名称
maxuprc ― 1 ユーザーが同時に実行できるユーザープロセスの最大数の制限
説明
maxuprc は、1 ユーザーあたりのプロセスの最大数を制限する動的な調整パラメータです。root
だけが、 maxuprc で制限されているプロセス数より多いプロセスを実行できます。
この調整パラメータの変更を行う対象ユーザー
maxuprc の値は、システムの使用法に基づいて、システム管理者が変更できます。
変更に関する制限事項
ありません。この調整パラメータは動的です。
この調整パラメータの値を大きくする場合
maxuprc の値を変更する必要があるのは、ユーザーが、現在 maxuprc で許可されているプロセス数より多くのプロセスを必要とする場合です。 fork() がエラー値 EAGAIN で失敗した場合は、
その特定のユーザーが maxuprc に達したことを示している可能性があります。ただし、このことだけが、 fork() がエラー番号値 EAGAIN で失敗する原因とは限りません。 EAGAIN は、システムの調整パラメータ nproc に達したか、システム上のメモリーを使い果たした場合にも返されます。
この調整パラメータの値を大きくした場合の影響
maxuprc の値を増やすと、1 人のユーザーがシステムの大半のリソースを使用できるようになります。
この調整パラメータの値を小さくする場合
maxuprc の値を減らす必要があるのは、1 人のユーザーが同時に多数のプロセスを実行して、
システムのリソースを独占しているような場合です。
この調整パラメータの値を小さくした場合の影響
多数のプロセスに依存するアプリケーションは、異常な動作をしたリ、動作が失敗する可能性があります。
既存のプロセスはそのまま実行されますが、 maxuprc を越える新しいプロセスを作成しようとすると失敗します。
同時に変更する必要がある他の調整パラメータ
maxuprc を調整する場合は、 nproc の値に注意する必要があります。
警告
HP-UX のカーネル調整パラメータはすべて、リリースごとに異なります。このパラメータは、HP-UX
の今後のリリースにおいて、削除されたり機能が変更される可能性があります。
HP 社または他のベンダーのカーネルソフトウェアをインストールすると、
カーネル調整パラメータが変更されることがあり、その場合、 インストール後に、カーネル調整パラメータがデフォルト値でも推奨値でも
ない値に設定されていることがあります。 カーネル調整パラメータの値への影響については、
インストールするカーネルソフトウェアのドキュメントを参照してください。
工場インストールされたカーネルソフトウェアについては、 http://docs.hp.com/ja の 『『HP-UX
リリースノート』』 を参照してください。