名称
shmmax ― System V 共有メモリーセグメントの最大サイズ (バイト)
値
設定可能な値
最小値: 2048
最大値: 0x40000000000
説明
共有メモリーは、効率のよい InterProcess Communications (IPC)
機構です。 1 つのプロセスが共有メモリーセグメントを作成し、それをそのプロセスのアドレス空間に割り当てます。
共有メモリーセグメント経由でこのプロセスと通信しようとするプロセスは、自分の対応するアドレス空間にその共有メモリーセグメントを同様に割り当てます。
共有メモリーセグメントを割り当てたプロセスは、割り当て時に指定されたパーミッションに従い、そのセグメントに対して読み取りや書き込みを行うことができます。
この調整パラメータは、システム内のそのようなセグメントの最大サイズを設定します。HP-UX
11i の時点では動的な調整パラメータです。
この調整パラメータの変更を行う対象ユーザー
すべてのユーザー。
変更に関する制限事項
この調整パラメータの変更は直ちに有効になります。
この調整パラメータの値を大きくする場合
shmmax の値が最大値を下回っていて、ユーザープログラムが現在の値より大きなセグメントを shmget しようとして EINVAL エラーメッセージを受け取った場合。
この調整パラメータの値を大きくした場合の影響
ユーザープログラムが shmget を使用して、より大きなセグメントを取得できるようになることが唯一の効果です。
この調整パラメータの値を小さくする場合
System V セグメントの最大サイズを制限する動作をユーザーのコード上で実現する場合。
この調整パラメータの値を小さくした場合の影響
ありません。
同時に変更する必要がある他の調整パラメータ
セグメントを強制的に小さくすると、ユーザーのコードが、タスクを達成するためにセグメントを追加作成しようとする場合があるため、 shmseg および shmmni の変更について検討する必要があります。
警告
HP-UX のすべてのカーネル調整パラメータは、リリースごとに異なります。
このパラメータは、HP-UX の今後のリリースにおいて、削除されるか、意味が変わる可能性があります。
HP 社または他のベンダーのカーネルソフトウェアをインストールすると、
カーネル調整パラメータが変更されることがあり、その場合、 インストール後に、カーネル調整パラメータがデフォルト値でも推奨値でも
ない値に設定されていることがあります。 カーネル調整パラメータの値への影響については、
インストールするカーネルソフトウェアのドキュメントを参照してください。
工場インストールされたカーネルソフトウェアについては、 http://docs.hp.com/ja の 『『HP-UX
リリースノート』』 を参照してください。
参照
shmem(5)、 shmmni(5)、 shmseg(5)