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HP-UX リファレンス: セクション 1 : ユーザーコマンド (N~Z) > n

nohup(1)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

nohup ― ハングアップを無視したコマンドの実行

構文

nohup command [ arguments ]

説明

nohup はハングアップおよび終了を無視して command を実行します。出力がユーザーによってリダイレクトされていなければ、標準出力および標準エラーはともに nohup.out に送られます。 nohup.out がカレントディレクトリで書き込み可能でなければ、出力は $HOME/nohup.out にリダイレクトされます。そうでなければ、 nohup は異常終了します。ファイルが作成される場合は、ファイルのパーミッションビットが S_IRUSR | S_IWUSR に設定されます。

nohup がターミナルにリダイレクトされるか、またはまったくリダイレクトされない場合は、出力は nohup.out に送られます。

多言語化対応

環境変数

LC_MESSAGES は、メッセージの表示に使われる言語を指定します。

LC_MESSAGES が環境内で指定されていないか空白文字列に設定されている場合、 未指定または空白の各変数に対して LANG の値がデフォルトとして使われます。 LANG が指定されていないか空白文字列に設定されている場合、 LANG の代わりに "C" がデフォルトとして使われます ( lang(5) を参照)。

国際化変数のどれかが無効な設定を含む場合、 nohup は全ての国際化変数が"C"に設定されているように振る舞います。 environ(5) を参照してください。

サポートされるコードセット

シングル/マルチバイトの文字コードセットがサポートされています。

nohup をパイプラインまたはコマンドのリストに適用することは、多くの場合望ましいことです。これは、パイプラインおよびコマンドリストをシェルスクリプトという 1 つのファイルに入れることによってのみ行うことができます。 nohup を使ってスクリプトを実行するには、

nohup sh file 

nohup の機能は file の内容全体に適用されます。シェルスクリプト file を頻繁に実行するようなら、 file に実行パーミッションを設定することによって sh とタイプする必要はなくなります。 割込みを無視してスクリプトをバックグラウンドで実行できます ( sh(1)を参照)。

nohup file & 

file には、ターミナルが切り離されても動作を続けさせたい場合のために、以下のような通常のキーボードコマンド シーケンスがあります。

tbl ofile | eqn | nroff > nfile 

警告

適切に句読点を置くように注意してください。例えば、以下のコマンド形式では、

nohup command1; command2 

nohupcommand1 にのみ適用されます。問題を訂正するには、以下のコマンド形式を使用します。

nohup (command1; command2) 

標準エラーがどこにリダイレクトされているか、場所に注意してください。以下のコマンドはエラーメッセージをテープに書き込み、読めない状態にします。

nohup cpio -o <list >/dev/rmt/c0t0d0BEST& 

一方、

nohup cpio -o <list >/dev/rmt/c0t0d0BEST 2>errors& 

は、ファイル errors にエラーメッセージを置きます。

終了ステータス

次の終了値が返されます。

126  

command の指定するコマンドは見つかったが、起動できませんでした。

127  

nohup ユーティリティ中でエラーが起こったか、指定された command が見つかりませんでした。

  • そのほかの場合、終了ステータスは指定されたコマンドのものとなります。

参照

chmod(1), nice(1), sh(1), signal(5)

標準準拠

nohup: SVID2, SVID3, XPG2, XPG3, XPG4, POSIX.2

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