名称
tztab ― date(1) と ctime(3C) 用時間帯調整テーブル
説明
tztab ファイルは、世界標準時 (UTC) とローカルタイムの違いを記述します。一部のローカルエリアは、詳細なヒストリとともに、同時に記述できます。
tztab ファイルには 1 つ、または複数の時間帯調整エントリーがあります。エントリーの第一行目には
ユニークな文字列があり、それはユーザーの環境にある TZ 文字列の値と一致することがあります。
その書式は tznamediffdstzname で、この場合 tzname は時間帯の名前か省略形です。 diff は UTC との時差です。 dstzname は"Daylight
Savings"時間帯の名前か、その省略形です。 diff が分数値である場合、コロンの後に、分で表されます。そういった各文字列はアルファベットの文字ではじまります。
各エントリーの 2 行目かそれ以下の行には、時間帯の調整の詳しい説明があります。各行には 7 フィールドあります。はじめの 6 フィールドには時間帯調整が適用される最初の 1 分が説明されており、7 フィールド目には時間帯調整が説明されています。 フィールドはスペースかタブで区切られています。はじめの 6 フィールドは整数のパターンで、分
(0-59) 、時 (0-23) 、日 (1-31) 、月 (1-12) 、年 (1970-2038)、曜日
(0-6、日曜日は 0) を表します。分、時、月は上記の (それぞれの) 範囲内の数でなければなりません。
日や年、曜日は上記の数か、マイナス (全体の範囲を示す) でわけられた 2 つの数です。日と曜日のフィールドの、どちらか一方は範囲で、もう一方は数である必要があります。
7 番目のフィールドは文字列で、簡単に時間帯調整を説明します。 tznamediff という書式で、 tzname は時間帯名か省略形を表すアルファベットの文字列で、 diff は UTC との時差を表します。 tzname は時間帯調整エントリーの 1 行目にある、 tzname フィールドか dstzname フィールドと一致しなければなりません。分数式の diff は必ず分で表されます。
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TZ 文字列の値がテーブルのどのラインとも一致しなければ、現在の
U.S. パターンに従って解釈されます。
多言語化対応
サポートされるコードセット
シングルバイトの文字コードセットがサポートされています。
例
アメリカの東部時間帯の時間帯調整テーブルは、
EST5EDT
0 3 6 1 1974 0-6 EDT4
0 3 22-28 2 1975 0 EDT4
0 3 24-30 4 1976-1986 0 EDT4
0 3 1-7 4 1987-2038 0 EDT4
0 1 24-30 11 1974 0 EST5
0 1 25-31 10 1975-2038 0 EST5
通常 (1 行目に示しているように) 東部標準時は UTC よりも 5 時間早いのですが、夏時間では差が 4 時間となります。夏時間がはじめて実施されたのは
(2 行目) EDT の 1974 年 1 月 6 日の午前 3 時です。 その 1 分前は EST で 1 時 59 分であることに注意してください。標準時に戻るのは
(6 行目) 同年 11 月の最後の日曜日です。ここで時間は、 EDT の午前 1 時 59 分から
EST の午前 1 時になっています。そのときから夏時間への移行は 2 月の最後の日曜日から
(3 行目) 4 月の最後の日曜日 (4 行目) 、4 月の最初の日曜日 (5 行目) へとなっています。同期間に標準時へ戻ったのは 10 月の最後の日曜日
(7 行目) となっています。
参照
date(1), ctime(3C), environ(5)