名称
round(), roundf(), roundl(), roundw(), roundq() ― 丸め関数
構文
#include <math.h>
double round(double x);
Itanium(R) ベース
システムのみ
float roundf(float x);
long double roundl(long double x);
extended roundw(extended x);
quad roundq(quad x);
説明
round() 関数は、その引き数を浮動小数点形式で最も近い整数値に丸めます。
引き数が、2 つの整数のちょうど中間の場合には、 現在の丸め方向とは無関係に、0 から離れる方向に丸めます。
この丸め方法は、関数 lround および llround にも適用されます。
Itanium ベース
システムのみ
roundf() は、 round() の float バージョンで、 float 型の引き数をとり、 float 型の結果を返します。
roundl() は、 round() の long double バージョンで、 long double 型の引き数をとり、 long double 型の結果を返します。
roundw() は、 round() の extended バージョンで、 extended 型の引き数をとり、 extended 型の結果を返します。
roundq() は、HP-UX システムでは roundl() と同等です。
使用方法
これらの関数を使うには、デフォルトの -Ae オプションを指定するか、または -Aa オプションと -D_HPUX_SOURCE オプションを指定してコンパイルしてください。
Itanium ベース システムで roundw() または roundq() を使うには、 -fpwidetypes オプションも指定してコンパイルしてください。
これらの関数を使うには、プログラムに、 <math.h> がインクルードされていることを確認した後、
コンパイラまたはリンカーのコマンド行で -lm を指定して、数学ライブラリとリンクしてください。
詳細については、 『『HP-UX フローティング・ポイント・ガイド』』 を参照してください。
戻り値
x が ±INFINITY または ±0 の場合、 round() は x を返します。
x が NaN の場合、 round() は NaN
を返します。
round() では、 x が整数でも有限値でもない場合、不正確例外が発生することがあります。
参照
ceil(3M), floor(3M), fabs(3M), fmod(3M), fegetround(3M), fesetround(3M), lrint(3M), llrint(3M), lround(3M), llround(3M), rint(3M), trunc(3M), math(5), fenv(5)
標準準拠
round(), roundf(), roundl() :
ISO/IEC C99 (付録 F 『IEC 60559 floating-point arithmetic』を含む)