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付録 C 高可用性クラスタアプリケーションの設計

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この付録では、高可用性アプリケーションの作成/移植方法について、以下の項目に重点を置いて説明します。

高可用性向けの設計とは、ユーザーが経験する予期しないダウンタイムと計画的ダウンタイムを短縮することです。予期されないダウンタイムには、停電、システム障害、ネットワーク障害、ディスクのクラッシュ、またはアプリケーション障害などの予定されていないイベントがあります。計画的ダウンタイムには、バックアップスケジュールに基づくバックアップ、新しい OS リビジョンへのシステムアップグレード、またはハードウェア交換など予定されているイベントがあります。

以下に示す 2 つの主要な対策に留意してください。

  1. システムのリブートやパニックを処理できるようにアプリケーションを設計してください。既存のアプリケーションを高可用性環境向けに変更する場合は、現時点で、システムパニックの発生後、アプリケーションがどのような状態になるかを確認します。高可用性環境では、アプリケーションを再起動する手順を定義 (かつスクリプト化) しておくことが必要です。アプリケーションの起動/停止手順は、ユーザーによる介入が不要な、自動化された手順でなければなりません。

  2. 以下に示すシステム固有の情報をアプリケーションで使用することにより、別のシステムへのフェイルオーバーや正常動作が妨げられる場合は、これらの情報を使用しないでください。

    • アプリケーションでは uname() または gethostname() を参照しないでください。

    • アプリケーションでは SPU ID を参照しないでください。

    • アプリケーションでは MAC (リンクレベル) アドレスを使用しないでください。

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