名称
queuedefs ― at, batch, crontab 用キュー記述ファイル
構文
/var/adm/cron/queuedefs
説明
queuedefs ファイルは、 cron によって処理されるキューの特性を記述します
( cron(1M) を参照)。 このファイル中のコメント以外の各行は、それぞれ 1 つのキューについて記述しています。
各行の形式は次のとおりです。
各フィールドは次のような意味です。
| q | | キューの名前です。 このうち a は at により起動されるジョブのためのデフォルトのキュー
( at(1) を参照)、 b は batch により起動されるジョブのためのキュー
( at(1) を参照)、そして c は crontab ファイルから実行されるジョブのためのキューです
( crontab(1) を参照)。 d から y までの名前を持つキューは、ユーザー定義のキューを指定します。 |
| njob | | そのキューで同時に実行させることのできるジョブの最大値です。
ここには任意の値を指定できますが、すべてのキューで実行することのできるジョブの総数は、100 以下です。 |
| nice | | そのキューの中で、スーパーユーザー以外のユーザー
ID で実行されているすべてのジョブに対する nice 値です
( nice(1) を参照)。 デフォルト値は 2 です。 |
| nwait | | そのキューの中で njob 以上のジョブが実行中であるため、あるいはすべてのキューで 100 以上のジョブが実行中であるために実行が延期されたジョブを、再実行するまでの待機秒数です
(上記 njob の項を参照)。 |
例
次は queuedefs ファイルを考えてみます。
このファイルは以下のように解釈されます。
| a.4j1n | | at ( at(1) を参照)
のジョブのための a キューは、同時に 4 個までのジョブを実行可能で、これらのジョブを nice 値 1 で実行します。 nwait 値がないので、他に実行中のジョブが多すぎて実行できない場合、 cron は再試行するまでに 60 秒間待機します
( cron(1M) を参照)。 |
| b.2j2n90w | | batch ( at(1) を参照) のジョブのための b キューは、同時に 2 個までのジョブを実行可能です。これらのジョブは nice 値 2 で実行されます。
他に実行中のジョブが多すぎて実行できない場合、 cron は再試行するまでに 90 秒間待機します。 |
他のキューはすべて、同時に 100 個までのジョブを実行可能です。
これらのジョブは nice 値 2 で実行され、他に実行中のジョブが多すぎて実行できない場合、 cron は再試行までに 60 秒間待機します。
参照
at(1), nice(1), crontab(1), cron(1M), proto(4)
標準準拠
queuedefs: SVID2, SVID3