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HP-UX リファレンス: セクション 1 : ユーザーコマンド (A~M) > c

cdc(1)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

cdc ― SCCS デルタのデルタ注釈の変更

構文

cdc -r SID [-m [mrlist]] [-y [comment]] files

説明

cdc コマンドは、 指定した各 SCCS ファイルごとに -r オプションで指定した SID デルタ注釈 を変更します。

デルタ注釈 は、 delta(1) コマンド (-m および -y オプション) により、正常に指定された修正要求 (MR) および注釈情報になるように定義されます。

ディレクトリを指定した場合、 cdc は、そのディレクトリの各ファイルが指定されたものとして動作します。ただし、非 SCCS ファイル (パス名の最終成分が s. で始まらない) および読み取り不能ファイルは、表示されず無視されます。 - の名前を与えた場合、標準入力が読み込まれ (警告 を参照)、標準入力の各行は、処理対象の SCCS ファイルの名前であるとみなされます。

オプション

任意の順序で指定可能な cdc への引き数は、 option 引き数およびファイル名で構成されます。

説明したすべての option 引き数は、指定した各ファイルに独立に適用されます。

-rSID 

デルタ注釈を変更するデルタの SCCS IDentification (SID) 文字列の指定に使用します。

-m[mrlist] 

SCCS ファイルに v オプションセット admin(1) を参照) がある場合、 -r オプション によって指定された SID のデルタ注釈に追加および削除またはその一方の対象となる MR 番号のリストが与えられます。 ヌルの MR リストは効果がありません。

MR エントリーは delta(1) のリストと同じ方法で、 MR のリストに追加されます。 MR を削除するには、 MR 番号の前に文字 ! (例 を参照) を置きます。 削除する MR が現在 MR リストに存在する場合、それは削除されて「コメント」行に変わります。 削除したすべての MR のリストは、デルタ注釈のコメントセクションに置かれ、削除した MR で始まるコメント行がその前に付きます。

-m の使用もなく、標準入力がターミナルならば、標準入力が読み込まれる前に、プロンプト MRs? が標準出力に発行されます。一方、標準入力がターミナルでなければ、プロンプトは発行されません。 MRs? プロンプトは常に comments? プロンプト (-y オプション参照) の前に表示されます。

リストにある MR は、ブランクおよびタブ文字またはその一方によって区切られます。 エスケープなしの改行文字で MR リストは終了します。

v オプションに値がある場合 admin(1) を参照)、 MR 番号の正確さを評価するプログラム (またはシェルプロシージャ) の名前として処理されることに注意してください。 非ゼロの終了ステータスが MR 番号の評価プログラムから返されると、 cdc は終了し、デルタ注釈はそのまま変化しません。

-y[comment] 

-r オプションで指定したデルタにすでに存在する comment または comments を置き換えるのに使われる任意のテキスト。 以前のコメントは保存され、変更されたことを表すコメント行がその前に付きます。 空の comment は効果がありません。

-y が指定されず、標準入力がターミナルならば、標準入力の読み込まれる前に、 comments? プロンプトが標準出力に発行されます。一方、標準入力がターミナルでなければ、プロンプトは発行されません。 エスケープ改行文字で comment テキストは終了します。

SCCS ファイルを修正するために必要な正確なパーミッションは get(1) にドキュメントがあります。 簡単に述べると、これらは次のどちらかです。

  • デルタを作成した場合は、そのデルタ注釈を変更できます。

  • ファイルおよびディレクトリを所有する場合、デルタ注釈を修正できます。

多言語化対応

環境変数

LANG は、メッセージの表示言語を決定します。

サポートされる文字コードセット

シングル/マルチバイトの文字コードセットがサポートされています。

診断

詳細については、 sccshelp(1) を使用してください。

bl78-12345 および bl79-00001 を MR リストに追加し、 bl77-54321 を MR リストから削除し、 s.file のデルタ 1.6 にコメント trouble を追加します。

cdc -r1.6 -m"bl78-12345 !bl77-54321 bl79-00001" -ytrouble s.file 

以下も同様です。

cdc -r1.6 s.file 
MRs? !bl77-54321 bl78-12345 bl79-00001 
comments? trouble 

警告

SCCS ファイル名を標準入力 (コマンド行では -) で cdc コマンドに与える場合、 -m および -y オプションも使用しなければなりません。

ファイル

x-file  

delta(1) を参照

z-file  

delta(1) を参照

参照

admin(1), delta(1), get(1), sccshelp(1), prs(1), sccsfile(4), rcsfile(4), acl(5), rcsintro(5)

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