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HP-UX リファレンス: セクション 5 : その他の機能 > a

aio_max_ops(5)

カーネル調整パラメータ
HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

aio_max_ops ― キューに格納できる POSIX 非同期 I/O 動作の最大数

フェールセーフ

2048

デフォルト

2048

設定可能な値

最小値は 2 、最大値は 0x100000 。この値は aio_listio_max の値より小さくならないように指定します。

正の整数値を指定します。

説明

このパラメータは、システムのキューに同時に多数の POSIX 非同期 I/O 動作が格納されている 場合に使用できるシステムリソースの制限を設定します。 このパラメータにより、多数の非同期 I/O 動作とそれに必要なメモリーによってシステムが処理不能に陥るような、 プロセスの競合の可能性が抑えられます。

キュー内の各非同期動作にはその内部制御データ構造体のためのシステムメモリーが割り当てられる必要があるため、 こうした制限が必要になります。システム全体の制限のほかに、プロセスごとの制限もあります。この制限は、 getrlimit() および setrlimit() コールに引き数 RLIMIT_AIO_OPS を使用して制御します。

aio_listio_max は、特定のプロセスからの単一の listio() コールに含めることのできる動作の数を制限するもので、 aio_max_ops の値は、システム全体のバランスを損なわない範囲で、 listio() コールを同時またはほぼ同時に実行しているすべてのプロセスの需要に十分対応できるものでなければなりません。

この調整パラメータの変更を行う対象ユーザー

ファイルシステムへの POSIX 非同期 I/O を多用するアプリケーションを実行するシステム管理者。

変更に関する制限事項

これは動的なパラメータなので、値を変更すると実行しているシステムに直ちに有効になります。

同時に変更する必要がある他の調整パラメータ

aio_max_ops の値は aio_listio_max の値より小さくならないように指定しなければなりません。

警告

HP-UX のカーネル調整パラメータはすべて、リリースごとに異なります。このパラメータは、 HP-UX の今後のリリースにおいて、削除されたり機能が変更される可能性があります。

HP 社または他のベンダーのカーネルソフトウェアをインストールすると、 カーネル調整パラメータが変更されることがあり、その場合、 インストール後に、カーネル調整パラメータがデフォルト値でも推奨値でも ない値に設定されていることがあります。 カーネル調整パラメータの値への影響については、 インストールするカーネルソフトウェアのドキュメントを参照してください。 工場インストールされたカーネルソフトウェアについては、 http://docs.hp.com/ja の 『『HP-UX リリースノート』』 を参照してください。

著者

aio_max_ops は、HP で開発されました。

参照

kctune(1M)、sam(1M)、gettune(2)、settune(2)、getrlimit(2)、setrlimit(2)、aio(5)、aio_listio_max(5)

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