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HP-UX リファレンス: セクション 5 : その他の機能 > d

dump_compress_on(5)

カーネル調整パラメータ
HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

dump_compress_on ― カーネルパニックの発生時にメモリーページを圧縮してダンプするか非圧縮でダンプするかを選択

フェールセーフ

0

デフォルト

1 (クラッシュ時のシステム状態に基づいて、圧縮してダンプするかどうかをカーネルが決定します)

設定可能な値

整数値0および1

dump_compress_on の設定は次のように使用されます。

0  

非圧縮でダンプします。

1  

処理速度を上げるために圧縮してダンプします (可能な場合)。

推奨値

1 (カーネルがダンプモードを選択します)

カーネルが通常選択する値は 1 です。

説明

大規模なシステムの場合、システムに搭載されている物理メモリーの量によってはカーネルパニック発生時のシステムメモリーのダンプに非常に時間がかかることもあります。 圧縮ダンプの機能を使用することで、ダンプが小さく高速になり、ファイルシステムに保存する時間も短縮されます。

crashconf コマンドとその関連構成ファイル /etc/rc.config.d/crashconf は、ダンプに使用するモードを制御します。

このパラメータのデフォルト値は 1 です。この場合、システムは発生したクラッシュのタイプに基づいて、圧縮してダンプするかどうかを決定します。

システムクラッシュのタイプによっては、非圧縮のクラッシュダンプが必要な場合もあります。また、ダンプの実行時にシステムオペレータが非圧縮のクラッシュダンプを要求する場合も考えられます。どちらの場合も、 dump_compress_on で選択されているモードに関係なく、非圧縮のクラッシュダンプが実行されます。

この調整パラメータの変更を行う対象ユーザー

この調整パラメータの値を変更するのは当社のフィールドエンジニアだけです。

変更に関する制限事項

この調整パラメータの変更は直ちに有効になります。

この調整パラメータをオンにする場合

システムクラッシュの発生時に圧縮ダンプを実行する場合は、この調整パラメータをオンにします。

この調整パラメータをオフにした場合の影響

この調整パラメータをオフにすると、常に非圧縮のダンプが実行されます。大量のメモリーを搭載したマシンでは、通常、非圧縮のダンプには圧縮ダンプの 3 倍の時間がかかります。

この調整パラメータをオフにする場合

圧縮ダンプに問題がある場合は、この調整パラメータをオフにします。

この調整パラメータをオンにした場合の影響

システムは、クラッシュのタイプに基づいてダンプモードを決定します。

同時に変更する必要がある他の調整パラメータ

ありません。

警告

HP-UX のカーネル調整パラメータはすべて、リリースごとに異なります。このパラメータは、HP-UX の今後のリリースにおいて、削除されたり機能が変更される可能性があります。

HP 社または他のベンダーのカーネルソフトウェアをインストールすると、 カーネル調整パラメータが変更されることがあり、その場合、 インストール後に、カーネル調整パラメータがデフォルト値でも推奨値でも ない値に設定されていることがあります。 カーネル調整パラメータの値への影響については、 インストールするカーネルソフトウェアのドキュメントを参照してください。 工場インストールされたカーネルソフトウェアについては、 http://docs.hp.com/ja の 『『HP-UX リリースノート』』 を参照してください。

著者

dump_compress_on は HP で開発されました。

参照

crashconf(1M)、 alwaysdump(5)、 dontdump(5)

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