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HP-UX リファレンス: セクション 5 : その他の機能 > m

msgmnb(5)

カーネル調整パラメータ
HP-UX 11i Version 2: September 2004
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テクニカル ドキュメント

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名称

msgmnb ― 1 つの System V IPC メッセージ待ち行列内に格納できる最大バイト数

デフォルト

16384

フェールセーフ

16384

設定可能な値

最小値: 0

最大値: 64*1024*1024 または (msgssz*msgseg) の小さい方の値

説明

msgmnb 調整パラメータは、1 つの System V IPC メッセージ待ち行列に同時に格納できる全メッセージの合計サイズの最大値をバイト単位で指定します。

msgsnd() システムコールは、 msgmnb で設定されている上限を超える場合には、 msgrcv() の呼び出し元によって待ち行列内のバイト数が減少され、新しいメッセージと待ち行列内に残っているメッセージが msgmnb の制限内に収まるサイズになるまでブロックします (IPC_NOWAIT が指定されている場合は EAGAIN を返します)。

System V メッセージ待ち行列についての詳細は、 mesg(5) マンページの 『概要』 の項を参照してください。

この調整パラメータの変更を行う対象ユーザー

すべてのユーザー。

変更に関する制限事項

変更内容は、変更後の msgsnd() の処理で有効になります。

この調整パラメータの値を大きくする場合

アプリケーションで 1 つの待ち行列内により多くのデータを格納する必要がある場合に、この調整パラメータの値を大きくします。

この調整パラメータの値を小さくする場合

アプリケーションが 1 つの待ち行列内に多くのデータを格納する必要がない場合に、この調整パラメータの値を小さくします。

同時に変更する必要がある他の調整パラメータ

System V IPC メッセージ待ち行列の調整パラメータはすべて相互に関連しているため、個別の変数として扱うことは できません 。これらのパラメータのセットを 1 つのシステムとして評価し、アプリケーションの要件が確実に反映されるようにします。 メッセージの調整パラメータには、 msgmapmsgmaxmsgmnbmsgmnimsgsegmsgssz、 および msgtql が含まれます。 特に、 msgmnb 調整パラメータを変更した場合には、 msgseg および msgtql 調整パラメータも必ず変更しなければなりません。

警告

HP-UX のカーネル調整パラメータはすべて、リリースごとに異なります。このパラメータは、HP-UX の今後のリリースにおいて、削除されたり機能が変更される可能性があります。

HP 社または他のベンダーのカーネルソフトウェアをインストールすると、 カーネル調整パラメータが変更されることがあり、その場合、 インストール後に、カーネル調整パラメータがデフォルト値でも推奨値でも ない値に設定されていることがあります。 カーネル調整パラメータの値への影響については、 インストールするカーネルソフトウェアのドキュメントを参照してください。 工場インストールされたカーネルソフトウェアについては、 http://docs.hp.com/ja の 『『HP-UX リリースノート』』 を参照してください。

著者

msgmnb は、AT&T で開発されました。

参照

msgrcv(2)、 msgsnd(2)、 mesg(5)、 msgmap(5)、 msgmax(5)、 msgmni(5)、 msgseg(5)、 msgssz(5)、 msgtql(5)

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