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math(5)

HP-UX 11i Version 2: September 2004
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名称

math ― 数学関数と定数および型

構文

#include <math.h>

説明

このファイルには、数学ライブラリ (第 (3M) 章で説明しています) の全関数の宣言が入っています。

Itanium(R) ベース システムの場合、 -fpwidetypes オプションを使ってコンパイルするとき、このファイルは次の型も定義します。

extended 

Itanium ベース システムの 80 ビットの拡張形式の倍精度型。

quad 

IEEE 754 準拠の 128 ビット浮動小数点型。HP-UX では、 quadlong double の同義語です。

このファイルは、次の型を定義しています。

float_t 

少なくとも float と同じビット幅を持つ浮動小数点型。PA-RISC の場合、 float_tfloat です。Itanium ベース システムの場合、 float_t は、 FLT_EVAL_METHOD が 0 であれば float であり、 FLT_EVAL_METHOD が 1 であれば double であり、 FLT_EVAL_METHOD が -2 であれば extended です。

double_t 

少なくとも double と同じビット幅を持つ浮動小数点型。PA-RISC の場合、 double_tdouble です。Itanium ベース システムの場合、 double_t は、 FLT_EVAL_METHOD が 0 または 1 であれば double であり、 FLT_EVAL_METHOD が -2 であれば extended です。

Itanium ベース システムの場合、 FLT_EVAL_METHOD の値は、コンパイラオプション -fpeval=float (デフォルト)、 -fpeval=double-fpeval=extended のどれを使用したかによって、0、1、または -2 になります。

このファイルは次の定数を定義しています。Itanium ベース システムの場合、これらは静的データおよび集合型データの初期化に使用できます。

NAN 

NaN (Not-a-Number) の値 (float 型)

INFINITY 

正の無限値 (float 型)

HUGE_VAL 

倍精度浮動小数点数 (IEEE 正の INFINITY) の最大値 (double 型)

HUGE_VALF 

float 型で表現できる最大値 (float 型、IEEE 正の無限大)。

HUGE_VALL 

Itanium ベース システムのみ。 long double 型で表現できる最大値 (long double 型、IEEE 正の無限大)。

HUGE_VALW 

Itanium ベース システムのみ。 extended 型で表現できる最大値 (extended 型、IEEE 正の無限大)。 HUGE_VALW を使用するには、 -fpwidetypes オプションを使ってコンパイルします。

HUGE_VALQ 

Itanium ベース システムのみ。 HUGE_VALL と等価。 HUGE_VALQ を使用するには、 -fpwidetypes オプションを使ってコンパイルします。

このファイルは、 ilogb() 関数の特別な場合の戻り値を示す、次の整数の定数を定義しています。

FP_ILOGB0 

引き数が 0 の場合の ilogb() の戻り値です。

FP_ILOGBNAN 

引き数が NaN の場合の ilogb() の戻り値です。

Itanium ベース システムの場合、このファイルは、 <math.h> の関数でサポートされるエラー処理方法を識別する、次の整数の定数を定義しています。

MATH_ERRNO 

ISO/IEC C99 errno の仕様をサポートすることを示します。

MATH_ERREXCEPT  

ISO/IEC C99 例外フラグの仕様をサポートすることを示します。

math_errhandling
  

+Olibmerrno コンパイラオプション (デフォルトではありません) が使用されている場合は MATH_ERRNO 、それ以外の場合は MATH_ERREXCEPT として定義されます。

ユーザーの便宜を図って、以降の数学定数 (double 型) が定義されています。

M_E 

自然対数の底

M_LOG2E 

2 を底とする e の対数

M_LOG10E 

10 を底とする e の対数

M_LN2 

2 の自然対数

M_LN10 

10 の自然対数

M_PI 

円周の直径に対する比 (π 、その逆数および平方根の分数もいくつかあります: M_PI_2M_PI_4M_1_PIM_2_PI、および M_2_SQRTPI)

M_SQRT2 

2 の正の平方根

M_SQRT1_2 

1/2 の正の平方根

さまざまな機種に依存した定数の定義は、 <values.h> ヘッダファイルの説明を参照してください。

extended または quad のいずれかの型、 HUGE_VALW または HUGE_VALQ のいずれかのマクロを使用するには、 -fpwidetypes オプションを使ってコンパイルします。

ファイル

/usr/include/math.h

参照

intro(3)、 complex(5)、 fenv(5)、 values(5)

標準準拠

<math.h>: SVID3、XPG4.2、ANSI C、ISO/IEC C99

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