」で説明します。

  • Stop Install- 選択したクライアントのインストールプロセスを停止します。クライアントをリブートするか停止することができます。

  • Create Network Recovery Archive - make_tape_recovery コマンドを使用して、ネットワークリカバリアーカイブを作成します。詳細については、第11章 「システムリカバリ」を参照してください。

  • Create Tape Recovery Archive - make_tape_recovery コマンドを使用して、リカバリアーカイブを作成します。詳細については、第11章 「システムリカバリ」を参照してください。

  • Move to History - クライアントの重要ファイルを保存し、それらを履歴ファイルに追加して、クライアントアイコンを削除します。クライアントでは、履歴ファイルへ移される構成は「完全なもの」(フルインストール済み) でなければなりません。

  • Remove Client - 選択したクライアント構成のアイコンを削除します。リカバリアーカイブ以外のクライアントデータは削除されます。

  • View Hardware - 選択したクライアントに関連するハードウェアをリストします。

  • View/Print Manifest - システム一覧またはソフトウェア証明書を表示またはプリントできます。システム一覧は、インストール後に manifest ファイルとしてクライアントおよびサーバーのシステムに保存された形式で利用できます。クライアントでは、 システム一覧は /var/opt/ignite/local/ にあります。

    サーバーの場合は、/var/opt/ignite/clients/OxLLA/にあります。

    この例については、「システム一覧の表示および印刷」を参照してください。

  • Change Icon Name - 選択したクライアントのアイコン名を変更するフォームを表示します。

[View] メニュー

[View] メニューの選択項目を使用して、Ignite-UX 画面をニーズに合わせてカスタマイズします。

  • Columns- システム属性に基づいてアイコンを並べ替えます。

  • Filter - 選択した基準に従って、選択したシステムアイコンのサブセットを表示します。

  • Sort- 選択した基準に従って、表示されたアイコンをソートします。

  • By Properties - クライアントを、アイコンではなくテキスト形式でリストします。デフォルトのアイコン表示に戻るには、[View -> By Name and Icon] を選択します。

    [By Properties] 表示を [% Complete] によるソートと共に使用すると、インストールが完了したクライアントのスキャンを迅速かつ簡単に実行できます。インストールが完了した全システムを画面の上部にリストするには、[Descending Direction] を選択します。以下に示すのは、[By Properties] 表示の一部です。

クライアントステータスの確認

Ignite-UX 画面に表示されているクライアントシステムを確認したら、以下の手順で各クライアントのステータスを確認できます。

  1. アクションを実行するために、クライアントアイコンをクリックして選択します。

  2. クライアントアイコンをダブルクリックして [Client Status] 画面を表示、 [Actions] メニューから [Client Status] を選択、クライアントアイコンを右クリックして [Actions] メニューと同様のプルダウンメニューを選択、のいずれかを実行します。

    いずれのアクションでも、クライアントへのポーリングが実行され、以下に示すような画面が表示されます。

J: サーバーオプションおよびセッションオプションの構成

本項では、Ignite-UX のサーバーオプションおよびセッションオプションの構成について説明します。

[Options -> Server Configuration -> Server Options] および [Session Options] タブのフィールドを使用して、以下を実行します。

  • ネットワークインストール用のPrecision Architecture Reduced Instruction Set Computing (PA-RISC またはPA) ベースまたはIPF ベースのサーバーをセットアップする。Ignite-UX バージョン B.4.1 および B.4.2 使用時のネットワークインストールの詳細は、「リリース固有のサーバー構成」を参照してください。

  • IP アドレスを、インストールクライアント (ターゲットシステム) の初期起動に使用できるように構成する。

  • DHCP アドレス範囲を、クライアントインストール プロセスの誘導に使用できるように構成する。

サーバーオプションの構成

  1. [Options -> Server Configuration] を選択します。

  2. [Default Configuration] ボックスを選択し、リストから使用したい OS または OE を強調表示します。このリストから選択した構成がクライアントのターゲットシステムにインストールされます。Ignite-UX により、デフォルト以外の設定をクライアントごとに指定できます。

  3. [Default Printer] プルダウンメニューをクリックして、使用可能 (構成済み) プリンターを表示し、使用するプリンターを選択します。必要に応じて、System Administration Manager (SAM) の [Default Printer] 領域を使用して、新しいプリンターをシステムに設定します。これは、システム一覧またはインストール履歴を印刷するためのプリンターになります。Ignite-UX は、ジョブを送る前にプリンターの IP アドレスをチェックします。

  4. 該当する [Client Timeout] (クライアントタイムアウト) 値、[on] または [off] を選択します。これは、クライアントインストール ログが書き込まれてからの制限時間を設定します。インストールのポイントによっては 15〜30 分を要します。この時間を超過すると、警告が表示されます。

    クライアントタイムアウトを [off] に設定すると、この通知は無効になります。

  5. [Run client installation UI on] メニューを使用して、このインストールでクライアント UI を表示したい箇所を指定します。サーバーを構成する場合は、ターゲット (TUI) または サーバー (Ignite-UX 画面) からクライアントインストール インタフェースを実行するように選択できます。クライアントインストールが対話形式ではない (ユーザーが介入しない) 場合は、[none] を選択します。

    GUI のデフォルトの表示場所は、Ignite-UX サーバーです。

  6. Ignite-UX バージョン B.4.0 以前を使用している場合は、GUI 上で IP または DHCP アドレスを指定することにより、クライアントサーバーのブートに使用する Ignite-UX サーバーを 2 通りの方法で構成できます。

    1. [Configure Booting IP Addresses] をクリックします。

      ターゲットシステムの初期ブート用に該当する IP アドレスを入力します。ここで指定したアドレス数によって、同時に実行できるブート数が決まります。

      ヒント: 他のシステムに割り当てられている IP アドレスを入力しないように注意してください。他のシステムで使用している IP アドレスを入力すると、誤ったシステムをブート (リブート) する可能性があります。

      これらの IP アドレスは、ターゲットシステムの初期ブートに使用されます。システムに DHCP ブートアドレスの 1 つが割り当てられるまで使用されます。同時に実行されるブートごとに、 1 個のアドレスが必要です。一般には、使用状況に応じて、1〜3 個が必要です。

      このデータは、/opt/ignite/lbin/setup_server コマンドで構成することもできますし、instl_boottab ファイルを直接編集することもできます。これは、既存の IP アドレスのリスト順序を修正するために必要です。

      詳細については、instl_bootd(1M)マンページを参照してください。

      もう 1 つの方法は以下のとおりです。

    2. [Add DHCP Addresses] をクリックし、リストされた IP アドレスがどこにも割り当てられていないことを確認します。これらの IP アドレスは、OS のダウンロードおよびアプリケーションのロード中に使用されます。これらのアドレスは、ターゲットマシンへの Ignite-UX ダウンロードではほとんど使用中になります。同時に実行されるダウンロードごとに 1 個のアドレスが必要です。アドレスを固定的に割り当てたい場合は、設定するアドレスを増やす必要があります。

      インストール用のみに少数の一時 IP アドレスを管理し、導入時にクライアントに新しいアドレスを割り当てたい場合は、[Temporary] ボックスをクリックします。

      DHCP 機能はインストールのみを目的としているので、優先度の高い DHCP サーバー機能と干渉しないように構成を制限することを推奨します。

      DHCP の構成の詳細については、付録 C 「DHCP サーバーの構成」 を参照してください。DHCP 機能、アドレス、クラス ID の設定の詳細については、 setup_server(1M)および instl_adm(4)の各マンページを参照してください。

セッションオプションの構成

クライアントの応答方法を構成するには、[Options -> Server Configuration -> Session Options] を選択します。

  • Confirm new clients - Ignite-UX サーバーから新しいクライアントがブートされるたびに、ダイアログウィンドウの表示を制御します。

  • Ask for customer information during client installation - Customer Name、System Serial Number、Order Number の入力ウィンドウの表示を制御します。このオプションは使用しなくてもかまいません。この情報は、 HP および HP 販売代理店パートナ製造業者向けのものです。

  • Show the welcome screen for the install server - このオプションを選択すると、Welcome 画面が自動的に表示されます。多数の新しいオペレータが Ignite-UX を実行する場合は、デフォルト設定にしておくとよいでしょう。

  • Halt the client after installation - インストール後にクライアントシステムを再起動する (デフォルト) 代わりに停止するかどうかを制御します。

  • Automatically move completed clients to history - インストールが完了したクライアントを履歴ログ /var/opt/ignite/clients/history/history.log の最後に自動的に追加する場合に選択します。config ファイルと manifest ファイルも、後で見ることができるように、Ignite-UX サーバーの history ディレクトリへ移動します。クライアントアイコンは、クライアント/サーバー画面から削除されます。これが実行されると、クライアントはcomplete (fully installed) になります。

  • Show all the information for recovery archive creation - リカバリアーカイブを作成するためのすべての情報を表示します。

これで、Ignite-UX サーバーがネットワーク上のクライアントシステムで HP-UX を起動できるようになりました。

Ignite-UX プロセスを実行する場所によって、第4章 「Ignite-UX を使用した、クライアントへの HP-UX のローカルインストール」または第5章 「Ignite-UX を使用した、サーバーからクライアントへの HP-UX のインストール」に進んでください。

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