名称
chkey ― セキュア RPC キーの対の変更
構文
chkey [ -p ]
[ -s nisplus | nis | files ]
説明
chkey を使用すると、ユーザーのセキュア
RPC のパブリックキーとシークレットキーの対を変更することができます。 chkey は、古いセキュア rpc のパスワードを入力要求し、シークレットキーを復号化することによってそれが正しいかどうかを確認します。 ユーザーがまだキーログインしていない場合には、 chkey はそのシークレットキーをローカルの keyserv(1M) デーモンによって登録します。
セキュア rpc のパスワードがログインパスワードと一致しない場合は、 chkey はログインパスワードを入力要求します。 chkey はこのログインパスワードを使用してユーザーの秘密の
Diffie-Hellman (192 ビット) 暗号キーを暗号化します。
chkey は、ログインパスワードとセキュア
rpc のパスワードが同一であることを保証します。
このキーの対は、 /etc/publickey ファイル
( publickey(4) を参照)、NIS の publickey マップ、または、NIS+
の cred.org_dir テーブルに保存することができます。
新しいシークレットキーが生成されると、そのキーはローカルの keyserv(1M) デーモンによって登録されます。
-s オプションで publickey のソースを指定しないと、 chkey は、ネームサービススイッチ設定ファイル
( nsswitch.conf(4) を参照)
内の publickey エントリを参照します。 この publickey エントリが指定するソースが 1 つだけである場合には、 chkey はその指定されたネームサービス内のキーを変更します。
しかし、複数のネームサービスがリストされている場合には、 chkey はどのソースを更新するのかを決定することができないので、エラーメッセージを表示します。
ユーザーは、 -s オプションによって明示的にソースを指定しなければなりません。
ルートユーザー以外のユーザーは、 /etc/publickey ファイル内のこれらのキーの対を変更することは許可されていません。
オプション
| -p | | 既存のシークレットキーをユーザーのログインパスワードによって暗号化し直します。 |
| -s nisplus | | NIS+ データベースを更新します。 |
| -s nis | | NIS データベースを更新します。 |
| -s files | | files データベースを更新します。 |
著者
chkey は、Sun Microsystems, Inc. で開発されました。
ファイル
/etc/nsswitch.conf
/etc/publickey
参照
keylogin(1), keylogout(1), keyserv(1M), newkey(1M), nisaddcred(1M), nsswitch.conf(4),
publickey(4)