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HP-UX リファレンス: セクション 5 : その他の機能 > m

max_thread_proc(5)

カーネル調整パラメータ
HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

max_thread_proc ― 1 つのプロセスで可能な並行スレッドの最大数の定義

フェールセーフ

256

デフォルト

256

設定可能な値

64 nkthread

推奨値

256

説明

max_thread_proc は、システム上の 1 つのプロセスで可能なスレッドの最大数を制限する、動的な調整パラメータです。 max_thread_proc を調整すると、1 つのプロセスで可能なスレッドの最大数が max_thread_proc の新しい値になります。プロセスのスレッドの合計数が max_thread_proc を超えると、どのプロセスも新しいスレッドを作成できなくなります。

この調整パラメータの変更を行う対象ユーザー

1 プロセスあたりのスレッドを多数必要とするアプリケーションをシステム上で実行するシステム管理者。

変更に関する制限事項

max_thread_proc を調整した場合の既存のプロセスに対する影響はさまざまです。ただし、既存のスレッドは影響を受けません。

この調整パラメータの値を大きくする場合

max_thread_proc の値を増やす必要があるのは、 max_thread_proc に現在設定されている値より多くのスレッドを 1 つのプロセスで必要とするアプリケーションを実行する場合です。また、スレッドの作成が失敗し、 errno の値が EAGAIN である場合は、 max_thread_proc に達したことを示している可能性があります。ただし、スレッドの作成が EAGAIN で失敗する原因は max_thread_proc に達したこと以外にも考えられます。 EAGAIN は、システムの調整パラメータ nkthread に達したか、システム上のメモリーを使い尽くされた場合にも返されます。

この調整パラメータの値を大きくした場合の影響

1 つのプロセスグループが、システム全体でのスレッドをすべて使用してしまう可能性があります。

この調整パラメータの値を小さくする場合

1 つのプロセスで可能なスレッド数を制限する必要があると考えられる場合。

この調整パラメータの値を小さくした場合の影響

多数のスレッドを必要とする一部のアプリケーションでは、異常な動作をしたり、動作が失敗する可能性があります。

同時に変更する必要がある他の調整パラメータ

場合によっては nkthread の値を調べてください。

警告

HP-UX のカーネル調整パラメータはすべて、リリースごとに異なります。このパラメータは、HP-UX の今後のリリースにおいて、削除されたり機能が変更される可能性があります。

HP 社または他のベンダーのカーネルソフトウェアをインストールすると、 カーネル調整パラメータが変更されることがあり、その場合、 インストール後に、カーネル調整パラメータがデフォルト値でも推奨値でも ない値に設定されていることがあります。 カーネル調整パラメータの値への影響については、 インストールするカーネルソフトウェアのドキュメントを参照してください。 工場インストールされたカーネルソフトウェアについては、 http://docs.hp.com/ja の 『『HP-UX リリースノート』』 を参照してください。

著者

max_thread_proc は、HP で開発されました。

参照

nkthread(5)

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