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HP-UX リファレンス: セクション 5 : その他の機能 > k

ksi_send_max(5)

カーネル調整パラメータ
HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

ksi_send_max ― 1 プロセスあたりの待ち行列シグナル数の上限

デフォルト

32

設定可能な値

32 maxint (0x7fffffff)

説明

ksi_send_max は、送信元が送信し、受信先で保留可能な待ち行列シグナル数の、1 プロセスあたりの上限です。この上限は、プロセスの送信元ごとに設定します。 ksi は「カーネルシグナル情報」の略で、待ち行列シグナルに関する情報を含むエントリーを識別します。待ち行列シグナル 1 つにつき 1 つのエントリーがあります。待ち行列シグナルは、 sigqueue システムコール、タイマーの期限切れ、POSIX リアルタイムメッセージ待ち行列、および非同期 I/O で使用されます。ユーザーが生成したシグナル (kill および raise による) は待ち行列には入れられません。

この調整パラメータの変更を行う対象ユーザー

すべてのユーザー。

変更に関する制限事項

この調整パラメータの変更は、次回リブート時に有効になります。

この調整パラメータの値を大きくする場合

待ち行列シグナルを使用する機能を頻繁に使用すると、この値を大きくする必要性が生じます。 sigqueue システムコールにより EAGAIN が返された場合は、この調整パラメータの値を増やす必要があります。

この調整パラメータの値を大きくした場合の影響

メモリー使用量が増加します。ただし、これは待ち行列シグナルが使用された場合に限ります。割り当てられるエントリーはすべて 96 バイトです。

この調整パラメータの値を小さくする場合

アプリケーションの待ち行列シグナルの使用量をコントロールしたい場合のみです。

この調整パラメータの値を小さくする場合

値が低すぎると、待ち行列シグナルを使用するアプリケーションが失敗する可能性があります。

同時に変更する必要がある他の調整パラメータ

システム全体の待ち行列シグナル数を制限する ksi_alloc_max についても検討します。 ksi_alloc_max はシステムベースで、 ksi_send_max はプロセスベースであるため、調整パラメータ ksi_alloc_max の方が常に大きくなければなりません。

ksi_send_max のデフォルト値は 32 で、 ksi_alloc_max のデフォルト値は 'nproc * 8' です。

警告

HP-UX のカーネル調整パラメータはすべて、リリースごとに異なります。このパラメータは、HP-UX の今後のリリースにおいて、削除されたり機能が変更される可能性があります。

HP 社または他のベンダーのカーネルソフトウェアをインストールすると、 カーネル調整パラメータが変更されることがあり、その場合、 インストール後に、カーネル調整パラメータがデフォルト値でも推奨値でも ない値に設定されていることがあります。 カーネル調整パラメータの値への影響については、 インストールするカーネルソフトウェアのドキュメントを参照してください。 工場インストールされたカーネルソフトウェアについては、 http://docs.hp.com/ja の 『『HP-UX リリースノート』』 を参照してください。

著者

ksi_send_max は、HP で開発されました。

参照

kill(2)、sigqueue(2)、ksi_alloc_max(5)

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