名称
core_addshmem_write ― 読み取り/書き込み共有メモリーをプロセスコアダンプに含めるかどうかの決定
説明
core_addshmem_write 調整パラメータは、共有メモリーセグメントがコアファイルの一部として書き込まれていなかったことが原因で、ユーザーによるユーザーレベルのプロセスクラッシュのデバッグが制限されていた問題への対応として追加されました。
この調整パラメータを 1 (オン) に設定すると、コアダンプの実行後に、shared read-write
というラベルの付いたユーザーメモリーのセクションが (通常のデータセクションとともに)
書き込まれます。この調整パラメータを 0 (オフ)
に設定した場合は書き込まれません。
この調整パラメータの変更を行う対象ユーザー
すべてのユーザー。
変更に関する制限事項
この調整パラメータの変更は直ちに有効になります。
この調整パラメータの値を大きくする場合
システムの開発者または保守管理者によるデバッグが必要なため、読み取り/書き込み共有メモリーセグメントをユーザーコアファイルに含める場合。
この調整パラメータの値を大きくした場合の影響
ほとんどの場合、ユーザープロセスのコアファイルが増大します
(アプリケーションの多くは共有メモリーを使用します)。 これは、ディスクスペースが希少なシステムでは問題になる可能性があります。
この調整パラメータの値を小さくする場合
コアファイルで、共有メモリーの破壊またはそのデータ値を対象としたデバッグが必要ない場合。
この調整パラメータの値を小さくした場合の影響
コアファイルが小さくなる傾向があります。
同時に変更する必要がある他の調整パラメータ
必ず core_addsmem_read についても検討してください。このパラメータは、読み取り専用共有メモリーセグメントに対して同じ処理を行います。
警告
HP-UX のカーネル調整パラメータはすべて、リリースごとに異なります。
このパラメータは、HP-UX の今後のリリースにおいて、削除されたり機能が変更される可能性があります。
HP 社または他のベンダーのカーネルソフトウェアをインストールすると、
カーネル調整パラメータが変更されることがあり、その場合、 インストール後に、カーネル調整パラメータがデフォルト値でも推奨値でも
ない値に設定されていることがあります。 カーネル調整パラメータの値への影響については、
インストールするカーネルソフトウェアのドキュメントを参照してください。
工場インストールされたカーネルソフトウェアについては、 http://docs.hp.com/ja の 『『HP-UX
リリースノート』』 を参照してください。
著者
core_addshmem_write は、HP で開発されました。