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HP-UX リファレンス: セクション 1 : ユーザーコマンド (A~M) > mmediainit(1)HP-UX 11i Version 2: September 2004 |
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名称mediainit ― ディスクの初期化、DDS テープの分割 説明mediainit は、メディアのフォーマット、 テストパターンの読み書きによるメディア完全性の確認、および 検出された欠陥ブロックの置き換えにより、 大容量記憶メディアを初期化します。 このプロセスは、エラーのない操作を行うためにディスクまたはテープを準備します。初期化により、初期化する領域にある 既存のユーザーデータがすべて破壊されます。 mediainit は DDS テープメディアの分割にも使用することができます。 詳細については、以下の -p オプションを参照してください。 オプション以下のコマンドオプションが認識されます。 これらは任意の順序で指定できますが、すべて pathname の前に置かなければなりません。 パラメータの付いていないオプションは個別にリストするか、またはひとまとめにすることができます。 パラメータの付いているオプションは個別にリストしなければなりませんが、 オプションとそのパラメータの間のホワイトスペースは任意です。
CS/80 または SS/80 ユニットに、ドライブコントローラによって定義されたように複数のボリュームがある場合は、このコントローラに対応する利用可能なユニットまたはボリュームを、同じコントローラを共有するその他のユニットおよびボリュームから独立して、初期化することができます。 このように、他方のユニットやボリュームの、 フォーマットあるいはデータに影響を与えず、 任意のフォーマットやインタリーブファクタによって初期化できます。 ただし、 (ドライブコントローラによって定義されている) ユニットまたはボリューム全体が、操作ソフトウェアによって、より小さな構造に細分化される可能性を、 考慮せずに初期化されることに注意してください。 このような構造が存在すると、予期しないデータ損失が発生することがあります。 mediainit は、コントローラリソースを支配し、競合プロセスによる同じコントローラを共有する、 その他のユニットまたはボリュームへの アクセスを制限します。 その他の同時プロセスで同じコントローラへのアクセスを必要とする場合、 特にルートディスクコントローラを共有するドライブで、 テープカートリッジを初期化する場合には、 初期化が終わるまである程度アクセスに影響します。 一般に、 mediainit は、与えられた -f (フォーマットオプション) または -i (インタリーブオプション) を入念にチェックしようとし、 オプションが範囲外にあるか、 あるいは初期化するメディアに不適当である場合には打ち切ります。 インタリーブファクタまたはフォーマットオプション値として 0 を指定すると、 まったくオプションを指定しないのと同じことになります。 インタリーブファクタをサポートするディスクについては、 受入れ可能な範囲は、通常 1 (インタリーブなし) から n-1 です。 ただし、 n は 1 トラック当たりのセクタ数です。 推奨値については、適切な装置の操作マニュアルを参照してください。 初期化するディスクにはインタリーブファクタが必要ですが、 何も指定しなければ、 mediainit は、必ずしも最適ではないが適切なデフォルトを与えます。 あるデバイスがフォーマットオプションをサポートするとき、 許容可能な範囲のインタリーブファクタは、 指定したフォーマットオプションに関係付けることができます。 このような場合、1 を指定すると、 mediainit はインタリーブファクタをチェックすることはできません。 注記大部分のタイプの大容量記憶媒体を使用するには、前もって初期化しなければなりません。 HP ハードディスク、フレキシブルディスク、およびカートリッジテープでは、 何らかの形式の初期化が必要ですが、9 トラックテープでは必要ありません。 初期化には通常、メディアのフォーマッティング、 テストパターンの読み書き、 および欠陥ブロックの置き換えが含まれます。 メディアとデバイスのタイプに応じて、 工場で行なわれる初期化プロセスの一部または全部を省略されている場合、あるいはすべての初期化プロセスが行なわれている場合があります。 mediainit は、エラーのない動作となるように、メディアを準備するため適切な手順をすべて行います。 大部分の HP ハードディスクは、 mediainit より徹底的で、 より時間のかかるプロセスを使用して 工場でフォーマットされ、徹底的に検査されています。 とはいえ、 mediainit は工場出荷後のメディアの完全性の確認、 適当なインタリーブファクタを使ったフォーマット、 および最初の工場検査以降に発生した欠陥ブロックの置き換えには価値があります。 HP フレキシブルディスクは通常、出荷前にはフォーマットされません。 したがって、使用前に初期化プロセスをすべて行わなければなりません。 テープの検定時に、徹底的にテストされ、欠陥ブロックは置き換えます。 mediainit は通常、テープが以前に検定されていない場合に限って検定します。 テープが検定され、置き換えられているいる場合には、 mediainit は通常、テープの予備ブロックテーブルを再編成し、 以前の予備をすべて保持し、 シーケンシャルアクセス時の性能が最大となるように、その割当てを最適化します。 予備ブロックテーブルを再編成するには、ほんの数秒しかかかりませんが、 完全な検定には、150 フィートテープの場合には約 30 分、 600 フィートテープの場合には 1 時間以上かかります。 テープの予備ブロックテーブルを再構成すると、 既存のデータは技術的に不定とされますが、 このデータは通常、オーバライトによって破壊されません。 古いテープデータが破壊されていることを確認するためには、 これは保護に有効です。 -r オプションを使って完全にテープを再証明することができます。 アプリケーションによっては、使用前に ファイルシステムをメディアに書き込まなければならないものもあります。 mediainit はファイルシステムを作成せずに、 読み書き用のメディアを準備するだけです。 このようなファイルシステムが必要とされる場合には、 newfs 、 lifinit 、 または mkfs などのその他のユーティリティを mediainit を実行した後で起動しなければなりません ( newfs(1M) 、 lifinit(1) 、 および mkfs(1M) を参照)。 警告単一のコントローラに複数のユニットがあるデバイスでは、 各ユニットをその他のユニットから独立して初期化することができます。 ただし、 mediainit では、どのユニットを初期化しているかに関係なく 初期化が始まる前に、 デバイスにアクセスするその他のプロセスがないように 注意しなければなりません。 現在アクセスが進行中である場合、 mediainit は打ち切られます。 mediainit をアボートすると、たとえ以前に初期化されたものであっても、 多くの場合メディアは使用できない状態になります。 使用できる用にするには、初期化を再度行う必要があります。 初期化プロセス時に、 open() は、初期化するデバイスへのその他のアクセスをすべて拒否し、エラー EACCES ( open(2) を参照) を発生します。 |
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