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HP-UX リファレンス: セクション 1 : ユーザーコマンド (A~M) > ccol(1)HP-UX 11i Version 2: September 2004 |
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名称col ― 逆ラインフィードおよびバックスペースのフィルタ 説明col は、標準入力から読み込んで標準出力に書き出します。 また、逆ラインフィード (ASCII コード ESC-7) で示される行オーバレイと、 順方向および逆方向のハーフラインフィード (ESC-9 および ESC-8) で示される行オーバレイを行います。 col は、 nroff .rt コマンドで作成されたマルチカラム出力や、 tbl プリプロセッサを使って作成された出力 をフィルタリングするのに特に便利です ( nroff(1) および tbl(1) 参照)。 -b オプションを付けると、 col は、使用中の出力装置ではバックスペースが不可能とみなします。 この場合、2 個以上の文字が同じ場所に置かれると、最後に読み込まれたものだけが出力されます。 -l オプションを付けると、 col は、出力装置は (キャラクタプリンタではなく) ラインプリンタであるとみなし、全行を何度でも重ね打ちできるように、バックスペースを削除します。 また、 指示した回数の重ね打ちを行うのに 必要な最小限のプリント操作の数を与えます (行に対して行った最後のプリント操作以外は、すべてキャリッジリターン (\r) で区切られますが、最後のプリント操作は改行 (\n) で終了します)。 col は入力の際、ハーフライン単位の移動を認識しますが、通常、出力の際はそれを出さず、行間に置かれるテキストは次の行にフルライン分移動します。 この取扱いは、 -f (ファイン) オプションで停止できます。この場合、 col からの出力に、順方向のハーフラインフィード (ESC-9) があってもかまいませんが、逆方向の行移動はどんなものも含まれません。 -x オプションを付けなければ、 col は、プリント時間の短縮が可能な限り、ホワイトスペースをタブに変換して出力します。 ASCII 制御文字 SO (\016) および SI (\017) は、代替文字セットのテキストを開始または終了するものとみなされます。 各入力文字が属する文字セットは記憶され、出力時に、各文字が正しい文字セットからプリントされるように、適切な SI および SO 文字が与えられます。 入力時に認識される制御文字は、スペース、バックスペース、タブ、リターン、改行、 SI, SO, VT, (\013)、および 7, 8, 9 が後につづく ESC です。 VT 文字は逆のフルラインフィードの別形式で、このタイプの初期のプログラムとの互換性を保つために含まれています。 その他の非プリント文字はすべて無視されます。 通常、 col は入力に認識されないエスケープシーケンスがあっても、すべて無視します。一方、 -p オプションにより、 col は、 これらのシーケンスを 通常の文字として 逆方向の行移動による重ね打ちが可能とみなして 出力します。 ユーザーがテキストにおける エスケープシーケンスの 位置を正確にわかっていない場合、 このオプションの使用は適当ではありません 。 多言語化対応環境変数LANG は、他言語化対応変数のデフォルト値を設定します。それらのデフォルト値は、未設定かヌルのどちらかです。 LANG が未設定かヌルの場合、"C" のデフォルト値 ( lang(5) を参照) が使用されます。 多言語対応変数に不適当な設定がある場合には、 col はすべての多言語対応変数が "C" に設定されているものとして動作します。 environ(5) を参照してください。 LC_ALL 空文字以外の値が設定されている場合、他のすべての国際化対応変数の値をオーバーライドします。 LC_CTYPE テキストを、シングルバイト文字およびマルチバイト文字、あるいはその両方として解釈するよう、また、文字を印刷可能文字として分類するよう定義したり、正規表現における文字クラスの式に一致する文字を定義したりします。 LC_MESSAGES 標準エラーに書き込まれる診断メッセージ、および標準出力に出力される詳細メッセージのフォーマットおよび内容を変更するためのロケールを定義します。 NLSPATH LC_MESSAGES の処理を行うためのメッセージカタログの位置を定義します。 例col は nroff および tbl との組合せで最もよく使われます。 一般的な使用法は次のとおりです。 tbl filename | nroff -man | col | more -s (通常の man(1) コマンドによく似ています) このコマンドにより、縦線および外枠をプリントして表を作成できます。ファイルは tbl プリプロセッサにかけてその出力を nroff にパイプ接続し、さらに -man マクロを使ってフォーマットします。 フォーマットした出力を col にパイプ接続し、縦線をセットアップしてファイルのカラムの 位置を合わせます。 最後にファイルを more コマンドにパイプ接続し、イタリック体の代わりにアンダーライン、ボールド体の代わりに強調表示を使って画面に表示します。 -s オプションは、複数の空白行が画面に表示されないように、余分なスペースを削除します。 注記col が認識できる入力フォーマットは、 -T37 または -Tlp オプションを使って nroff により生成される出力に一致します。 col の最終的な出力先がハーフラインの移動を解釈できる装置であれば、 -T37 (および col の -f オプション) を、そうでなければ -Tlp を使用してください。 |
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