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HP-UX リファレンス: セクション 4 : ファイルフォーマット > p

privgrp(4)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

privgrp ― 特権値の形式

構文

#include <sys/privgrp.h>

説明

setprivgrp() は特権のマスクを設定し、 getprivgrp(2) は、グループ ID をもとにした特権グループの割当てを示す、構造体の配列を返します (setprivgrp(2) および getprivgrp(2) を参照)。 setprivgrp() はカーネル機能をグループ ID に関連付けます。これにより、スーパーユーザーのような特権を特定のグループ (1 つまたは複数) のメンバーに付与することができます。これらのシステムコールを使うのに必要な定数と構造体は <sys/privgrp.h> で定義されています。

特権は次のとおりです。

PRIV_RTPRIO 

rtprio() システムコールへのアクセスを許可します ( rtprio(2) 参照)。

PRIV_MLOCK  

plock() システムコールへのアクセスを許可します ( plock(2) 参照)。

PRIV_CHOWN  

chown() システムコールへのアクセスを許可します ( chown(2) 参照)。

PRIV_LOCKRDONLY  

ファイルのオープンを読み取り専用に固定するために、 lockf() システムコールを使うことを許可します ( lockf(2) 参照)。

PRIV_SETRUGID  

プロセスの実ユーザー ID や実グループ ID を変更するために、それぞれ setuid() および setgid() システムコールを使うことを許可します ( setuid(2) および setgid(2) を参照)。

PRIV_MPCTL  

プロセッサバインディング、ローカリティドメインバインディング、またはプロセスの起動方針を変更するために、 mpctl() システムコールを使うことを許可します (mpctl(2) を参照)。

PRIV_RTSCHED  

POSIX.4 のリアルタイムの優先順位を設定するための sched_setparam() および sched_setscheduler() へのアクセスを許可します (rtsched(2) を参照)。

PRIV_SERIALIZE  

ターゲットプロセスを、このシステムコールによってマークされている他のプロセスとシリアルに実行させるために、 serialize() を使うことを許可します (serialize(2) を参照)。

PRIV_SPUCTL  

プロセッサの非アクティブ化および再アクティブ化のために、Instant Capacity On Demand (iCOD) 製品での特定の管理操作を許可します。詳細は、各製品のマニュアルを参照してください。

PRIV_FSSTHREAD  

Process Resource Manager (PRM) 製品での特定の管理操作を許可します。詳細は、各製品のマニュアルを参照してください。

PRIV_PSET  

システムの pset 構成に対する変更を許可します (pset_create(2) を参照)。

特権は、複数ワードのマスクで記述されます。各特権に対する #define の値は、ビットインデックスとして解釈されます (1 から数えます)。 したがって、マスク中で異なるビットを OR 処理することにより、1 つのグループ ID でも複数の異なる特権を持つことができます。

システムに対しては、特権を持ったグループ数の最大値が設定されており、この最大値は、 PRIV_MAXGRPS で定義されます。 この最大値のうち、1 つはプロセスすべてに与えられるグローバルな特権として予約され、残りは実際のグループ ID に割り当てることができます。

PRIV_MASKSIZ は、グループ ID 対応の特権を定義するのに用いる、複数ワードのマスクのサイズを定義します。

特権は、 getprivgrp() システムコールにより構造体 struct privgrp_map 型の配列としてユーザーに返されます。 この構造体は、複数ワードのマスクを 1 つのグループ ID に対応させます。 privgrp_map 構造体には次のフィールドがあります。

gid_t priv_groupno 
uint32_t priv_mask[PRIV_MASKSIZ] 

ここで、 priv_groupno にはグループ ID (setprivgrp(2) を参照) が、 priv_mask には priv_groupno に関連付けられた特権のマスクが入ります。

参照

getprivgrp(1)、setprivgrp(1M)、chown(2)、getprivgrp(2)、lockf(2)、 plock(2)、rtprio(2)、rtsched(2)、serialize(2)、setgid(2)、setuid(2)、 shmctl(2)、mpctl(2)、pset_create(2)

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