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HP-UX リファレンス: セクション 1 : ユーザーコマンド (A~M) > i

iostat(1)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

iostat ― I/O 統計情報のレポート

構文

iostat [-t] [interval [count]]

説明

iostat は I/O 統計情報をシステム上のアクティブな各ディスクごとに繰り返してレポートします。ディスクデータは 4 段フォーマットで編成されます。

Column HeadingInterpretation
deviceデバイス名
bps秒当たり転送 K バイト
sps秒当たりシーク数
msps平均シーク当たりミリ秒

2 基以上のディスクがある場合、 各ディスクごとに、連続する行にレポートされます。 この情報を計算するには、シーク、データ転送の完了、および、転送ワード数 を各ディスクごとにカウントします。また、各ディスクの状態も ( <sys/param.h> で定義されるように)1 秒間に HZ 回ずつ検査され、ディスクがアクティブならば計算が行われます。これらの数値は (各装置ごとの平均シーク当たりミリ秒を判定するために) 各装置の転送レートと合わせることができます。

データストライピング (1 度のデータ転送で複数のディスクにデータを渡すもの) などの新技術の採用により、平均シークごとにかかる時間の計算を正確に行うことは難しくなりました。 システムのその時点の条件により大幅に異なる可能性があり、 近似値としての意味しか持たなくなっています。 このため、この平均シーク当たりミリ秒 ( msps ) の値は、 以前のシステムとの互換性を保持するため 1.0 に固定されています。

オプション

iostat は以下のオプションおよびコマンド行の引き数を認識します。

-t  

ターミナル統計情報およびディスク統計情報をレポートします。ターミナル統計情報には以下のようなものがあります。

tin  

ターミナルから読み出される文字数

tout  

ターミナルに書き出される文字数

us  

システム (アクティブプロセッサ) がユーザーモードに費やした時間のパーセンテージ

ni  

システム (アクティブプロセッサ) が低い優先順位 nice された) のプロセスを実行するユーザーモードに費やした時間のパーセンテージ

sy  

システム (アクティブプロセッサ) がシステムモードに費やした時間のパーセンテージ

id  

システム (アクティブプロセッサ) がアイドリングに費やした時間のパーセンテージ

interval  

最後の interval 秒間にわたる要約を連続した行で表示します。レポートされる最初の行はリブート以降の時間のもので、それより後の各行は最後の間隔のもののみです。

count  

統計情報を count 回繰り返します。

全ディスクの現在の I/O 統計情報を示します。

iostat 

INTERRUPT または QUIT が押されるまで、全ディスクの I/O 統計情報を 10 秒ごとに表示します。

iostat 10 

全ディスクの I/O 統計情報を 10 秒ごとに表示し、5 回読み出した後終了します。

iostat 10 5 

全ディスクの I/O 統計情報を 10 秒ごとに表示し、 また、ターミナルとプロセッサーの統計情報も表示します。 5 回読み出した後終了します。

iostat -t 10 5 

警告

iostat を使用しているユーザーは、フィールド幅と出力のスペースに関するシステムの数値が若干正確さに欠けることに注意してください。これらの数値はシステム、HP-UX のリリース番号、表示するデータによって異なるからです。

著者

iostat はカリフォルニア大学バークレイー校および HP で開発されました。

ファイル

/usr/include/sys/param.h

参照

vmstat(1)

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