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HP-UX リファレンス: セクション 5 : その他の機能 > a

Audio(5)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

Audio ― HP VUE で使用可能な音声ツール群

説明

このマンページは、 HP VUE で使用可能な音の再生、記録、および編集のための音声ツール (音声機構のセットアップ、オーディオ機密保護、音声エディタ、音声制御パネル、音声ファイルとデータフォーマット、および音声ライブラリ) についての説明です。 Audio(5) では、HP-UX のコマンド行から実行できるその他の音声ツールの使用法についても説明しています。

Audio のセットアップ要件

音声ツールを使用するためには、音声クライアントおよび音声サーバーの両方のソフトウェアにアクセスする必要があります。このソフトウェアは、HP-UX の一部です。このサーバーは、音声ハードウェアを備えたワークステーションまたは X ステーション上でなければ動作できません。

音声ハードウェアは、720、730、750 以外の すべてのシリーズ 700 コンピュータに内蔵されています。720、730、または 750 を、音声ハードウェア内蔵の 725、735、または 755 にそれぞれアップグレードできます。旧式の 705 (つまり、8MB の HP-UX の 705) には、音声ソフトウェアが組み込まれていないので注意してください。

X ステーション上で音声を使用するには、オーディオアクセサリーキットが備わった HP ENVIZEX または ENTRIAX ステーションが必要です。

音声クライアントおよび音声サーバーの両方のソフトウェアを 1 つのシステム上で使用する場合がほとんどです。しかし、音声サーバーをリモートワークステーションまたは X ステーション上で実行する必要がある場合には、 aserver(1M) を参照してください。音声データファイルは、音声クライアントを実行するシステム、音声サーバーを実行するシステム、および第 3 のシステムのうち、どのシステム上に存在していてもかまいません。

オーディオ機密保護

音声は、保護されているので、ローカルワークステーション上のユーザーからしかアクセスできません。リモートシステムからも音声にアクセスできるようにする必要がある場合には、 asecure(1M) を参照してください。

音声エディタ

音声エディタは、音声を再生、記録、および編集する機能を持つ OSF/Motif ベースのツールです。音声エディタは波形を表示するので、音声セグメントの編集および再生が容易に行えます。

ユーザーは音声ファイルをオープンして再生し、その波形を表示でき、さらに波形コントロールを使用して音声ファイルを編集できます。出力デバイスを設定するには、音声制御パネルを使用してください。

音声を記録するには、システムがサポートするマイクまたはその他の音声機器 (通常は CD またはテーププレイヤー) を最初に接続してください。この接続を行うには、音声エディタのオンラインヘルプ (「Audio Editor Tasks」の項) またはシステムのオーナーズマニュアルを参照してください。

音声エディタを使用して、音声ファイルを作成したり記録できます。

一般道具箱から音声エディタを起動するには、メディア道具箱をオープンして音声ファイルを音声エディタコントロール上にドロップするか、音声エディタコントロールをダブルクリックしてください。

ターミナルウィンドウ内で音声エディタを起動するには、次のように入力してください。

/opt/audio/bin/audio_editor  [pathname]

オンラインヘルプは、音声エディタの右上隅にある Help メニューを使用して表示できます。

音声制御パネル

音声制御パネルは、音量を設定し、再生用の音声装置を選択するために使用する OSF/Motif ベースのツールです。

音声制御パネルで音量調節を行うと、このワークステーションまたは X ステーションのすべてのクライアントシステムの再生音量に影響を与えます。音声制御パネルには、現在の再生動作を停止するための停止ボタンもあります。

また、音声制御パネルを使用して、再生用の装置 (ヘッドホン、内蔵スピーカー、または外部スピーカーなどのように Line Out に接続されている装置) の選択もできます。この選択により、音声ファイルをダブルクリックしたときや音声エディタを使用してファイルを再生するときに音声が再生される場所が決まります。デフォルトの出力装置は、内部 (内蔵) スピーカーです。

HP VUE から音声制御パネルを起動するには、HP VUE 前面パネル上の音声コントロールをクリックしてください。

ターミナルウィンドウ内で音声制御パネル を起動するには、次のように入力してください。

/opt/audio/bin/AudioCP

従来のバージョンの音声ソフトウェアを使用して開発した音声アプリケーションがある場合、そのアプリケーションでは SPEAKER 環境変数を使用して出力装置が規定されている可能性があります。 $HOME/.vueprofile ファイルの内容を修正することにより、HP VUE によって起動されるすべてのアプリケーションを対象にして SPEAKER 変数を設定できます。 SPEAKER 変数に設定できる値は、external (ヘッドホン、Line Out) か internal (内蔵スピーカー) のどちらかです。

POSIX シェルまたは K シェルの場合、 SPEAKER 変数を設定するには次のように入力してください。

SPEAKER=internal 
export speaker 

C シェルの場合、 SPEAKER 変数を設定するには次のように入力してください。

setenv SPEAKER internal 

音声ファイルとデータフォーマット

サポートされる音声ファイルには、generic、RIFF/Waveform、raw の 3 種類のうちのいずれかのファイルフォーマットで、圧縮されていない音声データが設定されています。それぞれのファイル名には、データフォーマットに適したファイル名拡張子が必要です。音声エディタのオンラインヘルプには、この 3 種類のファイルフォーマットのデータフォーマットとファイル名拡張子の対応の一覧があります。

この拡張子に基づいて、適切なアイコンがファイルマネージャに表示されます。音声ファイルを再生するには、再生したいファイルのアイコンをドラッグして音声エディタ上にドロップするか、または再生したいファイルのアイコンをダブルクリックします。

ファイル名に拡張子を付ける必要がある場合 (またはファイルフォーマットを変換する必要がある場合) には、 /opt/audio/bin/convert コマンドの使用をお勧めします。 convert(1) を参照してください。このコマンドを使用する代わりに、ファイル名を変更して再生可能にすることもできます。次の形式のファイル名を使用してください。

  • filename.rate.data_type

上の rate  および data_type 変数は、 convert-drate および -ddata オプション用に定義された値を受け付けます。必要に応じて、 rate 変数を省略できます。その場合には、次の形式のファイル名を使用してください。

  • filename.data_type

音声ライブラリ

HP-UX には、音声ツールを作成するために使用する音声ライブラリが組み込まれています。 User Environment Developer's Kit を注文してインストールすると、音声ライブラリを使用して他の音声アプリケーションを作成できます。

HP-UX の音声ライブラリには、C プログラムが音声を処理するために使用できる関数が含まれています。これらの関数は音声サーバーと対話形式で、アプリケーションが音声データファイルの記録、再生、およびフォーマット変換を行えるようにします。

音声プログラミングについての詳細は、マニュアル 『Using the Audio Developer's Kit』 を参照してください。

著者

音声ライブラリ、音声エディタ、および音声制御パネルは、 HP で開発されました。

参照

asecure(1M), aserver(1M), attributes(1), convert(1), send_sound(1)

『Using the Audio Developer's Kit』

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