ファイルを直前の記録の前に位置付けます。
構文
BACKSPACE 文の構文には、次の 2 つの形式があります。
短い形式:
BACKSPACE integer-expression |
長い形式:
BACKSPACE ( io-specifier-list ) |
| integer-expression | | 順ファイルに接続された装置番号です。 |
| io-specifier-list | | コンマで区切られた次の I/O 指定子の並びです。 |
| [UNIT=]unit |
| | | 順番探査の対象として開いた外部ファイルに接続される装置を指定します。unit は、ゼロより大きい値を持つ整数式でなければなりません。省略可能なキーワードUNIT= が省かれた場合は、unit はio-specifier-list の最初の項目でなければなりません。 |
| ERR=stmt-label |
| | | 文の実行中にエラーが起きた場合に制御が渡される、実行文の文番号を指定します。 |
| IOSTAT=integer-variable |
| | | 文が実行された後、入出力状態を返します。文の実行に成功した場合は、integer-variable がゼロに設定されます。エラーが起きた場合は、正の整数に設定し、エラーの内容を指示します。 |
説明
BACKSPACE 文は、unit に接続された外部ファイルに作用して、そのファイルの直前の記録の前に位置付けます。そのファイルは順番探査用に接続されていなければなりません。
例
次に示す文は、装置 10 に接続されたファイルを直前の記録の前に位置付けます。
次の文は、装置 17 に接続されたファイルを直前の記録の前に位置付けます。文の実行中にエラーが起きた場合、制御は文番号 99 の文に渡されて、エラー・コードがios に返されます。
BACKSPACE (17, ERR=99, IOSTAT=ios) |
関連文
ENDFILE, OPEN, およびREWIND
関連概念
入出力の概念については、第8章 「入出力およびファイル処理」を参照してください。そこでは入出力を実行するプログラムの例も記載しています。入出力の編集については、第11章 「組み込み手続き」を参照してください。