名称
mm, osdd ― mm マクロでフォーマットされたドキュメントのプリント
構文
mm [options] [files]
osdd [options] [files]
説明
mm を使用して、 nroff および mm テキストフォーマッティングマクロパッケージを使ったドキュメントを、フォーマットおよびプリントできます nroff(1) を参照)。 tbl および neqn またはその一方 tbl(1) および neqn(1) を参照) によるプリプロセッシング、および各種のターミナル指向の出力フィルターによるポストプロセッシングを指定するオプションがあります。 nroff および mm に対する適切なパイプライン、および必要な引き数、およびフラグは、選択するオプションに応じて生成されます。
osdd はコマンド mm -mosd と等価です。
オプション
mm は、以下のオプションおよびコマンド行引き数を認識します。
任意の他の引き数またはオプション (-rC3 など)
は、適切なものとして nroff または mm に渡されます。
そのようなオプションは、任意の順序で指定できますが、 files 引き数の前に置かなければなりません。 引き数を与えなければ、 mm はオプションのリストをプリントします。
| -Tterm | | 出力ターミナルのタイプを指定します。 term に関して認識される値のリストを得るには、 help
term2 とタイプします。 このオプションを使用しない場合、 mm は $TERM が設定されていれば、 term の値としてその環境からシェル変数の値 $TERM を使用します profile(4) および environ(5) を参照)。 そうでなければ、 mm は term の値として 450 を使用します。
複数のターミナルタイプを指定すると、最後のものが使用されます。 |
| -12 | | ドキュメントが 12 ピッチで生成されることを示します。 $TERM が 300, 300s, 450,
および 1620 のいずれかに設定されていると使用できます
(このオプションを使用すると、 DASI 300 および 300 ターミナル上のピッチスイッチはマニュアルで 12 に設定しなければなりません)。 |
| -c | | mm は col(1) を起動します。 term が 300, 300s, 450, 37, 4000a, 382, 4014, tek, 1620,
および X のいずれかでもない場合、 col(1) が mm によって自動的に起動されるという点に注意してください。 |
| -e | | mm は neqn を起動します。 |
| -t | | mm は tbl を起動します。 |
| -E | | nroff の -e オプションを起動します。 |
診断
引き数に読み取り可能なファイルがなく、 mm がフィルターとして使用されなければ、 mm はメッセージ mm: no input file を送ります。
例
シェル変数 $TERM がその環境で 450 に設定されていると、以下の 2 つのコマンド行は等価となります。
mm -t -rC3 -12 ghh*
tbl
ghh* | nroff -cm -T450-12 -h -rC3
- をファイル名の代わりに指定すると、 mm は標準入力を読み込みます
(- とともに他のファイルを指定すると、エラーになります)。
このオプションにより、以下の例のように mm をフィルターとして使用することができます。
ヒント
mm は -h オプションにより nroff を起動します。
このオプションにより、 nroff は、ターミナルが 8 文字ごとにタブを設定したものとします。
nroff の -olist オプションを使用し、出力するページの範囲を指定します。
ただし、 mm を nroff の -olist オプションとともに -e, -t,
および - オプションの中から 1 つ以上で起動した場合、ドキュメントの最後のページを list で指定していなければ、無害な「ブロークンパイプ」診断を受ける可能性があります。
(ページの出力を途中で止めるために) nroff の -s オプションを使用する場合、出力の再開に
(復帰または改行ではなく) ラインフィードを使用します。 nroff -s オプションは、 mm の -c オプションとともに、または mm が自動的に col を起動した場合には動作しません
(上記の -c オプションおよび col(1)
を参照)。
誤った出力ターミナルタイプを指定すると、 mm は
(しばしば微妙な) 予測できない結果を生成します。 ただし、出力をファイルにリダイレクトしている場合、 -T37 オプションを使用して、それから実際にフォーマットファイルをプリントする際に、適切なターミナルフィルターを使用してください。
参照
col(1), env(1), nroff(1), tbl(1), profile(4), term(4), mm(5)