構文
cmp [-l] [-s] file1 file2 [skip1 [skip2]]
説明
cmp は 2 つのファイルを比較します ( file1 または file2 が -, ならば、標準入力が使用されます)。
デフォルトオプションでは、 ファイルが同じならばコメントを出さず、ファイルが異なっていれば、
相違がある位置の バイト、および行番号を通知します。 1 つのファイルが他方の後に続いている場合、そのことも通知されます。 skip1 と skip2 は、それぞれ file1 と file2 の初期バイトのオフセットを表し、10 進法または 8 進法で表示します。
数値の表現方法は、環境変数 LC_NUMERIC によって決まります
( C 言語の環境では、 0 は 8 進法で表現されます。 LANG に関しては environ(5) および strtol(3C) を参照してください )。
cmp が認識するオプションは以下のとおりです。
| -l | | バイト番号位置 (10 進) および異なっているバイト値 (8 進) を相違ごとにプリントします
(バイトの番号は 0 ではなく 1 から始まります)。 |
| -s | | 異なるファイルに対して何もプリントしません。コードのみ戻します。 |
多言語化対応
環境変数
LANG はメッセージの表示言語を決定します。 LANG が指定されていなかったり、空の文字列の場合、デフォルトの
"C" ( lang(5) を参照) が LANG の値として使用されます。
多言語化対応変数のいずれかの設定が不適当な場合には、 "C" に設定されているものとして cmp が動作します。 environ(5) を参照してください。
サポートされるコードセット
シングル/マルチバイトの文字コードセットがサポートされています。
診断
cmp は以下の終了値を戻します。
| 0 | | ファイルは同じです。 |
| 1 | | ファイルは同じではありません。 |
| 2 | | アクセス不能または存在しない引き数です。 |
比較がファイル 1 (ファイル 2 ) の末尾に達するまで続く場合、 cmp は、次の警告を印刷します。
標準準拠
cmp: SVID2, SVID3, XPG2, XPG3, XPG4, POSIX.2