本文に進む 日本−日本語
日本HPホーム 製品とサービス お客様サポート/ ダウンロード ソリューション ご購入の方法
≫ お問い合わせ
詳細検索オプション
日本HPホーム
HP-UX リファレンス: セクション 1 : ユーザーコマンド (A~M) > a

as_pa(1)

PA-RISC システム用
HP-UX 11i Version 2: September 2004
≫ 

テクニカル ドキュメント

PDF版
フィードバック
ここから本文が始まります

 ≫ 目次

 ≫ 索引

名称

as_pa: as ― PA-RISC システム用アセンブラ

構文

as [-eflsuV] [-o objfile] [-p number] [-v xrfile] [-w[number]]... [+DAarchitecture] [+z] [+Z] [file]...

説明

as コマンドは、ファイルまたは標準入力からソーステキストを入力してアセンブルし、リンクエディタ ld が処理できるリロケータブル オブジェクトファイルを生成します (ld(1) を参照)。

ソーステキストが標準入力から読み取られるのは、 file 引き数の指定がない場合だけです。端末などのデバイスファイルを標準入力にすることはできません。 option および file 引き数は、コマンド行にどのような順序で指定してもかまいません。 option として指定された各オプションは、 file として指定されたすべてのファイルまたは標準入力に適用されます。複数のソースファイルは、連結されて 1 つの入力ストリームになります。

-o objfile オプションを指定しないと、最後のソースファイル名の末尾に .s 接尾辞が付いている場合にはそれが取り除かれ、代わりに .o が付けられてデフォルトのオブジェクトコード出力ファイル名が形成されます。

as の出力は最適化されません。 as が作成するリロケータブル オブジェクトファイルは、 ld で処理してからでないと正常に実行できません (ld(1) を参照)。

cc コンパイラは、通常は C のプリプロセッサ cpp (cpp(1) を参照) を実行してから、 as を実行して .s ファイルを /usr/lib/pcc_prefix.s とアセンブルし、最後に ld を実行します。

オプションと引き数

as は、次の引き数を認識します。

file  

アセンブラ ソースコードが格納されているテキストファイル

-e 

エラーが何回発生してもアセンブリ処理が中断しないように指示します。デフォルトでは、エラーが 100 回発生すると、アセンブラが中断します。

-f 

.CALLINFO 指令のデフォルト値として CALLS を設定します。 .CALLINFO の通常のデフォルト値は NO_CALLS で、これを使用すると CALLERCALLS 、または NO_CALLS パラメーターが省略されます。

-l 

アセンブリの後で、プログラムのリストを標準出力に書き込みます。このリストは、命令のオフセットおよびフィールドの実際の値を示します。

-o objfile 

デフォルトの出力オブジェクトファイル名 (最後の file に指定されたファイル名に .o 接尾辞を付けたもの) を使いたくない場合に、代わりの出力オブジェクトファイル名として objfile を指定します。

-p number 

.EXPORT 指令のデフォルトの特権レベルとして number を設定します。デフォルトでは、ユーザーレベルのすべてのプロシージャは特権レベル 3 でエクスポートされます。

-s 

出力ファイルの接尾辞として、 .o の代わりに .ss を設定します。出力ファイルは、ROM 焼き付けプログラムへの変換に適したフォーマットになります。

-u 

アンワインド記述子を作成しません。 .CALLINFO 指令を使用する必要が生じるのを避けるため、 .ENTER および .LEAVE 指令を使ってあってはいけません。

-v xrfile 

xrfile というファイルにクロスリファレンスデータを書き込みます。

-V 

ソーステキストをアセンブルする前に、アセンブラプログラムのバージョン番号を標準エラーにプリントします。

-w[number] 

number を指定しないと、すべての警告メッセージを抑止します。 number を指定すると、指定された番号の警告メッセージだけを抑止します。複数種類の警告メッセージを抑止するために、 -wnumber オプションを複数回使用できます。

+DAarchitecture 

architecture で指定されたアーキテクチャ用にコードをアセンブルします。このオプションの使用はあまりお勧めできません。 architecture の選択方法としてお勧めできるのは、アセンブラ ソースファイル内に .LEVEL 指令を組み込む方法です。

アセンブラは、次の優先順位に基づいてターゲットアーキテクチャを決定します。

1. アセンブラ ソースファイル内に
  

.LEVEL 指令が使われていれば、それに従う。

2. コマンド行に 

+DA 指定があれば、それに従う。

3. 

PA_RISC_1.0 のデフォルトのアーキテクチャを使う。

+z,+Z  

これらのオプションは、共有ライブラリの生成で使用されます。詳細は 『『HP-UX リンカー & ライブラリー ユーザーズガイド』』 を参照してください。

多言語化対応

サポートされる国際的コードセット

シングルバイトおよびマルチバイトの文字コードセットがサポートされます。

診断

構文または意味上のエラーが発生すると、エラーが発生したファイル名および行番号を示す 1 行の診断情報が、次の形式で標準エラーに出力されます。

as: "filename"
line line: error errormessage
    source = source-line

警告

as は、マクロ処理を行うための cpp(1)m4(1) を呼び出しません。

ファイル

/usr/include/hard_reg.h
  

ハードウェアレジスタの定義

/usr/include/soft_reg.h
  

ソフトウェアの呼び出し規約レジスタの定義

/usr/include/std_space.h
  

標準スペースおよびサブスペースの定義

/usr/lib/nls/msg/C/as.cat
  

アセンブラ エラーメッセージ カタログ

/usr/lib/pcc_prefix.s
  

スペース、サブスペースおよびレジスタの定義

file.o 

オブジェクトファイル

参照

adb(1), cc_bundled(1), cpp(1), ld(1), nm(1), crt0(3)

『Assembly Language Reference Manual』

『Precision Architecture and Instruction Reference Manual』

『Procedure Calling Conventions Reference Manual』

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項
© 1983-2004 Hewlett-Packard Development Company, L.P.