名称
towupper(), towlower() ― ワイドキャラクタの変換
構文
#include <wchar.h>
wint_t towupper(wint_t wc);
wint_t towlower(wint_t wc);
特記事項:
これらの関数は XPG4 の Worldwide Portability Interface によるワイドキャラクタ変換用関数
にしたがっています。 その動作は、 conv(3C) で定義されている 8 ビット文字の変換用関数と同様です。
説明
towupper() および towlower() は、 wint_t をドメインとしています。 wint_t で表せる値は、 wchar_t で表せるか、 WEOF であるかのどちらかです。
引き数がこれ以外の値である場合の動作は定義されていません。 towupper() の引き数が小文字を表す場合、戻り値はそれに対応する大文字です。 towlower() の引き数が大文字を表す場合、戻り値はそれに対応する小文字です。
それ以外の場合は、引き数がそのまま戻り値となります。
これらの関数、 wint_t, wchar_t の型、および WEOF の値は、ヘッダーファイル <wchar.h>
で定義してあります。
多言語化対応
ロケール
どのような変換が行われるかは LC_CTYPE カテゴリによって決ります。
サポートされる国際的コードセット
シングル/マルチバイト文字コードセットがサポートされています。
著者
wconv() は、IBM, OSF, HP で開発されました。
標準準拠
towlower(): XPG4
towupper(): XPG4