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HP-UX リファレンス: セクション 1M : システム管理コマンド (A~M) > l

lvextend(1M)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

lvextend ― LVM 論理ボリュームに対するスペース増加、およびミラー増加

構文

/usr/sbin/lvextend [-A autobackup] {-l le_number | -L lv_size | -m mirror_copies} lv_path [pv_path ... | pvg_name ...]

特記事項

ミラーディスク操作のためには、オプションの HP MirrorDisk/UX ソフトウェア をインストールしておかなければなりません。このソフトウェアは、標準の HP-UX オペレーティングシステムには含まれていません。

lvextend は、ボリュームグループを共有モードでアクティブ化している場合は使用できません。

説明

lvextend コマンドは 論理ボリュームの割り当てエクステント、またはミラーコピー数を増加させることができます。

論理ボリュームのその他の特性は、 lvchangelvreduce コマンドを使って変更することができます lvchange(1M) および lvreduce(1M) を参照)。

割り当てを特定の物理ボリュームに制限するには、 pv_path 引き数に物理ボリューム名を指定するか、 pvg_name 引き数に物理ボリュームグループ名を指定します。 これを指定しないと、ボリュームグループ内のすべての物理ボリュームが、新しい物理エクステントの割り当てに使用できるようになります。 LVM は、必ず現在の割り当て方針を満たすように物理エクステントを割り当てます。特定の割り当て方針で使用するのに適さない物理ボリュームがある場合、その物理ボリュームは物理エクステントの割り当ての際に使用されません。 pv_path 引き数で指定した場合でも、 pvg_name 引き数で間接的に指定した場合でも使用されません。

LVM のストライプ付き論理ボリュームは常に、厳格割り当て方針を使用して割り当てられます。したがって、ストライプ付きボリュームは、エクステント数 (論理ボリュームがストライプされるディスクの倍数) によって拡張されるだけです。 たとえば、3 つのディスクにストライプされる論理ボリュームでは、論理ボリュームが 3 つのエクステント (ボリュームグループ内の異なるディスク上に割り当てられる 3 つのエクステント) の増分値で拡張されます。

pvg_name パラメータを指定できるのは、論理ボリュームの割り当て方針の 1 つが PVG 厳格の場合だけです。

オプションと引き数

-m オプションが意味を持つのは、オプションの HP MirrorDisk/UX ソフトウェアがシステム上にインストールされている場合だけです。

lvextend は、次のオプションと引き数を認識します。

lv_path  

論理ボリュームのブロック型デバイスパス名。

pv_path  

物理ボリュームのブロック型デバイスパス名。

pvg_name  

物理ボリュームグループの名前 lvmpvg(4) を参照)。

-A autobackup 

このコマンドの起動に対して自動バックアップを設定します。 autobackup の値は、次のうちのどれかです。

y 

論理ボリュームに加えた構成の変更を自動的にバックアップします。 これはデフォルトです。

このコマンドが実行された後で、論理ボリュームの属するボリュームグループに対して vgcfgbackup コマンド vgcfgbackup(1M) を参照) が実行されます。

n 

ここでは、構成の変更をバックアップしません。

-l le_number 

論理ボリュームに割り当てるスペースを増加します。 論理エクステントの単位で指定します。 le_number は、現在の論理エクステント数より大きな 10 数値で、範囲は 1 から 65535 (インプリメンテーション上の限界) です。

-l-L および -m オプションの どれか 1 つ を指定しなければなりません。

-L lv_size 

論理ボリュームに割り当てるスペースを増加します。 メガバイト単位で指定します。 lv_size は、 1 から 16777216 の範囲 (インプリメンテーション範囲) における、現在の論理ボリュームサイズを超える 10 進値です。 lv_size は、論理エクステントサイズの倍数に切り上げられます。 論理エクステントサイズは、ボリュームグループに対して vgcreate コマンドで定義された物理エクステントサイズと同じです vgcreate(1M) を参照)。

-l-L および -m オプションのどれか 1 つを指定しなければなりません。

-m mirror_copies 

各論理エクステントに割り当てられるミラーコピーの数を設定します。 ミラーコピーには、オリジナルと同一のデータが含まれます。 mirror_copies は、 1 または 2 のいずれかの値を取ることができます。 これは、現在の値より大きくなければなりません。

新しいコピー内のデータは同期がとられます。ハードウェア特性とデータの量によっては、同期処理に長い時間がかかることがあります。

-l-L および -m オプションのどれか 1 つを指定しなければなりません。

多言語化対応

環境変数

LANG はどの言語のメッセージを表示するかを指定します。

LANG が指定されていない場合、またはヌルの場合は、 デフォルトで "C" となります lang(5) を参照)。

多言語対応変数に誤った設定が含まれていると、 多言語対応変数は、デフォルトですべて "C" となります environ(5) を参照)。

論理ボリュームの論理エクステント数を 100 に増加します。

lvextend -l 100 /dev/vg01/lvol3 

論理ボリュームのサイズを 400MB に増加します。

lvextend -L 400 /dev/vg01/lvol4 

論理ボリュームの各論理エクステントについて 2 つのミラー (すなわちオリジナルのコピー 2 つ) を割り当てます。

lvextend -m 2 /dev/vg01/lvol5 

特定の物理ボリューム上に論理ボリュームをミラーします。

lvextend -m 1 /dev/vg00/lvol3 /dev/dsk/c0t3d0 

論理ボリューム上に存在するファイルシステムのサイズを増加します。

まず論理ボリュームのサイズを増加します。
  

lvextend -L 400 /dev/vg06/lvol3

ファイルシステムをアンマウントします。
  

umount /dev/vg06/rlvol3

ファイルシステムを拡張して、論理ボリューム全体 (大きな) を占有するようにします。

extendfs /dev/vg06/rlvol3

ファイルシステムを再マウントします。
  

mount /dev/vg06/lvol3 /mnt

警告

-m オプションは、HP-IB デバイスでは使用できません。

参照

lvchange(1M), lvcreate(1M), lvdisplay(1M), lvreduce(1M), pvchange(1M), pvdisplay(1M)

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