本文に進む 日本−日本語
日本HPホーム 製品とサービス お客様サポート/ ダウンロード ソリューション ご購入の方法
≫ お問い合わせ
詳細検索オプション
日本HPホーム
HP-UX リファレンス: セクション 5 : その他の機能 > h

hier(5)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
≫ 

テクニカル ドキュメント

PDF版
フィードバック
ここから本文が始まります

 ≫ 目次

 ≫ 索引

名称

hier ― ファイルシステムの階層

説明

HP-UX のファイルシステムは管理しやすい階層ツリー構造になっています。 ツリー構造ファイルシステムの中で、1 台のマシンに固有のファイル、複数のマシンで共用されるファイル、およびホームディレクトリに対して、別個の領域が提供されています。

共用されるファイルには、共通のアーキテクチャを持つ複数のマシンによって共用されるものと、すべてのマシンによって共用されるものとの 2 種類があります。 この構造では、共用可能ファイルを 1 台のマシン (サーバ) にストアしておき、そこに多数のマシン (クライアント) からアクセスすることができます。

下図に、ファイルシステムのレイアウトを示します。 この図で示されていないディレクトリがあります。これについては、以下に説明します。

ディレクトリレイアウト図

          |---- dev       
          |                 |---- bin                    
          |---- etc         |                 |---- bin  
          |                 |---- ccs  ------ |          
          |---- usr  ------ |                 |---- lib  
    / --- |                 |---- lib                    
          |---- sbin        |                            
          |                 |---- sbin                   
          |---- var         |                            
          |                 |---- lbin                   
          |---- home        |                            
          |                 |---- include     |---- dict 
          |---- opt         |                 |          
          |                 |---- share ----- |---- lib  
          |---- (export)                      |          
                                              |---- man  

以降に、代表的な HP-UX ディレクトリ階層構造を示します。HP-UX アプリケーションの中には、ここに挙げていないディレクトリを持つものもあります。

/ 

ルートディレクトリ

/dev 

スペシャルファイル (ブロック型および文字型ファイル)。 mknod(1M) を参照してください。

/etc 

ホストに固有の構成および管理データベース。

/etc/opt 

アプリケーションに固有の設定ファイル用のディレクトリ。(オプショナルパッケージ用の設定情報)

/etc/rc.config.d 

起動設定ファイル

/export 

エクスポートされたファイルシステムのデフォルトのルート。サーバ専用。

/home 

ユーザディレクトリのためのデフォルトのルート

/lost+found 

fsck(1M). によって切り離されたファイルを置く場所

/mnt 

ローカルファイルシステム用のマウントポイント

/net 

リモートファイルシステム用のマウントポイント

/opt 

オプショナル アプリケーションパッケージ用のサブツリーのルート

/sbin 

必須システムコマンド。必須コマンドは、システムをブートしファイルシステムをマウントするのに必要な実行可能ファイルとして定義されます。ユーティリティ一式は、 /usr をマウントしてからでないと使用できません。

/sbin/init.d 

起動およびシャットダウンスクリプト

/sbin/rc0.d 

実行レベル 0 を開始または終了するための /sbin/init.d の中のスクリプトに対するリンクファイル

/sbin/rc1.d 

実行レベル 1 を開始または終了するための /sbin/init.d の中のスクリプトに対するリンクファイル

/sbin/rc2.d 

ランラベル 2 を開始または終了するための /sbin/init.d の中のスクリプトに対するリンクファイル

/sbin/rc3.d 

実行レベル 3 を開始または終了するための /sbin/init.d の中のスクリプトに対するリンクファイル

/stand 

スタンドアロンバイナリおよびカーネル設定ファイル

/tmp 

システムによって生成されるテンポラリファイル。通常はブート動作時にクリアされます。

/usr 

共用可能ユーザおよびシステム管理コマンド、ライブラリ、およびドキュメンテーションのためのマウントポイント

/usr/bin 

一般的なユーティリティおよびユーザコマンドの主な格納場所

/usr/ccs 

C コンパイレーションシステム。C プログラムを生成するために使用されるツールとライブラリ

/usr/ccs/bin 

cc, make, strings などを含む、開発用バイナリ

/usr/ccs/lib 

開発用ライブラリ

/usr/ccs/lbin 

開発用バックエンド

/usr/conf 

カーネル設定ファイル

/usr/contrib 

ユーザが作成した (サポートされていない内部用の) コマンド、ファイルなどを入れるディレクトリ。このディレクトリのファイルは、(例えばユーザグループや HP のサービスエンジニアなどの) ローカルサイトや組織の外部に由来するファイルです。

/usr/contrib/bin 

ユーザによって作成されたコマンド

/usr/contrib/include
  

ユーザによって作成されたインクルードファイル

/usr/contrib/lib 

ユーザによって作成されたライブラリ

/usr/contrib/man 

ユーザによって作成されたマニュアルページ

/usr/include 

C その他のプログラム用の、インクルードされるヘッダファイル。以下にサブディレクトリをいくつか示します。

/usr/include/machine
  

マシン固有の C インクルードファイル

/usr/include/nfs 

ネットワークファイルシステム (NFS) 用の C インクルードファイル

/usr/include/sys 

カーネル関連の C 言語ヘッダファイル

/usr/lbin 

他のコマンドに対するバックエンド実行可能ファイルのためのディレクトリ。バックエンド実行可能ファイルとは、一般にユーザによって直接に呼び出されることがない実行可能ファイルです。

/usr/lib 

プログラムライブラリ、オブジェクトコード、およびアーキテクチャ依存データベース

/usr/lib/nls 

母国語サポート用のディレクトリ

/usr/local 

サイトに固有なコマンドやファイルなどのためのディレクトリ。このディレクトリのファイルはローカルなサイト、組織に由来するファイルです。ローカルなものではないサポートされていないコマンドやファイルに関しては、/usr/contrib を参照してください。

/usr/local/bin 

サイトに固有のコマンド

/usr/local/lib 

サイトに固有のライブラリ

/usr/local/man 

サイトに固有のマンページ

/usr/newconfig 

デフォルトのオペレーティングシステム設定データファイル。このディレクトリは /. をミラーリングするディレクトリ階層です。現在のバージョンをオーバライトしないように、カスタマイズ可能な設定ファイルやデータベースはここに置いてあります。新たにシステムをインストールする場合は、このディレクトリのファイルを、通常の格納場所にコピーします。システム管理者は、後で参考にするために元のファイルを残しておくこともできます。

/usr/old 

使用されなくなったり古くなったファイルやプログラム

/usr/sbin 

システム管理コマンド

/usr/share 

アーキテクチャに依存しない共用可能ファイル

/usr/share/dict 

spellispell 用のディレクトリ

/usr/share/lib 

雑多な共用可能ライブラリ

/usr/share/man 

オンラインのドキュメンテーション

/var 

「可変」ファイル用サブツリーのルート。これらは、実行時に作成され任意の大きさに増大するファイルです。例えば、ログファイル、テンポラリファイル、トランジェントファイル、スプールファイルなどです。

/var/adm 

ログファイルやアカウンティングファイルといったシステム管理ファイル。以下にサブディレクトリをいくつか示します。

/var/adm/crash 

カーネル クラッシュダンプのセーブ用

/var/adm/cron 

cron(1M) キューイング用のディレクトリ

/var/adm/sw 

ソフトウェア配布デポ用デフォルトロケーション

/var/adm/syslog 

syslog によって生成されるログファイル syslog(3C)syslogd(1M). を参照してください。

/var/mail 

着信メール

/var/news 

news(1). 用のローカルシステムニュース項目

/var/opt 

オプショナル ソフトウェアパッケージに関連した可変ファイルのためのサブツリーのルート。

/var/preserve 

ex(1)vi(1) が、修復が行われるまで、失われた編集セッションを 置く場所

/var/run 

デーモンの実行時に作成されるファイル。例えば、syslogdsyslog.pid のプロセス ID(PID) ファイルはここに置かれます。

/var/spool 

プリンタスプーリング、メール転送、 cron(1M) などさまざまな用途に使用されるディレクトリ

/var/spool/cron 

cron(1M)at(1) のスプーリングファイル

/var/spool/lp  

プリンタ スプールファイル

/var/spool/mqueue
  

発信メールと、メールシステムからのメッセージが入ったログファイル

/var/spool/uucp 

UUCP スプールディレクトリ

/var/tmp 

アプリケーションによって生成されるテンポラリファイル。このディレクトリはシステム再ブート間にクリアされないのが普通です。

/var/uucp 

UUCP 管理ファイル

制約

すべての HP-UX のインプリメンテーションでサポートされていない コマンドやファイルを含むディレクトリもあります。

参照

find(1), grep(1), ls(1), whereis(1)

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項
© 1983-2004 Hewlett-Packard Development Company, L.P.