名称
lsacl ― ファイルのアクセス制御リスト (ACL) の表示
構文
/usr/bin/lsacl [-l] file ...
説明
lsacl は、単一または複数のファイルのアクセス制御リスト (ACL) をシンボリックな「短縮」形式で、出力行 1 行につき
1 ファイルの ACL とファイル名で示します。 ACL 構文については acl(5) を参照してください。
オプション
lsacl が認識するオプションは以下のとおりです。
| -l | | ACL を詳細形式でプリントします。 各ファイルの ACL
は 1 行を超えてもよく、ファイル名、コロン、改行が常に前に付いています。次のファイル名との間は空白行で区切られます。 |
ハイフン (-) をファイル名引き数として与えると、 lsacl は標準入力の
ACL をプリントします。 デフォルトでは、ファイル名を - としてプリントします。 -l オプションの場合は <stdin> のファイル名をプリントします。
ls と違って、 lsacl はサブディレクトリにあるファイルの
ACL を自動的に示すことはできません。また、デフォルトではカレントディレクトリにおけるファイルの
ACL エントリーを示すことはできません。 後者を行うには以下のような方法があります。
または
多言語化対応
環境変数
LANG により、メッセージの表示言語を決定します。
LANG が指定されていないか、または空の文字列の場合には、デフォルトの
"C" ( lang(5) を参照) が LANG の値として使われます。
多言語対応変数のいずれかの設定が不適当な場合には、 lsacl はすべての多言語対応変数が
"C" に設定されているものとして動作します。 environ(5) を参照してください。
戻り値
lsacl が正常終了すると、ゼロを戻します。不正に起動されると、 1 の値を戻します。 lsacl は指定ファイルの
ACL を読み込むことができなければ、エラーメッセージを標準エラーにプリントし、処理を続けます。その後で 2 を戻します。
例
ファイル dir/file1 の ACL リストを示します。
カレントディレクトリにある全ファイルの ACL を詳細形式で示します。
mydir の下にある全ファイルの ACL を示します。
find mydir -print | sort | xargs lsacl
制約
lsacl は、ターゲットファイルが存在するファイルシステムが
ACL をサポートしていない場合、異常終了します。
NFS
lsacl はリモートファイルではサポートされません。
参照
chacl(1), getaccess(1), ls(1), getacl(2), acl(5)