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HP-UX リファレンス: セクション 1 : ユーザーコマンド (A~M) > c

calendar(1)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

calendar ― メモサービス

構文

calendar [-]

説明

calendar は、カレントディレクトリにある calendar ファイルを調べ、当日または明日の日付を含む行をプリント (アウト) します。 週末の場合、「明日」は月曜日のことです。

- コマンド行引き数が現れると、 calendar は、各ユーザーのホーム名ディレクトリで calendar ファイルを検索し、関連情報があれば、 mail( mail(1) を参照) ユーザーにその結果を送ります。 通常、以上の作業は cron( cron(1M) を参照) の制御下で午前中の早い時間に行われます。 cron で起動されると、 calendarcalendar ファイルの最初の行を読み込んで、ユーザーの環境を決定します。

スペルや日付形式 (以下に説明があります) などの言語依存情報は、 calendar ファイルにあるユーザー指定の LANG 文により決定されます。 この文は LANG=language の形式でなければなりません。 ここで language は言語名です ( lang(5) を参照)。 この行が calendar ファイルに存在しない場合、多言語化対応の環境変数に説明のあるアクションが実行されます。

calendar には 2 つのフィールド (月、日) が関係します。 月フィールドは、 月名 (略語形でも非略語形でもよい) を表す文字列、 数値で表した月、またはアスタリスク (任意の月を表す) など、3 種類のフォーマットで表現できます。 月の名前を表す文字列として月を表現する場合、最初の文字は大文字でも小文字でもかまいませんが、他の文字は小文字でなければなりません。 月名のスペルは、 nl_langinfo() (langinfo(3C) を参照) で呼び出すと返される文字列に一致しなければなりません。 日フィールドは月の日を表す数値です。

月-日のフォーマット

月フィールドが文字列の場合、その後ろに 0 個以上の空白を続けられます。 月フィールドが数値の場合は、その後ろにスラッシュ (/) かハイフン (-) のいずれかを続けなければなりません。 月フィールドがアスタリスク (*) の場合、その後ろにスラッシュ (/) を続けなければなりません。 日フィールドのすぐ後ろには、空白または非数字文字を続けられます。

日-月のフォーマット

日フィールドは数字で表現します。 日フィールドの後ろに続くものは、月のフォーマットによって決定されます。 月フィールドが文字列の場合、日フィールドの後ろには 0 個または 1 個のドット (.) とさらに 0 個以上の空白を続けなければなりません。 月フィールドが数字で表されている場合、日フィールドの後ろにはスラッシュ (/) かハイフン (-) のいずれかを続けなければなりません。 月フィールドがアスタリスクの場合、日フィールドの後ろにはスラッシュ (/) を続けなければなりません。

多言語化対応

環境変数

LANG 文が calendar ファイルで指定されていないとき、 LC_TIME は、日付および時刻を表す文字列のフォーマットおよび内容を決定します。

LANG は、メッセージの表示言語を決定します。

現在使用している環境において、 LC_TIME が指定されていない場合や、 LC_TIME が空の文字列に設定されている場合、 LANG の値がその変数のデフォルトとして用いられます。 LANG が指定されていなかったり、空の文字列の場合、デフォルトの "C" ( lang(5) 参照) が LANG の値として使われます。 いずれかの多言語化対応変数の設定が不適当な場合、 calendar はすべての多言語化対応変数が "C" に設定されているものとして動作します。 environ(5) を参照してください。

サポートされるコードセット

シングル/マルチバイトの文字コードセットがサポートされています。

以下の calendar ファイルは calendar で認識されるフォーマットをいくつか示します。

LANG=en_US.roman8 
Friday, May 29th: group coffee meeting 
meeting with Boss on June 3. 
3/30/87 - quarter end review 
4-26 Management council meeting at 1:00 pm 
It is first of the month ( */1 ); status report due. 

以下の calendar ファイルでは、日付は欧州英語慣用法に従って表現しています。

LANG=en_GB.roman8 
On 20 Jan. code review 
Jim's birthday is on the 3. February 
30/3/87 - quarter end review 
26-4 Management council meeting at 1:00 pm 
It is first of the month ( 1/* ); status report due. 

警告

メモサービスを受けるには、カレンダが公共情報であるか、または私用の crontab ファイルから システム全体で動作する calendar - とは別に calendar を実行しなければなりません。 calendar を自分で実行する場合、カレンダファイルがホームディレクトリにある必要はないことに注意してください。

calendar の 「明日」 についての拡大解釈に休日は含まれません。

このコマンドは、X/Open 標準から廃止されます。このコマンドを使用しているアプリケーションは、異機種のプラットフォームへは移植できない可能性があります。

著者

calendar は、AT&T および HP 社で開発されました。

ファイル

calendar  

/tmp/cal*  

/usr/lbin/calprog
  

当日と明日の日付を調べます。

/usr/bin/crontab
  

/etc/passwd  

参照

cron(1M), nl_langinfo(3C), mail(1), environ(5)

標準準拠

calendar: SVID2, SVID3, XPG2, XPG3

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