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HP-UX リファレンス: セクション 3 : ライブラリ (A~M) > e

ecvt(3C)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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名称

ecvt(), fcvt(), gcvt() ― 浮動小数点数値から文字列への変換

構文

#include <stdlib.h>

char *ecvt(double value, int ndigit, int *decpt, int *sign);

char *fcvt(double value, int ndigit, int *decpt, int *sign);

char *gcvt(double value, int ndigit, char *buf);

廃止インタフェース

int ecvt_r( 
   double value, 
   int ndigit, 
   int *decpt, 
   int *sign, 
   char *buffer, 
   int buflen); 
 
int fcvt_r( 
   double value, 
   int ndigit, 
   int *decpt, 
   int *sign, 
   char *buffer, 
   int buflen); 

説明

ecvt()  

valuendigit 桁の null で終わる文字列に変換し、その文字列を指すポインターを返します。 最上位桁は数値が 0 でない限り 0 以外の数字です。 最下位桁は丸められます。 文字列の先頭からの小数点キャラクタの相対位置は、 decpt を通して間接的に格納されます (負の値は返される数字の左側を意味します)。 小数点キャラクタは返される文字列の中にはありません。 結果が負の場合、 sign で示されるワードは 0 以外の値に、そのほかの場合には 0 になります。

変換された値が範囲外の場合、数字以外の文字からなる文字列 3 種類のうちの 1 つが返されます。 値が指数部に収まらないほど大きい場合、値が負であれば --、 正であれば ++ が返されます。 3 番目の文字列は、0 除算など数値が不正の場合に返されます。 結果の値は非数 (NAN) で、 文字 ? を返します。

fcvt()  

ecvt() と同じですが、 ndigit で指定した桁数を、printf %f (FORTRAN F-format) の出力に合うように正しい桁数で丸められます。

gcvt()  

value を null で終わる文字列に変換し、 buf の指す配列に格納し、 buf を返します。 ndigit 桁が意味をもつように、可能なら FORTRAN F-format の結果を生じます。そうでなければ E-format になります。 - 符号および小数点キャラクタは、必要であれば返される文字列に含まれます。 先頭の 0 は省略されます。 小数点キャラクタは現在ロードされている NLS 環境 setlocale(3C) 参照) によって決められます。 setlocale() が失敗した場合、デフォルトの NLS 環境である "C" が使用されます lang(5) 参照)。 デフォルトの環境では小数点キャラクタにピリオド (.) が指定されています。

廃止インタフェース

ecvt_r() および fcvt_r() は、浮動小数点の数値を文字列に変換します。

多言語化対応

ロケール

LC_NUMERIC の種類により、現在の NLS 環境の中から小数点キャラクタを決めます。

警告

ecvt()fcvt() が返す値は配列を指しています。配列の内容は、次に同じスレッドで当該インタフェースを呼び出すと上書きされます。

ecvt_r() および fcvt_r() インタフェースは廃止される予定です。現在では既存の DCE アプリケーションとの互換性を保つためにだけサポートされています。新しいマルチスレッドアプリケーションでは、 ecvt()fcvt() を使用してください。

著者

ecvt() および fcvt() は AT&T で開発されました。 gcvt() は AT&T および HP で開発されました。

参照

setlocale(3C), printf(3S), lang(5), thread_safety(5)

標準準拠

ecvt(): XPG2

fcvt(): XPG2

gcvt(): XPG2

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