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Serviceguard の管理 > 第2章 Serviceguard のハードウェア構成

冗長ネットワーク構成要素

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ネットワークで発生する単一点障害を取り除くには、クラスタノードがアクセスする各サブネットが冗長ネットワークインタフェースを持つことが必要です。また、ケーブル障害を防止するために、冗長ケーブルも必要です。各インタフェースカードは個別のケーブルに接続され、ケーブルはハブやブリッジなどのコネクタで接続されます。ブリッジ、集線装置またはスイッチを経由して物理ケーブルを相互接続する配線方式をブリッジネットと呼びます。

IP アドレスは、ブリッジネットのインタフェースに対して与えられています。IP アドレスを持つインタフェースは一次インタフェースと呼ばれ、IP アドレスを持たないインタフェースは待機インタフェースと呼ばれます。 待機インタフェースは、一次インタフェースで障害が発生したときに、Serviceguard が切り替えることができるインタフェースです。 Serviceguard が一次インタフェースの障害を検出した場合、Serviceguard は、障害が発生したインタフェースカードから正常な待機インタフェースカードへ、IP アドレスおよび関連する接続先を切り替えます。

Serviceguard は、ノードごとに最大 30 個のネットワークインタフェースをサポートしています。ここでいうインタフェースは、lanscan (1m) の出力で LAN インタフェースとして表示されるものと定義されるため、合計 30 個は、物理 LAN ポート、VLAN ポート、IPoIB インタフェース、APA アグリゲーションを組み合わせたものとなります。(1 つのノードには、このようなインタフェースを 30 個以上持たせることができますが、クラスタ構成に組み込むことができるのは、30 個だけです。)

ネットワーク構成を選択する方法については、以降の項で説明します。「ネットワークマネージャの動作」も参照してください。サポートされているネットワーク構成の詳細については、当社のサポート担当にお尋ねください。

注記: シリアル (RS232) 回線は、クラスタハートビート用としてサポートされなくなりました。

Fibre Channel、Token Ring、および FDDI ネットワークは、ハートビート LAN やデータ LAN としてはサポートされなくなりました。

冗長イーサーネット構成

イーサーネット構成での冗長なネットワーク構成要素の使用例を 図 2-1 「冗長 LAN」に示します。

図 2-1 冗長 LAN

冗長 LAN

上図では、2 つのノードを持つ Serviceguard クラスタには、データ/ハートビートサブネット (サブネット A) 用の一次 LAN カードと待機 LAN カードの両方を使って構成される 1 つのブリッジネットがあります。もう 1 つの LAN カードは専用ハートビート LAN とします。一次 LAN セグメントと待機 LAN セグメントはハブで接続されていて、冗長データ/ハートビートサブネットを形成しています。各ノードは、このサブネット用の IP アドレスを持っています。データ/ハートビートサブネット用の一次 LAN カードで障害が発生した場合、Serviceguard は、同じノード上の待機 LAN カードへローカル切り替えを行います。

冗長ハートビートは、ハートビートを搬送する一次 LAN と専用 LAN の両方から供給されます。図 2-1 「冗長 LAN」では、専用ハートビート LAN にはローカル切り替えは必要ありません。これはすでに、他のサブネットを経由する冗長パスが確保されているためです。一次 LAN 上でデータ輻輳 (ふくそう) が発生した場合は、専用ハートビート LAN がハートビート障害の誤診断を防止します。各ノードは、専用ハートビート LAN 用の IP アドレスを持ちます。

注記: データ/ハートビート LAN 上のネットワークデータの通信量が多すぎないか確かめることが必要です。データ通信量が多過ぎる場合、専用ハートビート LAN で障害が発生したときに、ハートビート搬送機能が正常に実行されないおそれがあります。

障害の発生したネットワークカードの交換

システム構成に基づいて、クラスタの実行中に障害の発生したネットワークカードを交換することができます。処理については、第8章 「クラスタのトラブルシューティング」「LAN カードまたは Fibre Channel カードの交換」を参照してください。一部制限がありますが、クラスタの稼働中にクラスタ構成に対する LAN インタフェースの追加や削除も行うことができます。「稼働中のクラスタのクラスタネットワーク構成の変更」を参照してください。

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